今日の日記は。ちょっと軽めの小話。 (でも長くなりそうやけど(苦笑)。)
この間そうるに会ったとき。 最近大学であったらしい健康診断の話になった。 その中で採血されたらしいんやけど。 ありえへんほどの痛さに相当むかついたらしく。 担当の看護師に思いっきり「痛いんですけど。」って言ったらしい(笑)。
「あんたーそりゃ看護師さんかわいそうやで。」 「でもほんまに痛かってんもん。あんなのありえへん。」 「新人さんやったんちゃうん。同情するわ(苦笑)。」 「同情すんなよ。あんたもそんなんやってるんかい。」
一応看護師として働いてるあたしやけど。 大学病院に勤めてるせいで。そーゆう実務的なことは研修医がやってるから。 正直な話。働き始めて1年経つけど現場で採血はしたことない。
「ふーん。そんなもんか。」 「まぁね。でも血は見ても全然平気。」 「そりゃナースが血を見て倒れてたらシャレにならんやろ。」 「そうやけど。あーでも自分の血はやっぱ無理かな。」
職場的に毎日血を見てるせいで。あたしは他人の血は全然平気。 怖いことを言うならば。もう赤い液体って感じ(苦笑)。 あの独特の現場の雰囲気のせいで感覚マヒしてるんかもしれん。 だって自分の出血となったらちょっとでも大騒ぎやし(笑)。 採血だってあんまり好きじゃない。おぉー抜けていくーって感じで。 ちょっとフワフワする感覚が実は苦手やったりする。
そんな話をしてると。そうるは思い出したように言った。 よくあたしに見せるあの顔。ちょっと眉をあげてふざけた目をして。 まるで少年みたいなその表情が。あたしは大好き。
「そういやさー。あんた前に献血して倒れかけたことあったよな。」 「あーあったあった。あれはやばかった(笑)。」
懐かしい話に。あたしはまたちょっと顔がゆるむ。
それは大学1回生のとき。 構内にやってきた献血カーで久々の献血をした。 たぶんあたしの人生でそれが4〜5回目ぐらいやったかな。 高校で初めて献血して。あーこれぐらいなら平気やなと思って。 ちょこちょこ血を抜いては世間に貢献してたわけやけど。 この日を最後に。あたしは1度も献血してない。 たぶんこれから先もする予定はない。
普通に200cc抜いたわけやけど。ありえへんほどに時間がかかった。 もともと低血圧ぎみやけど。冬で寒くて血流悪かったんかもしれんけど。 だからって。たかだか200cc抜くのに30分もかかるわけない。 あれは明らかに看護師が下手やったんやと思う。
途中から気分も悪くなってきたし。穿刺部位も痛くて腫れてきたし。 もうやめてほしいって訴えてるのに看護師はやめてくれんかった。 「おかしいですね。でもあともう少しですからね。」とか言いやがって。 あげくの果てには針をぐりぐり動かし始めて。あたしに悲鳴をあげさせた。
あかんやろ。だって善意の献血やのに。 なんでそんなひどいことすんねん!お前それでも看護師か! あたしはぶちきれたかったけど。そんな気力もないほどぐったりで。 結局ちゃんと既定量の血を抜いてヘロヘロになった。 献血カーを降りたあたしは。ほんまに倒れかけて。 先に終えて待ってくれてた友達に支えられて歩いた。
その日はナイターで。いつもみたいに集合した後。 怒り納まらぬあたしは。思いっきりみんなに愚痴ってた。 あたしを支えてくれた友達も。その当時はサークルに入ってて。 「てゆーかほんまやばかったで。このコ。」みたいに説明してくれて。 「善意の献血で倒れさせられたらシャレならんよなー。」ってみんなで言ってた。
たぶんその場であたしは言ったと思う。 「あたしは絶対あんなあほナースにはならん!」 そしてたぶんそうるも言ったと思う。 「どうだかなー。未来の自己像やったんかもなー。」
例によって。あたしを落とすそうる。 その後であたしはきっとまたきぃーって言ってたんやろう。 もーなんであんたはそんなことばっかり言うねんーって。 悔しいくせに嬉しくて。きぃきぃ言ってたんやろう。
・・・懐かしいな。あたし。あの頃はほんまに毎日笑ってたな。
ねぇそうる。いつもいつも思ってしまうよ。 どうしてあの頃はあたしの中でこんなにキラキラするんやろう。 そんなにお気楽に生きてたわけじゃないはずやのに。 毎日それなりに悩んで。へこんで。つまらんなーとかも思ってたはずやのに。 今この時点から振り返るあの日々は。やばいくらい輝いてる。
何気ない時間とか。何気ない会話とか。 結局そーゆうものこそが。後から思えば一番大事で。 でも悲しいかな。その中にいるときにはほんまに気づかへん。 当たり前すぎて。その価値にも重みにも気づけへん。
でも気づけへん事実を嘆くわけじゃなく。考え方をちょっと変えると。 たとえ献血の痛みで倒れかけたちょっとしんどい過去でさえ。 大切な人が関わっていれば。後から見たらステキな過去になるわけで。 てことはやっぱり。愛しい人がいるかぎり。そうるがいるかぎり。 あたしのしんどい「今」もいつかステキな「過去」になるわけで。
・・・ほらね。結局またそこにたどり着くのかって感じやけどさ(笑)。 こうやってあたしは。いろんな方法で証明することができる。
そうる。あんたがいればやっぱりあたしは無敵なんだ。
↑これ言うとけっこうびっくりされる。珍しいかな?
*私信* 最近またメールをちょこちょこ頂きます。 にやけながらしっかり読んでます。めっちゃ嬉しいです。 ただあたしのアドレスは本名バレそうなものなので(笑)。 残念ながらお返事はできません。ごめんなさいです。 BBSには必ずレスしますので・・・それでお許しを(笑)。 |