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2003年05月31日(土) WEBLOG(BLOG)の本質はオタク文化

WEBLOG(BLOG)について、ジャーナリズムだとか言っている人もいるけれど、僕はそうは思わない。
僕はエンピツの時事経済ジャンルに登録しているけれど、そこでランキングされているサイトを見渡しても、ジャーナリズム的なものはほとんどない。
本人はジャーナリズムだと信じている人もいるのかも知れないけれど、大半は受け売りのコメントでしかない。
事実や真実でもなく、本人の意見でもない。
正直言って、読みたくないし、友達にもなりたくない。
僕としては他のジャンルに登録されているオタク的な日記のほうがずっと面白い。

WEBLOG(BLOG)の本質はオタク文化なのだと思う。

僕はいわゆる日本のオタクカルチャーである、美少女アニメや同人には全く興味がない。
アキバ系カルチャーとは縁がない。
僕の言うオタクカルチャーとは、アキバ系だけを指すわけではない。
渡辺和博的なマニアックなクルマを愛するエンスーの人とか、クラブカルチャーマニアで毎月10万円分の12インチを買い、全米トップ100の全てのBPMを覚えている人とか、限定モノのブランド物を保存用と使用用に2つずつ買う人とか、新製品は全て発売日に買う物欲番長の人とか・・・。

僕にとって、これらの人々は全て愛すべきオタクである。
こういった人々をオタクとしてひとくくりにしていいのかどうかは、疑問だけれど。
もちろん、僕も広義のオタクだ。

僕はWEBLOGではこのようなオタクの人たちの文章が読みたい。
僕にとってのWEBLOG(BLOG)はオタクカルチャーなのである。

ZD-NETにいい記事が出ていた。
WEBLOG(BLOG)について的確に指摘していると思う。

ここで言及されている通り、WEBLOG(BLOG)は「どのクラスにも1人はいる、パーティやスポーツよりも教室の片隅で風変わりな本を読んだりマニアックな音楽を聴いたりすることを好む人種」のためのものなのだと僕は思う。

実際の僕は、パーティやスポーツに「加えて」教室の「中心」で風変わりな本を読んだりマニアックな音楽を聴いたりすることを好む人種、なのだけれど。

日本のサブカルチャーのレベルは、間違いなく世界ではトップクラスである。
カンヌやアカデミー賞に関係なく、日本のサブカルチャーは世界の「オタク」から見れば羨望の的である。
日本語という障壁があるだけだ。

ガイジンがこれを見て喜んでいるかと思うと笑える。

■モナーはFlashに乗って海を渡る
http://www.zdnet.co.jp/news/0305/28/cjad_horikoshi.html
■「戦えキッコーマソ」
http://yoga.tripod.co.jp/flash/kikkomaso.htm
■Chinko Ondo
http://www7.ocn.ne.jp/~helpme/flash/chinko_eng.swf




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孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように

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