2006年04月04日(火) |
公益法人等のあり方に関する特別委員会が継続に |
昨日、公益法人等のあり方に関する特別委員会が開催されました。今回で実質6回目(正式には7回だが、最初の1回は正副委員長の互選のみの開催)となります。
昨年の5月に設置提案をし、1ヶ月かかり設置に合意し委員長に就任。実質スタート7月からでしたので1年弱の期間で、これだけ具体的な委員会審査を行った特別委員会は相模原市議会では異例であります。(過去、初当選2年目に防災対策特別委員会委員長になったとき、たしか7回開催した記憶があります。)無論、そもそも特別委員会のあり方が問題なのは過去にも述べてきました。
さて、今回の議題は、5月に行われる予定の議会人事前に、委員会として今までの活動を振り返り、5月以降の対応についての協議でした。(従来、特別委員会が以後のあり方を事前に検討することさえ異例なのです。)
委員各人とも、当特別委員会の設置意義を過去の審査を通して強く感じてくれていました。実態として繰り広げられてきた議論や取り組みは、過去には議会で行われてこなかったことが多かったですし、大変中身も濃く、行政や出資法人自体との新たな緊張関係が生じたともいえます。
そこで、当初予定していた5法人以外にも新たに2法人を追加して審査したことを受けて、残りの7法人についても審査していく運びとなりました。併せて、既に審査した法人についても以後の検証を行っていくことが方向性として申し送りすることにもなりました。
市の公益法人(出資法人)とは、国で大きな問題となっている所謂「特殊法人」の地方版と捉える事ができます。それぞれに果たしてきた役割は大きかったと考えますが、その後の検証がされてなく(少なく)、漫然とした継続や法人の設置意義を新たに考える等、逆さまの対応が随所にみられます。
何故ならば、設置承認しているのも議会だからです。
|