∈与えられた運命∋ |
2004年03月21日(日) |
昨夜のテレビで、アシュリーちゃんのその後を放送していた。 アシュリーちゃんは、「早老症」という、人の10倍の早さで老いる病気を患っていて、昨年のテレビ放映で初めてアシュリーちゃんのことを知った。
昨日の放送の中で、2ヶ月ぶりにアシュリーちゃんに会ったおばあさんは、悲しげに言葉を詰まらせていた。 「この前に会った時より、老いていた姿に、驚いた・・・。」
アシュリーちゃんにとっての1年は、人の10年。 そうして、彼女は、生きてきたし、今を生きている。
アシュリーちゃんと同じ病気で、アシュリーちゃんの兄的存在でもあり、たぶん初恋の人でもある、15歳の少年は、自分の病気について、こんな言葉で語っていた。
「一生悲しみの舞台をするか、それを楽しいものにするかは、自分次第。」 病気という運命を受け止め、そして、今という一瞬一瞬を輝いて生きている。 そして彼は、収録後、その15年の短い、彼の人生の幕を閉じた。
運命には、人は逆らえない。 それは、あたしにとっても病気で、自分の意思や努力では、変えられない。 けれど、その与えられた運命の中で、いかに生きるか?は、自分の気持ち次第なんだと思う。 泣いても1日。笑っても1日。 同じ1日ならば、笑って過ごしたい。 そして、運命に悲観する生き方ではなくて、与えられた中での可能性をあきらめることなく、前を見て進みたい。 涙は、自分のための悲しみではなく、共に人を思い、喜び、悲しみ、・・・そのために流したい・・。
病気という運命を背負っても、いかに自分の人生を生きるかは、自分自身の問題であり、そして同じようにみんなの問題でもある、ということ。 日本でも、難病や障害を抱えている子供達の、教育問題や医療問題の制度が、今より充実すればいいなと思う。 必要な時に、安心してヘルプできる暮らしに。 誰もが笑顔で、助け助け合える毎日に。
アシュリーちゃんは、みんなが心から大好きで、みんなもアシュリーちゃんが大好き。 アシュリーちゃんの、そしてみんなの幸せが伝わってきた。 アシュリーちゃんの笑顔が、とってもキュートでかわいかったな☆
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