***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2005年08月20日(土)キミが教えてくれたこと。

この前。そうるに会った。

会いたかったから会いたいって伝えた。
そこに強がりとかカッコつけとかいう感情はもうなくて。
我慢とかできんくらい気持ちが膨れ上がってた。

感情的になって。言いすぎた気がしてた。
伝えたいことと違うことが伝わってる気がした。
だからちゃんと修正しなきゃと思ったし。
何よりも。顔を見てごめんなさいが言いたかった。

だって。そうると言い争いたいわけじゃない。
衝突したいわけじゃない。気まずくなりたいわけじゃない。
お互い嫌な思いを引きずっていたくないと思ったから。
メールで会いたいって言って。会うことにした。


「どうなん腰。大丈夫なん?」

会ってすぐ。そうるはそう聞いてくれた。
この前の電話では。あんなに冷たく思えたのに。
会って1番に。あたしのことを気にしてくれた。

「しんどいけどな。ぼちぼちやってる。」
「そっか。分かってると思うけど無理したらあかんで。」
「うん。心配かけてごめんな。ありがとう。」

顔を見たら。不思議なくらい普通やった。
あの言い合いなんて嘘みたいに。
そうるもあたしも。いつもと変わらんやり取りができた。
こんなそうるのどこに。あんなにむかついたんやろうとさえ思えた。

感情的になってるときって。ほんまにいろんなことが見えんくなる。
そうるがひどい人間じゃないことなんて。あたしが1番知ってるのに。
そーゆう当たり前の事実に対しても。完全に盲目になってしまう。
そんな怖い事実を。改めて実感した気がした。


よく行くカフェに入って。お昼を注文して。
さぁちゃんとこの間のことを謝ろうと思った。

自分の弁解はもうそこまで重要じゃなくて。
ただそうるを不快にさせたことを詫びたかった。
どんな理由があるにせよ。しんどい背景があったにせよ。
あの日のあたしはやっぱりそうるに対して求めすぎた。
何ひとつ難しいことを求めてないつもりやったけど。
傾聴と同意を望んだ段階で。求めたことに変わりはない。

しかもちゃんと聞いてくれた相手に対して。
最終的には自嘲気味に話してるとかほんま最低や。
あたしはしたらあかん態度をとってた。
「ありがとう」こそ真っ先に出てくるべき言葉で。
「なんやねん」とか出るのは絶対おかしかった。

喉まで出かかったごめんなさいを絞り出そうとした。
でもうまく声が出んくて。代わりに涙が滲んだ。

そんなあたしを見てたそうるが。「あのさ。」って言った。
顔を上げると。目と目がぶつかった。
そうるの目は。すごく優しく見えた。

「この間は言いすぎたと思ってる。ごめんな。」

その口は。あたしが言おうとしてたことと。全く同じことを言った。
一瞬代弁されたのかと思うくらい。全く同じことやった。
びっくりしてるあたしの前で。そうるは思いを語ってくれた。


あんたがしんどい思いしてるときなんやからさ。
なんとかしてあげたいって思うのが当然やろ。
でもそう思ってあげられへん自分が確かにおって。
受け止めてあげられへん器の小ささにもむかついてた。

正直それぐらい自分の中で解決しろよってちょっと思ってん。
そんなんうちに言ってどうなるもんでもないやろって思ってん。
でもあんたは。そーゆうの聞いてほしいタイプの人間やん。
ちゃんと分かってるのに聞いてあげられんことがめっちゃイヤやった。

うちもうちで自分のことで手一杯なときやったし。
そーゆうのあんたはあんまり分かってへん気がしてもたし。
そんなはずないってどっかでは分かってても。そんな気がしてもたし。
なんかあの時は自分にもあんたにもむかついてしょーがなくて。
だいぶイヤなこといっぱい言ったよな。ごめんな。


・・・あぁ。やっぱりこの人はすごい。

ただ文句言われただけやと思ってた。
ただ寄り添ってもらえんだけやと思ってた。

寄り添ってあげたいと思ってもらえてること。
それができん自分に腹さえ立ててもらえてること。
あたしはちっとも見えてなかった。ちっとも気づいてなかった。

優しいそうるを見てたら。「ちゃうよ。」って自然と言葉が零れた。
(・・・何が?)って言いたそうな目をしたそうるに。
あたしは素直な心で向き合って言った。

「あたしが先に謝らなあかんことやよ。ごめんね。」


ねぇそうる。ごめんね。
あたしはやっぱり勝手やった。
たぶんあんたよりずっとあたしが勝手やった。

いつもそうなんや。あたしの悪いクセなんや。
あんたの理想系をすぐ頭の中で作り上げてしまう。
もうこんなに長く付き合ってるのに。
そんな完璧な恋人じゃないって知ってるのに。
そんなあんたをまるごと好きでおるつもりやのに。

あたしは結局全然分かってへんのかもしれん。

自分がしんどくなると。すぐにそうなるんや。
こうしてほしい。あぁしてほしい。
聞いてほしい。受け止めてほしい。
それができるかできんかなんて関係なくて。
できて当然やと勝手に思い込んで。
なんでしてくれへんのよって思って。
苛立ちでいっぱいいっぱいになってしまう。

あんたを何でもできるすごい人やと決めつけてしまうんや。
いつだってあたしを助けてくれる最高の恋人やと決めつけてしまうんや。
そーゆう過大評価が。実はあんたをしんどくさせてるのかもしれんのに。
あたしはついつい。ほんま油断するとすぐに。そうなってしまう。

ごめんね。ほんまごめんね。そうる。

あとね。今回分かったこと。
思ったこと。感じたこと。浮かんできたことを。
そのまま全部言っていいわけじゃなくて。
ひと息置いて。ちょっと冷静になって。噛み砕いて。
ほんまにそれが正しいことなのかどうか。
言ったらあんたがどう思うかとかをちゃんと考えて。
そして言葉にするってことが実は大事かもしれん。

そーゆうのってちゃんと考えてるつもりやけど。
たぶんまだまだ。全然足りんのやと思う。
もうすっかり分かり合えたつもりでおるけど。
それでもこうやって。傷つけてしまうことはあるし。
お互いにイヤな思いをせんようにするためにも。
もっとちゃんと。大事にしなきゃいけないなって思った。

今回のことはまたひとつ勉強やね。
ちょっと痛すぎる勉強ではあったけど。
あたし。これからもっと成長できる気がする。
あたしたち。もっと思い合える仲になっていけると思う。

そうる。教えてくれて。気づかせてくれてありがとう。





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↑コレあたしは大好きやけど。そうるは普段は別にいらんみたい(涙)。


<追記>
しばらく日記が書けなかった間に。
ずいぶんとBBSに書き込みをもらってました。
あったかい言葉から厳しい言葉まで。全部ありがたいと思いました。

あたしはやっぱり。こんなふうにしか日記が書けません。
この間のは確かにだいぶ感情的で。うざい内容やったかもしれないですが。
でも。その時感じたことをそのまま残したいと思うから書いてるわけで。
キレイな表現ばっかり使って。偽りの言葉は並べられません。

これからもこんなふうに書いていくと思います。
へこんだり悩んだりしたことも。ときには汚いドロドロした感情も。
ここにはありのままに素直に綴っていきたいと思っています。

そんな日記ですが。読んで何か感じてもらえたら嬉しいです。
カキコくれたみなさま。ありがとうございました。





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