斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
β版
目次 | <<前へ| 次へ>>
2005年05月01日(日) |
携帯電話のバッテリーは二系統にすべき |
携帯電話は、本来の電話としての「話す」という目的以外の用途が増えてきた。 ブラウザ、PIM、音楽プレイヤー、デジタルカメラ、地上波デジタル放送受信、ゲーム機、云々。 同時にバッテリーの消耗も激しくなってきた。
僕の場合、FOMA端末を使っているのだけれど、携帯電話をガンガン使うと、半日程度しかバッテリーは保たない。 カタログスペックから言えば、2-3日くらいは充電の必要はなさそうなものなのだけれど、実際には、電話以外の機能を多用するので、あっという間にバッテリーを消耗する。 そのせいで、僕の携帯電話は常に充電中。 自宅と会社に充電用のクレードルを置き、コンセントがある場所では、携帯電話を常に充電器に繋ぐようにしている。
携帯電話の「話す」以外の機能は今後も拡張されていくだろう。 だが、そこで困るのが、バッテリー問題である。 携帯電話は、待ち受け状態で長時間に渡って利用可能でなくてはならない。 ところが、「話す」以外の機能の多用により、バッテリーが消耗してしまい、待ち受け、通話が不可能になる事が多くなってきた。 携帯電話本来の「話す」機能が、多機能化により、犠牲になってしまう。 これは、大変困る。
僕は、携帯電話のバッテリーは二系統にすべきだ、と思う。 通話のためのバッテリーと付加機能のためのバッテリー。 通話以外の機能の多用により、通話機能のバッテリーを犠牲にしなくても良いように二系統にわけるべきだ。 携帯電話に音楽プレイヤー機能が搭載されているから、といって携帯電話で長時間、音楽を聴いていたら、バッテリーはあっという間に消耗してしまう。 通話機能と通話機能以外で、バッテリーが二系統に別れているべきだと思う。
もしくは、バッテリーが一系統であっても、通話機能のためにバッテリーの一定容量を確保できるようにすべきだ。 待ち受け100時間、通話1時間は、通話用に常に予約。 余ったバッテリーの容量を、通話以外の機能のために使用する。 通話用のバッテリー予約容量は、ソフトウエアアプリケーションで任意に変更できるようにしておけば、更に機能的だ。 通話以外の機能に予約しておいたバッテリー容量がなくなっても、通話用のバッテリー容量を通話以外のバッテリーに回せるようにしておけばいい。
携帯電話の付加機能の有効活用のためには、バッテリーを二系統にするか、マネジメント機能を搭載することが不可欠であるように思う。 どうして存在しないのかな?
目次 | <<前へ| 次へ>>
|