忙しさ全開のそうる。忙しさ全開のあたし。 どっちもやることがあって。どっちも忙しい。 それでいいのに。こーゆう時になればなるほど。 あたしはどうも。そうるをすごいと思いすぎてしんどい。
なんでやろう。染み付いた劣等感みたいなものやろうか。 思い返せば。サークルにせよ勉強にせよ生き方にせよ。 あたしはどうしても。ありとあらゆることで自分とそうるを比べて。 そうるはすごいなぁって思ってまう。 そして。自分はあかんなぁって思ってまう。
そうるの方が。がんばってる気がする。 そうるの方が。ちゃんとできてる気がする。 そうるの方が。しっかり生きてる気がする。
考え出すと止まらんくなる。あたしの悪いクセ。
「自己最高40時間連続睡眠なしって記録を打ち立てた。」 「いよいよ週7で研究室生活に入らなあかんかも。」 今朝届いたメールで。そうるは言ってきた。 あたしは。そうるからのメールが届いたことを喜びもせず。 そんなそうると自分とを比べて。あっさりへこんだ。
院に進むそうるは。卒論も適当に書くわけにはいかず。 なんやかんやで。やらなあかんことに真剣に向かってる。 バリバリ理系のそうるがやってる研究内容は。 あたしが聞くと。そりゃもうわけ分からん用語だらけで。 なんでそんなことが分かるんやーとか思って。 すごい頭やなぁってつくづく感心してまう。
対するあたしは。連日のように担当教官と対立。 もめまくって。もう最後には投げやりになってきて。 しょぼい考察とか。甘い結論とか。もう全部に目をつぶって。 内容なんかどうでもええわ。卒業できればもうええわ。 そんなふうに考えて。どこまでも逃げ腰。
そうるはすごいな。かっちょええな。 あたしはあかんな。ださすぎやな。 最近は。ほんまに簡単にこの思考に陥る。
なんか。こんなふうに考えるのはほんまにしんどい。 大好きなそうるやのに。妬んでる自分がどっかにおる。 思考とか。才能とか。環境とか。そうるに纏わるものが。 全部キラキラして見えて。苦しくなるあたしが確かにおる。
そうるはそうるで。あたしはあたし。当たり前のことやのに。
ねぇそうる。自己嫌悪はもう終わりにするって決めたのに。 なんでこうもあたしは。自分を卑下してまうんやろう。 誰かが責めたわけじゃないし。誰かが怒ったわけでもない。 それやのに。あたしがあたしを認めてないねん。
もっとちゃんとせな。もっとしっかりせな。 ここんとこのあたしは。毎日のようにそう思ってるねん。 でも。「ちゃんと」とか「しっかり」とかの中身が見えてないねん。 だからきっと。目に映るものが全部すごく思えてまうねん。
何かひとつ打ち切って。何かひとつ変えていかんと。 このままじゃあたし。どんどん落ちていくばっかりや。 こんなあたしじゃ。あんたにつり合わへん。 あんたをまっすぐに見れへん。そんなの嫌や。
変わりたい。ちょっとでいい。変えていかんと。
↑冬やのにね。気合い入れたってことなんかな。 |