99745..チェリー
小児病棟のテレビ
2003年06月14日(土)
先週末に、N○Kで放送していた子どもシリーズを、ビデオで録画して観ました。
このシリーズは前回のをたまたま観て、すごく、感じること、思うことが多かったのです。
次回の予告で「小児病棟の子供たちのふれあい」とことで。
それで、今回も引き続き観ました。


ドキュメントの筋をおおまかにお話すると、小児病棟に長期入院している子ども達の、友達とのふれあい。
同じ病室に入院している友達との、毎日のふれあいや、長期入院し学校を休んでいる女の子と、学校の友達とのふれあい。
子どもと子どものふれあいが、いかに大切で、それが難病やガンと闘病し、長期入院している子ども達にとっても、子どもは子ども同士とのふれあいの中で、いろんなものを感じ、吸収し、成長するパワーとなり。

小児科の部長先生がお話されていたことで、「子どもにとって、闘病がマイナスの出来事としてではなく、これから先の人生のプラスの出来事にしてあげたい。」とおっしゃられておられた言葉。
とても、印象に残った。

子どもは、未来に向かって、歩いている。
それは、小児病棟のベットで、痛い注射や点滴をしている子達も。
苦しい治療に、がんばっている子達も。
子どもは、みんな明日へと向かい、歩いてる。


あたし自身も、小児病棟の入院経験者で。
3年間、小児病棟への入退院を繰り返しましたが。
そこでの思い出は。
同じ病棟にいた仲間との毎日。
そして、先生や看護師さんが開いて下さった、季節ごとの行事かな。


小児病棟では、もちろん、さまざまな病気を患っている子ども達が入院していて。
車イスのお友達や、ベット上安静のお友達や、点滴している子、治療のため運動できない子や、また反対に毎日の運動が治療の一環のお友達。
歩ける子は、歩けない子のおやつや食事を運んだり。
歩けない子は、点滴をしていて手を動かせなくて字の書けない子の、今日の体調の記録簿を書くのを手伝ってあげたり。

自然に、お互いを思いあったり、また、当たり前のように、そこには、友達とのケンカもあったり。
子どもの世界、だったなー。


ふと、そんなこんなことを、思い出していました。


子どもは、あたし達大人なんかより、力強いです。
負けてらんねぇぜぇ〜。

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