斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2005年12月27日(火) |
年賀状作成と吹っ飛んだNAS |
「フトンが吹っ飛んだ」、というのが、僕の高校卒業時の卒業文集の言葉だったのだけれど、今度はシャレにならない。 NASが吹っ飛んだ。
年賀状を出そうと、住所録データをNASから落とそうと思ったら、NASが死んでいた・・・。 住所録データ、吹っ飛び。
年賀状も印刷屋さんから上がってきているのに、住所録データが吹っ飛び。 結構シャレにならん。
僕の自宅では共有情報は全てNASのなか。 以前から、なんだか自宅ネットワークの調子が悪いなあ、とは思っていたのだけれど、NASが吹っ飛んでいるとは思わなかった。
年賀状を出したいのに、住所録データが吸い出せない・・・。
かなりヤバイ。
ひたすら、電源を入れなおしてみたり、コマンドを打ってみたり・・・。
ガチャガチャ。 ガチャガチャ。
ひらすら、NASの復旧作業。
数時間かけて、何とかNAS復旧。 住所録データも無事吸い上げ。
年賀状の住所録データを吸い上げられた時点で、既に消耗。
レーザープリンタで、住所のラベルをプリントアウト。 何も考えずに、ぺたぺたとラベルをハガキに貼る。 消耗しているので、誰に出しているかも気にしない。 ラベルのあて先すら見ていない。
だって、住所録のデータを吸い上げられた時点で、僕としては満足しているのだ。 たまに、目に入る、あて先を見て、ん? これ、誰だっけ? よく憶えていないけれど、僕の年賀状データベースに入っているんだから、送っちゃえ。年賀状を送っても害はないだろう。 誰だか知らんけど。
年々、年賀状の手抜き化が進んでいる。 僕の場合、PhotoShopで画像データを作って、ネットで印刷屋さんに送信。 上がってきたハガキにデータベースから打ち出した宛名ラベルと切手を貼って、ポストに投函して終了。
手書きのメッセージも書かない。
このクソ忙しい年末に、何百枚ものハガキにメッセージなんて書いてられるかよ。 10年も会っていない顔を見てもたぶんわからない相手に書くメッセージなんぞあるか、と。 少し前までは、PhotoShopで作るデザインには気合いを入れていた。 でも、今となっては、やる気なし。 手抜き。 10分くらいで、ちょこちょこっと作業して画像データ作成。 ネットで印刷屋さんに画像データをアップ。 後は、ラベルを貼り付ければ、作業完了。
全く心がこもっていない。
思うのは、年賀状が年々、形骸化していること。 そもそも、友人の住所なんて、普通知らないでしょ。 携帯の電話番号やメールアドレスは知っているけれど、住所までは知らない。 友人宅に行った事はあっても、番地まできちんと知っているか、というと知らない。 会社の住所録も個人情報保護法のせいで、非公開。 日ごろ、お世話になっている人の自宅住所はわからんのだ。 よって、年賀状の差出相手は、実際の交友関係とはかなり異なる。
12月の初旬ごろからは、喪中ハガキがじゃんじゃん届く。 でも、僕は相手が喪中だろうが何だろうが年賀状を送る。 僕は、ずっと以前から、「Happy」とか、「お慶び」といったキーワードを年賀状には入れていない。 ただの年次報告ハガキである。 今年は、年賀状から年号もはずした。 元旦に届くただのハガキ。 手抜きなので、DMと同レベル。 殺伐としている。
でもねえ、年賀状は、メールで届いてもあんまりうれしくない。 やっぱり紙媒体だろう。
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