| ∈退院。∋ |
| 2004年01月11日(日) |
午前中から、昼食をはさみ、13時頃まで点滴。 その後、処置をしてもらってから、退院をした。
帰りに、今年の年初めは、入院から始まってしまったこともあり、厄払いにと・・・。 初詣に行きました。
おみくじを引いたら。
「小吉」。
昨年は、「凶」・・・だったので、ホッとしました。
「過去の取り返しのつかないことを後悔したり、先の見えないことを思い悩んだり、しても、何も成果の生まれないこと。 今日の1日を、面白く楽しく過ごすこと。 そうすれば、災いも福と転ずることでしょう。」
何だか、今のあたしにピッタリな・・・。 ほんとに、心からハラリとしました。 今年の生きる目標にしようと誓いました。
ここで、この2週間の入院生活を振り返るのと。 今年の、目標を掲げてなかったので。 その2つを書きます。
昨年の入院生活と、今年との違い。
病棟について。 ・看護が受け持ち制になっていた(ちなみに、受け持ちは2年目の若い子でした・・・。) ・いやに、部屋への入室と退室時に、挨拶(失礼します。)が、バカ丁寧だった。(その割りに、看護体制には変わりなく・・・ナースコールへの対応も遅過ぎ・・・。) ・食事は、相変わらず、まずかった。 ・看護助手さんが増えてた。(たぶん正職員の看護師さんの人数を減らしたのであろう・・・経費削減・・・?) だけど、医療行為は、看護師さんしかできないし。 あたしについての処置とか、点滴とか。助手さんはできなかった。 (しかも、ベットから車椅子の移動などは、「落とすと責任を取らされるから。」と、母がするのが当然な雰囲気。ベットから動けない人の、お茶汲みやおしぼりさえも、来られない。 助手さんは、何するよ? 結局、母は泊まりこみの生活だった・・・。) ・個室代が上がっていた・・・。痛;
とか、看護体制においては、(申し訳ないが)不満ばかり。。。 個室が主な病棟でもあり、終末期や、動けない患者さんが多くおられる。 談話室に行くと、付き添いの家族同士がよく語っていて。 看護師さんへの不満話しばかり、聞こえていた・・・。 患者は寝たきり、または末期→看護が不十分だと→家族へ何もかも肩に乗りかかり・逃げ場がない→患者と家族の諍い→または患者同士の悪口の言い合い(こうしておしゃべりし合ってるからと、仲がよいわけでもなく、次の日には、その会話の情報源を元に違う付き添いの家族の人と、ひそひそ話しをしてたり・・・汗)。
「あんたなんか、早く死ね。」 「2ヶ月で死んでくれる予定だったのに。まだ死なないか。」 と、末期の患者さんをなぐっているご家族を目にした時は、ショックだった・・・。 患者さんも家族も追い込まれている。
今年の4月から、医療保険は、もっと改革され、締め切られる。 末期の状態でも、3ヶ月で入院は切り上げられる。 手術した翌日に、退院を言われている患者さん。 食べられなく点滴をついたまま、帰られた人もいた。 急性期病院は、そうでもしないと、経営が成り立たない。 そして、決して、病気を患い苦しむ患者が過ごすには、十分とは程遠い、看護体制・・・。
改めて、1年前に、目にして怯えていた事態を、再び目にしてしまった・・・。
医療は厳しいと言われているが、大学病院や、国公立病院(比較的財政の余裕のある)には考えられないことだろう・・・。 でも、どんな病気であっても、末期や長期経過の末の行き場は、こういった地域の病院しか受け皿はない。 こうして、人は老いて行き、そして最後を迎えるのだ。
責めるのは病院ばかりではなく、国の医療体制に問題はあるけれど・・・。
それでは、今年の掲げる目標。
・焦らずにゆっくりと生きる。 ・平常心を大切に。 ・どんな時もどこにいても、変わりなく毎日を楽しむ。 (てか、もう入院を予想・・・はしてません・笑) ・今年も試験、受けるぞっ!!(英語を勉強したい。) ・家族をもっと労われる、大人な娘になります。 (親はどんどん小さくなる・・・。) ・朝に起きる。 (この入院生活の規則正しさを身につけたままで・笑) ・太らず痩せない。 (でもちょっと痩せたい・・・。) ・今年もワンコと仲良くやっていきます!!!
ということで。 改めまして、どうぞ今年もよろしくお願い致します☆
※HPがサーバーがダウンしていて、見れない状況にあります。 この日記を読んで下さってる方は、えんぴつの日記から来られた方が、ほとんどだと思いますが。 9日からの日記を、まとめて12日に書きました。
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