2002年10月14日(月) |
あれから10年・・・ |
今から10年前の今日10月14日は自民党元副総裁の金丸信氏が衆議院議員を辞職した日です。 学生でしたが経世会(竹下派)に所属していた藤井先生の事務所に既に勤めていた(丁稚奉公)私は、当時「いったいどうなるんだろう・・・」と思っていました。以後の流れはご承知の通りでして、竹下派分裂→改革フォーラム結成→自民党離党→新生党結成→衆議院解散総選挙→8党会派による連立政権→連立崩壊→新進党結成→新進党解党→自由党結成・・・です。藤井裕久先生が歩んだ道であり、私がお供した道であります。 先日、読売新聞の政界投光機の中で「竹下派分裂10年」と題して掲載されていました。当時、改革フォーラム21に参加した衆議院議員は35人。引退もしくは死去された方12人を除く23人は現在、自民党8人・保守党2人・民主党4人・自由党2人・無所属2人・知事1人・落選4人となっているそうです。 当時を思い出すと、権力闘争はあったにせよ、衆議院への小選挙区制導入による二代政党制実現と自民党を中心にした我が国の構造改革を掲げて行った行動だったと理解しています。そして、学生ながら(学生だから?)無性に血が騒ぎ、ドキドキわくわくしたのを憶えています。 あれから10年が経とうとしています。 後藤田正晴氏は「この改革には10年かかる」と言われていた記憶があります。 10年経った現在の状況は、はたして進んでいるのでしょうか・・・。 少なくとも道半ばあることは事実です。 そして、地方議会ですが議員となっている自分の原点は今でも10年前の出来事であり、自分なりに目指し続けています。。。
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