| ∈わがままな患者。∋ |
| 2006年10月02日(月) |
1週間が始まった。 何か、毎日、起きる→ケアの時間→パソコンか読書→食事→テレビかDVD観る→寝るという生活の繰り返しで、飽き飽きです…。 働いている方から見れば、羨ましく見えるかもしれないけど、人間、働かないとつまらないなぁ…とか思ってしまう私です。 まぁ、人生いろいろ、山あり谷ありですね(何じゃそりゃ。汗)
最近、訪問スタッフに、イライラしてしまうこと多しです…。 何が悪いとか、ケアの質が悪いとか、そういうのではなく、気持ちのすれ違いですね。 訪問看護については、以前のスタッフとは全然違い、ケアの質は向上しました。 だけど、MSやクローン病については、あまり知識がない訪問看護師さんが多いので、患者の方がむやみに知識や情報を多く持ってしまう。 MSについては、再発を発作と表現されてたり、障害が固定する、または障害はどんどん進行すると、違った理解をされてる訪問看護師さんもいました。 歩いてる患者さんもいるよ、というと、「みんな車椅子になると思った。」と、ビックリしてました。 訪問看護師さんは、30代〜40代前半のベテランさんが多いけど、教科書で名前はチラッと聞いたことあるくらいで、ほんとに、その病気としての関わりは、私が初めてみたいです。
そんな中、どうしたら、障害の進行に対する不安を、理解してもらえるだろうか?と。 高熱が出るわけでもなく、いつもよりバイタルにすんごく異常が出てるわけでもない、値に見えない、生命に今すぐどうのこうの関わらない、「できることができなくなっていること」を、どうしたら在宅医療スタッフに伝えられるだろうか?と。 悩んでいます…。
また、これからの医療について、結構あきらめというか、投げやりというか、シビアなことを言うスタッフが多いです…。 現場のスタッフが、平気であきらめる方向に向いてしまってる。 法改正や、入院の短縮化など、医療現場への締め付けも厳しくなり、実際、現場での医療スタッフは、厳しい立場を強いられています。 それは、もちろん、医療スタッフのせいではなく、どうしようもなく、仕方がないことなのかもしれません。 だけど、在宅で今暮らしてる患者を目の前に、平気で言っていい言葉なのだろうか?と思える、シビアな話を当たり前に話す。 聞いた側が、どんなショックを受けるか?相手を思いながら、話しているのだろうか? ただ、思ったことを、何も考えず、井戸端会議のように、口に出しているだけなのだろうか? 私も、他人事なら、それは大変ね…と、あとは、サラリと流せる話かもしれない。 在宅患者の立場として、聞かされる私は、その度に深く傷付きます。
「仕方がない」という理由で、ただ、逃げてはいないか? もしかしたら、できることからも、逃げてはいないか? もっと、受け持つ患者の病気について、自ら勉強をしようとしているか? 患者の生活や、今どんな気持ちでいるか?痛みはないか?不安はないか?解決できる問題はないか? 目の前にいる、個々の患者に、興味や関心を持って、仕事をしているか? ただ、流れ作業のように、バイタルを取って、マニュアルに沿ってするのみで、仕事完了と、簡潔化しているようで、寂しく思えます。
だけど、現実、そこまで望むのは、無理なんですよね…。 あくまでも、理想は理想です。 理想は現実から、遠いものです。 在宅医療は、末期ガンの患者さんも多くおられて、在宅で看とりを希望される方も多い。 人工呼吸器ユーザの方で、日や祝、年末年始も関わらず、毎日訪問が必要な人もいます。 高齢者のだんなさんを高齢の奥さんが介護されていたり、目が見えず耳も聞こえず、足も悪くて、単独で生活されている高齢者の方もおられると、聞きました。 私は、どちらかというと、在宅スタッフから見ると、手間が掛からない患者なんです。 家族もいるし、何かあれば、連絡もできる。(家族から見れば、私は大変手間の掛かる娘ですが…。) 病気は、長く付き合う慢性期なもので、再発時にパルスをするくらいで、とりあえずの治療法もない。 あとは定期的な処置をするくらい。 だから、在宅スタッフの意識から、遠く薄れてしまう。 長く付き合う病気で、スタッフとの関わりも長期化してしまい、お互いに、慣れが飽きになってしまう。 最初は丁寧に、1つ1つ聞いてくれてたことも、今では、一連の流れ作業になってしまう。 この前、「両足曲げていいよね。」と言われたので、右足の股関節が痛かったので、「右足の股関節が痛むから、右足は曲げないで。」と言ったら、その看護師さんからは、「○○さん(別の看護師さん)の時は、両足曲げて大丈夫だったと聞いたけど?」と言われました。 う〜ん、ちょっと前までは、こんなこと言う看護師さんじゃなかったのにな…と悲しき。
こうした、人から見れば、どうってことのないすれ違いが積もると、結構ストレスになります。 動けない患者は、結構、敏感で、わがままなのかもしれません。 私だけか(汗)
長々とすみませんでしたm(_ _)m
明日は、訪問診療と、訪問歯科があります。 訪問歯科は、レントゲンを取る予定。 在宅で持ち運びできるレントゲンは、一千万円したらしいです…壊したら大変だぁぁ。 在宅医に、障害が進行していることを話しても仕方ないかな? 神経内科医ではないのがネック…。 神経内科の先生は、「障害が進行したと言っても、病院までまだ来れるくらいだから、大丈夫ですよ。」と言ってるらしい。 というか、そこまで障害が進行して、病院に行けなくなったら、それはそれで診れないんじゃないの?(涙)
あくまでも、病院や医師の悪口を言いたいわけではないですよ。 患者と医療スタッフも、人間同士だから、擦れ違って当たり前とも、言える…。
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