2005年07月12日(火) |
ここ数日の合併に関する動き |
まず、10日に行われた藤野町の町長選挙です。
相模原市との合併が最大の争点であったと言われる今選挙では、新人2氏が立候補をしました。
片や合併推進、片や単独の構図でしたが、約400票で合併推進の候補が当選されました。よって、従前の住民投票と合わせて相模原市を中心とした合併が町の明確な意思として表れたことになります。
次に、11日行われた県議会での議決です。
先週記載しましたとおり、県議会総務企画委員会の決定通りに相模原市・津久井町・相模湖町の合併関連議案が神奈川県議会本会議において賛成多数で可決されました。
以後は、神奈川県知事が総務大臣に申請をします。それほど時間を要せずに行われると思われます。申請後に半月程で告示がされることになります。よって、今議決を受けて1市2町の合併が決定されたと言えます。残念ながら、来年3月20日に飛び地での新相模原市が誕生です。
最後が、10日に行われた相模原市・城山町・津久井町・相模湖町の1市3町の法定合併協議会です。
協議会副会長である城山町の小林町長が会議途中で副会長を辞任しました。合併の期日についてのことだそうです。今協議では、城山町が合併是非を住民投票で決めるとの意思を示していることに関連し、期日を限定しないで協議をすることが会長提案として出されました。(城山町の要請により正副会長会議でそのように決まったから)
ところが、参加委員から期日指定をすることを提案され、多数決で合意しました。これによる辞任です。会議は、その時点で休憩となり、延会となったようです。次回は、8月8日に1市1町(相模原市・藤野町)との合同会議を予定していましたが、これも流動的となりました。
尚、協議会副会長の辞任は会長(小川相模原市長)預かりとなり、正式な決定ではないようです。また、副会長を辞任しても協議会からの離脱ではないため、委員としての席は残ります。
今協議会は、城山町の住民発議により設立されたものです。非常に混迷して先行きがどうなるか解らない状況になってきました。城山町長のリコール(解職請求)も現実味を帯びてきたと囁かれています。
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