斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2002年10月30日(水) |
日本企業は「パチンコで損しない方法=パチンコをしないこと」とレベルは同じ |
竹中さんの総合デフレ対策が後退しまくってしまった。 アホ銀行が保身に走って騒ぎまくったせいだ。
弱い・・・。
超ハードランディング路線じゃなかったのかよ。 ちぇっ。 大銀行が潰れて、連鎖的に企業がボコボコ潰れて、失業者があふれる世の中になるのを期待してたのによ。
日本には本来は死んでなきゃいけないゾンビ企業が大量に存在する。 ダメな企業にはさっさと死んで成仏してもらわないと困る。 ダメな企業は赤字を垂れ流しているだけで、何の存在価値もないのだ。 何で損するために存在しているんだよっ!
何もしなきゃ損しないんだから、ダメな企業は何もしなくて良し。 ダメ企業の社員は会社に来なくても良し。 家でゴロゴロしていてください。 「パチンコで損しない方法=パチンコをしないこと」とレベルは同じだ。
仮に従業員1万人の企業で1,000億円の赤字を出していたとすると、従業員ひとりあたり1,000万円の赤字なわけだ。 この場合、企業が社員全員に1年間の有給休暇を与えて、事業を停止してりゃあ赤字幅が縮小するかも知れないのだ。 むちゃくちゃな計算だけど、社員の平均給与が700万円だったとすると、社員が家で寝ててくれれば、赤字幅は300億円に縮小する。 この企業の社員は一年間、一生けんめい働いて300億円ドブに捨てただけ、ってことになる。 暴論だけど、日本企業って本当にそんな状況なのだ。
ダメな企業が市場から退出しない限り、日本経済の復活は絶対にあり得ない。
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