99745..チェリー
権利と、対話。
2007年04月12日(木)
寝ようと思って、パソコンをチェックしたら(あれ?日本語がおかしい…)、こんな記事を、見つけました。

http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=3851

この女性の状況は、まさに、先日、私が投票を断念した理由と、同じです。
私の地区の投票場所も、階段があり、私が生まれる前から、今も変わりなく、ずっと投票場所となっています。
高齢者の方や、車椅子の方は、どうされてるのだろうか?と、考えていました。
しかも、最近、新しいバリアフリーな公民館が建てられたにも関わらず(地域の方の寄付で=半強制的な…)、なぜか、投票場所は変わりませんでした。

私は、期日前投票が、比較的新しいバリアフリーな所なので、そこで、投票をするようにしました。
期日前投票の手続きが、簡便になってからは、ずっとそのようにしてきました。
が、この方法では、投票日当日に別に用事がなくても、前日までに、投票を済ませないといけません。(考えようによっては、皆と同じ投票日には、必然的に、投票はできなくなる。)

また、重度障害者の方には、不在者投票という、郵便で投票を済ませられる方法があります。
私は、まだ経験はありませんが…。
(入院中に、病院内で投票を済ませる、不在者投票は、経験があります。)

このように、今の日本は、権利に基づいて、選挙権のある人は、誰もが、投票をできるようになっています。
なので、この女性の方も、他に方法はなかったのか?と、考えてもみないわけもないのですが…。

ちょっと待った!
やはり、工夫をすれば(選挙場所を変えるなど)、皆と同じ場所で、投票ができるのに、長年に渡り、高齢者や障害者の配慮がなく、怠惰をしていた、というのは、やはり、納得はいかない部分があります。

私が時々感じることは、どこで権利を主張して、どこで折り合っていくか?という部分です。
私は、権利は主張する時は、行け行け!と思っています。
黙ってたら、わからない、伝わらない、なかったことにされる。私は、いないのと同じ…!

ですが、最近の障害者は、権利を盾に主張している…とか、わがままだ。と、聞かされる時があります。
(わがままだという表現は、抽象的過ぎて、使って欲しくない…。)

権利を主張することは、もちろん大切なこと。
1人として、責任を持って、生きていくということだからです。
ですが、私は、現実を見て、人対人の対話で、解決していきたいなぁと、感じる時もあります。
(今の社会では、柔和な解決など、無理なことが多いけど…。)

しかし、こういう記事が、当たり前に記事になる時代になったんだ〜。
と、しみじみと感じるのと、同時に。
今回、こうして、新聞やメディアで、取り上げられたということは、双方においての、対話がなかったんだな…と思い、そこが、寂しく感じました。

システムは、作るのは人間ですが、使うのも、もちろん私達、人です。
どちらかが、こうすればよかったのに…とか責めたり、責められるのではなく、これを機会に、前向きに、変わって行けるといいなぁ。

私の地元は、村意識?が強いので、そんなことを、私が訴えたら…村八分にあっちゃうかもしれませんが…(汗)

さて、寝よう〜。
明日、あ…もう今日は、お出掛けするので、日記はお休みです。
ブログから、更新しますね〜♪

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