∈お父さんいなくなった。∋ |
2018年11月30日(金) |
お父さんが、家から出た。 介護疲れだけじゃないのもわかる。 お母さんとあたしのために、真実は口にせず、出て行ったんだよね? 役所の人に、叱られるようなこと、指摘受けた。 お父さんが、ここまで追い込まれるてること、気づいてなかったんですか? 気づいてた。娘だもん。 歯車は、急には狂わないよ。 だんだん、話さなくなってたし、お母さんも、台所に潜んで、お父さんとあたし、お母さんの悪口ばかり、言い合ってたもんね。 前から、兆候あったんだよ。 お母さんに暴力してしまわないか、あたしが感じてたように、お父さんは、娘に暴力ふるわないか、衝動的に感じてたんだよね。 お母さんには、死ねって言われるのは、慣れてるけど、お父さんに、おまえは迷惑と言われたのは、ショックだった。 でも、それくらい、殴りたかったのかも。
役所の人が言うように、お父さんは、一人で、抱え込み過ぎて、お母さんがうるさいから、殴るの? お母さんも、精神的に追い詰められて、死ねって、あたしに言うの? 役所の人は、誰が悪いとかでは、ないと…思います。と、言葉濁しながら、あなたが悪いって、顔(声)してたよ。 問題は、必ず、根元があるから。
もう元には戻れない。 楽しかったよ。家族になれたこと。 入院ばかりだったけど、この夏の家での思い出は、忘れない。 クリスマスとお正月、楽しみにしてた。 お祭り、入院してて、見れなかったから、それまで、命ありたいって、願ってたよ。
やっぱり、元に戻れないのかな…。 日常の壊れゆくものたちに、簡単に、心は病んでいく。 それは、見えないから、残酷だ。 進行するまで、側にいるけど、気づかない。
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