99745..チェリー
わがままな患者。
2006年10月02日(月)
1週間が始まった。
何か、毎日、起きる→ケアの時間→パソコンか読書→食事→テレビかDVD観る→寝るという生活の繰り返しで、飽き飽きです…。
働いている方から見れば、羨ましく見えるかもしれないけど、人間、働かないとつまらないなぁ…とか思ってしまう私です。
まぁ、人生いろいろ、山あり谷ありですね(何じゃそりゃ。汗)

最近、訪問スタッフに、イライラしてしまうこと多しです…。
何が悪いとか、ケアの質が悪いとか、そういうのではなく、気持ちのすれ違いですね。
訪問看護については、以前のスタッフとは全然違い、ケアの質は向上しました。
だけど、MSやクローン病については、あまり知識がない訪問看護師さんが多いので、患者の方がむやみに知識や情報を多く持ってしまう。
MSについては、再発を発作と表現されてたり、障害が固定する、または障害はどんどん進行すると、違った理解をされてる訪問看護師さんもいました。
歩いてる患者さんもいるよ、というと、「みんな車椅子になると思った。」と、ビックリしてました。
訪問看護師さんは、30代〜40代前半のベテランさんが多いけど、教科書で名前はチラッと聞いたことあるくらいで、ほんとに、その病気としての関わりは、私が初めてみたいです。

そんな中、どうしたら、障害の進行に対する不安を、理解してもらえるだろうか?と。
高熱が出るわけでもなく、いつもよりバイタルにすんごく異常が出てるわけでもない、値に見えない、生命に今すぐどうのこうの関わらない、「できることができなくなっていること」を、どうしたら在宅医療スタッフに伝えられるだろうか?と。
悩んでいます…。

また、これからの医療について、結構あきらめというか、投げやりというか、シビアなことを言うスタッフが多いです…。
現場のスタッフが、平気であきらめる方向に向いてしまってる。
法改正や、入院の短縮化など、医療現場への締め付けも厳しくなり、実際、現場での医療スタッフは、厳しい立場を強いられています。
それは、もちろん、医療スタッフのせいではなく、どうしようもなく、仕方がないことなのかもしれません。
だけど、在宅で今暮らしてる患者を目の前に、平気で言っていい言葉なのだろうか?と思える、シビアな話を当たり前に話す。
聞いた側が、どんなショックを受けるか?相手を思いながら、話しているのだろうか?
ただ、思ったことを、何も考えず、井戸端会議のように、口に出しているだけなのだろうか?
私も、他人事なら、それは大変ね…と、あとは、サラリと流せる話かもしれない。
在宅患者の立場として、聞かされる私は、その度に深く傷付きます。

「仕方がない」という理由で、ただ、逃げてはいないか?
もしかしたら、できることからも、逃げてはいないか?
もっと、受け持つ患者の病気について、自ら勉強をしようとしているか?
患者の生活や、今どんな気持ちでいるか?痛みはないか?不安はないか?解決できる問題はないか?
目の前にいる、個々の患者に、興味や関心を持って、仕事をしているか?
ただ、流れ作業のように、バイタルを取って、マニュアルに沿ってするのみで、仕事完了と、簡潔化しているようで、寂しく思えます。

だけど、現実、そこまで望むのは、無理なんですよね…。
あくまでも、理想は理想です。
理想は現実から、遠いものです。
在宅医療は、末期ガンの患者さんも多くおられて、在宅で看とりを希望される方も多い。
人工呼吸器ユーザの方で、日や祝、年末年始も関わらず、毎日訪問が必要な人もいます。
高齢者のだんなさんを高齢の奥さんが介護されていたり、目が見えず耳も聞こえず、足も悪くて、単独で生活されている高齢者の方もおられると、聞きました。
私は、どちらかというと、在宅スタッフから見ると、手間が掛からない患者なんです。
家族もいるし、何かあれば、連絡もできる。(家族から見れば、私は大変手間の掛かる娘ですが…。)
病気は、長く付き合う慢性期なもので、再発時にパルスをするくらいで、とりあえずの治療法もない。
あとは定期的な処置をするくらい。
だから、在宅スタッフの意識から、遠く薄れてしまう。
長く付き合う病気で、スタッフとの関わりも長期化してしまい、お互いに、慣れが飽きになってしまう。
最初は丁寧に、1つ1つ聞いてくれてたことも、今では、一連の流れ作業になってしまう。
この前、「両足曲げていいよね。」と言われたので、右足の股関節が痛かったので、「右足の股関節が痛むから、右足は曲げないで。」と言ったら、その看護師さんからは、「○○さん(別の看護師さん)の時は、両足曲げて大丈夫だったと聞いたけど?」と言われました。
う〜ん、ちょっと前までは、こんなこと言う看護師さんじゃなかったのにな…と悲しき。

こうした、人から見れば、どうってことのないすれ違いが積もると、結構ストレスになります。
動けない患者は、結構、敏感で、わがままなのかもしれません。
私だけか(汗)

長々とすみませんでしたm(_ _)m

明日は、訪問診療と、訪問歯科があります。
訪問歯科は、レントゲンを取る予定。
在宅で持ち運びできるレントゲンは、一千万円したらしいです…壊したら大変だぁぁ。
在宅医に、障害が進行していることを話しても仕方ないかな?
神経内科医ではないのがネック…。
神経内科の先生は、「障害が進行したと言っても、病院までまだ来れるくらいだから、大丈夫ですよ。」と言ってるらしい。
というか、そこまで障害が進行して、病院に行けなくなったら、それはそれで診れないんじゃないの?(涙)

あくまでも、病院や医師の悪口を言いたいわけではないですよ。
患者と医療スタッフも、人間同士だから、擦れ違って当たり前とも、言える…。

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