斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
β版
目次 | <<前へ| 次へ>>
2003年05月24日(土) |
金正日体制は維持すべき |
世論がどうだ、とかいうことは一切無視して、僕の北朝鮮に対する個人的な見解を書く。 僕は金正日体制は維持すべきだと考える。
なぜなら金正日体制が崩壊すれば、日本の負担が増えるだけだからである。 難民が大挙して日本にもやってくるだろうし、とんでもない額の支援金が必要になるだろう。 東西ドイツの統合と同じく、韓国経済に対する悪影響も計り知れない。
金正日体制が崩壊したら、日本にとっては迷惑なだけである。 北朝鮮には送金でも、米でも何でも送りまくってやれば良い。 そんなものは北朝鮮が崩壊したときの、日本に対するインパクトに比べればゴミである。
拉致被害者の家族を返して欲しければ、カネで解決すれば良い。 金正日のご機嫌を取れば良い。 寅さんのDVDのボックスセットでも何でも送ってやれば良い。 金正日が悪だろうと何だろうと構わない。 ご機嫌をとって、喜ばせておけば良い。
追い詰めるから、窮鼠猫噛状態になるのだ。
カネをやるからおとなしく律動体操でもしてろ、と。
日本がカネヅルになってやれば、カネヅルにミサイルは撃ってこないだろう。 北朝鮮との緊張が高まれば、株式市場にだって悪影響を及ぼす。 北朝鮮向けのゴマすり用の贈り物より、株式市場で失われる額のほうが高い可能性さえある。
金正日体制が崩壊した場合の、日本に対する経済的なインパクトを定量的に把握すべきだ。 感情的にならずに冷静に損得勘定をすれば、金正日体制は存続したほうがトクだと思う。
こういう損得勘定のみの意見を「良識的な」世間は大嫌いなんだろうな。
目次 | <<前へ| 次へ>>
|