99745..チェリー
思い出はいつまでも。。。
2007年02月14日(水)
日記・ブログとも、お休みしていました。
心配してメール下さった方、ありがとうございます…(感謝)。
私、あまり友達もいないんだけどさ。
こういう時って、ありがたや〜って、感謝の気持ちが溢れます☆
ありがとね〜♪

日曜の夕方、入院していた、叔母の不幸がありました…。
私は、病院にも駆け付けられなかったし、お通夜お葬式とも、見送ることもできませんでした。
何もできなかったけど、叔母との思い出が込み上げて来て、いなくなっちゃったんだなぁ…もう会えないんだなぁ…と、何とも言えない、どう表現しようがない、悲しい気持ちに襲われながら、この3日間、過ごしてました。
父が昨日、ポツリと言った。
「もう骨になって、影も形もなくなってしまった。もう会われへんで…。」
ほんとに、会えなくなっちゃったんだよね…。

まだ、地域に学童保育ができる前の、小学1年の時。
共働きの両親だったので、放課後1年間、おばちゃんの家に帰って、親が仕事から帰って来るまで、過ごしてました。
ただいま〜お帰り〜と言ってくれたおばちゃん。
おやつに、握ってくれた、塩味のきいた大きなおにぎり。
私が、成人してからも、おからに、ポテトサラダ、ちらし寿司と、届けてくれたな〜。
我が家のワンコも、可愛がってくれて。
年末に、もらった、ミネラルウォータもまだ何本か残ってるよ。
それから、あの時に、おばちゃんからもらったフライパンで、毎日料理を作ってるよ。
もうあの味も、二度と食べられないし、声も掛けてもらえないんだよね。。。
愚痴や文句を言わない人なんているの?と思ってたけど、私はおばちゃんから、聞いた記憶がないよ。

小学1年生の頃、夏休みや、共働きの両親に、寂しさがあって、おばちゃんからこう言われた。
「チェリーちゃんは、これから、高校に行って、大学に進学して、お嫁さんになって、嫁入り道具を作って、結婚式するやろ?」
「親は、子供がいるから、頑張れるんやで。」
たぶん、こんなことを話してくれた思い出がある。
「両親は、あんたのためにしてるんやで。」とか、そういうことは言葉に出なくて、あれから、両親は私を大切にしてくれてるんだなぁ〜、と、おばちゃんの子を思う想いを感じて、子供ながらに、気付いたんだ。

ただ、入院していた病院の、不満が残ってる…。
家族や、親戚は、仕方ない、運命だったと納得されてるようですが。
病状が思わしくなく、あんなことがなかったら、昨日、家族からの希望で、転院する予定だった。
心電図が、1本の線になった時、病棟の看護師さんも、ナースステーションで、心電図をチェックしてなく、家族が、時々ナースステーションの心電図を気にして覗いて、ことが切れてることに気付き…、廊下で怒鳴って…、そこで、初めて看護師さんが気付いたそうだ。
何度もナースコールを鳴らすから…と、ナースステーションに車椅子で、何時間も座らされたり、高熱が出ても、氷枕ももらえず、ちょこちょこ、気に掛けて見に来ることもなかったようで。
私は、人聞きだから、わからないけど…、看護師さんの人数が少ないからか?
医師の指示も大切だけど、看護師側から、積極的に医師に報告するとか、だって、患者の状態を身近に看てるのは、看護師さんだもん。
治療や検査データに、直接、指示や出せなくても、看護師さんが患者を観察している目って、大事だと思うんだけどな。
とにかく、危篤だという意識も、医療側にもなく、もちろん家族や親族も、知らなかったので、最後に会えなかった人がいたのが、残念で溜まらない…。

もっと、貪欲に、生き続けて欲しかった。。。

おばちゃんは、誰にも世話を掛けたくなく、誰にも心配させたくなかったのかも、しれないけどさ。
若い頃に、旦那さんが先逝って、一人手で息子二人を育ててきて、結婚して、お孫さんも結婚して家から見送り、安心して、早く、旦那さんに会いたかったのかもしれないけどさ。
自分のお葬式の費用も、写真もきちんと用意してて、息子さんも、何も困ることはなかったらしいよ…。

おばちゃんのように、見送った昨日は、真っ青な青い空だったよ。
空が笑ってるみたいだった。

私は、一人っ子だから、「心配だよ…。」と母がいとこに言うと、「おばちゃん、大丈夫やで。いとこも、たくさんいるんやし!」と、言ってくれたらしい。
結婚しなくて、子供もいなくて、このまま年を重ねれば…親は老いて行くし、私は一人っ子だから、その時は、しっかりしないと、泣いてる場合もないなぁと、思うようにもなったのは、最近かなぁ…。

20代半ばまでは、親はいつまでも元気みたいな、妄想を抱いてたけどね…。
親と過ごせる今を、大切にしないとなぁ〜と、感じるようになりました。
一緒に居ると、親に不平不満を抱いてしまうけど、近くにいたら、うっとおしくて、いなかったら、さびしくて、ドラマ「東京タワー」のセリフにあったように。
まぁ、そんなこと、毎日思わずに、子供は(年齢という意味じゃなく、親から見れば、いつまでも、子供に変わりないでしょ?)、生きていったらいいんだけどさ。

私は、自分の力で、まだ生きれてないから、親は心配だろうなぁ、と思う…。
病気してても、これからどうなるかわからなくても、迷わずに、惑わずに、自分の道を、しっかり作りたいよ…。

さて、今日は、訪問診療の日でした。
また、明日、ゆっくり書きますね〜♪

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