∈病棟の日曜日∋ |
2002年12月01日(日) |
病院の日曜は、長い。。。 長期入院してた時のこと、思い出した。 ここが新しく移転されて、病棟の作りというか、何となくの、雰囲気や匂いが、似てるから。 休日の、お見舞いの人の足音や声。
今日は1日。 音楽聴いてたなぁ。エンヤと中島美嘉。 澄んだ歌声。 看護師さんとも、検温とかで、話したり。 日曜って、検査とかないから、時間があったり。 といっても、その分、看護師さんの人数が少ないもんね。
熱は、昨日の夕方から下がり、朝には36度台の平熱となった。 やっぱり、ベタの副作用だったんだ。 と思ってたら、また夕方から微熱気味。 何なんでしょーか。
ここは病院という場。 命と向き合う場所。 だということを、身近に感じさせられている。
この病棟は、集中治療室があり。 また、あたしの辺りの病室は、重度な個室が並んでいる、ようだ。 毎日、というか、毎晩、命というものを、感じている。 ナースステーションから聴こえる心電図の音。 深夜、走るドクターと看護師さんの足音。 集まった親族の声。
そういう音から、遮断するために。 音楽を1日中、流してたり。 無意識的に、耳塞ぐ、しぐさしてるような。
これまでの長い入院生活で、何度も経験したこと。 この病院は、そういう場でもあるということ。
そして。 同じ灯りの下で、共にがんばっている患者さんが この場所におられること。 治療、検査etc 辛いこともたくさんある病院生活だけど あたしは何度、入退院繰り返しても この病院という社会で 感じた、いろんな感情は いつまでも ココロに覚えてる
昨日、このサイトについて。 あたしの共に歩いてる病気について、 「悪い部分が目に止まる」と書きましたが。 決して、自分の病気が誰よりも重いとか 自分が悲劇のヒロインになってるわけではありません。
あたしは、 人のしあわせとか ふしあわせとか 病気であるとか 障害を持ってるとか そんな見た目で決めれないし 決める必要もない。
人は 与えられた場所で 生きようとする と同じに 自分の生きる場所を みつけようとする。
あたしはあたしの人生であり これがあたしの毎日。
ただ 後悔しないように 今を生きたい。
もう過去の自分や あらゆるものと比較したり
そんな窮屈さには疲れてしまいました。
入院して明日で1週間。 長かった。 あたしは、どう変わったのだろう。 たぶん、前より、 自分にやさしくなれた あたしがここにいるように 感じるんだけどな。
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