***☆For My Dearest☆***



***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年08月27日(水)満たされていく。

今日は。久しぶりにそうると長い時間一緒にいた。
幸せで。嬉しくて。夜中にこっそり泣いた。
気づかれんように。枕に顔を埋めてたのに。
そうるにはしっかりバレてて。また笑われた。
そうやって笑われることすら幸せで。もうやばかった。


自主練ってことで。朝からそうるに会えた。
グランドに現れたそうるは。開放感に溢れてて眩しかった。
何をやってても。ほんまに楽しそうに笑ってるもんやから。
「まだ面接あるんやろ。」って思わず言ってもたけど。
「そうやけど。まぁ落ちたってことはないはず。」ってまた笑ってた。

ご機嫌そうるは。昼から面接やったんやけど。
練習で汗をかいてもたからってことで。あたしの講義棟でシャワーを浴びた。
あたしは着替えを持って行ってなかったから待ってたんやけど。
ロッカールームの奥にあるシャワー室の前で座ってたら。
「暑すぎるー。悪いけどこんな格好で失礼。」とか言いながら。
そうるは黒いブラとパンツ姿で思いっきり出てきたりして。あたしを笑わせた。

「あんたには恥じらいってもんがないんかい。」って言ったら。
「そんなもんは生まれてこの方持ったことがない。」なんて言ってきて。
「もーそんなでかい胸で恥じらいなかったら犯罪やで。」って言ってやったら。
「おー出た出た。ひがみ根性や。」って言ってゲラゲラ笑われた。

講義棟からそうるの研究室へ向かう道で。
バイクのそうると原チャのあたしで併走してみた。
別れ道のとこまで。そうるはあたしに合わせてゆっくり走ってくれた。
「面接がんばりやー。ちゃんと受かってきーや。」って言ったら。
「あったり前。朗報待ってなさい。」って言ってきて。にやっと笑った。

何を言っても笑うそうる。どこまでも楽しそうなそうる。
なんか見てるだけであたしまで嬉しくなってくる。
だってがんばったんやもんな。ほんまお疲れさん。
夜はあたしの家でゆっくりしてな。そう思いながら家に帰った。


面接が終わったら研究室で打ち上げって言ってたそうるは。
結局9時過ぎになって。ようやくあたしに電話をよこした。
あたしの下宿の近くに住むコが酔いつぶれたから。
とりあえず家まで送ってからあたしの家に来るって言ってた。

あんなに長く2人になってへんのに。そしてもうすぐなれるのに。
その電話があってからの30分ぐらいが。もうかなり限界やった。
痺れを切らして。マンションの下まで迎えに降りて待ってたら。
予想してたのと反対の方向から人影が現れた。そうるやった。

「ごめんなー。遅くなって。」
「ほんまやー。遅いし。・・・ちゃんと送れた?」
「うん。なんとか。部屋に放り込んできた。ちなみに男やけど。」
「はぁ?男でつぶれてたん?で、あんたが送ったん?」
「そうやで。ありえへん。ほんまタチ悪い。」
「やろうなぁ。その人も立場ないなぁ。お疲れさん。」
「てゆーかうちと同じくらいの背やねんけどさ。遠目に見たらどっちが男か分からんし。」
「・・・なんやそれ(苦笑)。」

着いて早々。そうるはおしゃべりやった。
あたしはあたしで。久しぶりに一晩一緒におれることが嬉しくて。
あーまだまだ時間があるんや。まだまだ2人でおれるんや。
そう思うだけで。もう何もかもが楽しくてたまらんかった。


部屋に入って。とりあえず冷たい麦茶を入れて渡したら。
「ありがとー☆」って言っておいしそうに飲み干してた。かわいかった。
それからいきなり。「なーテレビ見ていい?」とか言って。スポーツニュースを付けて。
「阪神やってへんかなー。」って言いながらチャンネルを回してた。
見つけたら見つけたで。ありえへんほどのはしゃぎ様で。
「やっぱ金本やなー。最高やー。」とか。「おー明日は井川先発かー。楽しみやー。」とか。
相変わらず中年オヤジみたいなことを連発しまくりで。おもろかった。

最初は普通に座ってても。そのうち片肘をついて寝そべるのがそうるスタイル。
あたしはその横で座ってるのがいつもの感じなんやけど。
この体勢で話しかけると。そうるは普段からは考えられん上目遣いになって答えてくる。
その顔がなんともかわいくてあたしのツボやってこと。きっと知らんやろうけど。
そんな大好きな顔も身近で久しぶりに見れた。嬉しかった。

試合のビデオを結局一緒に見た。
うまくいったプレーでは。何度も巻き戻してみたり。
ミスプレーに対しては。へこみまくってみたり。
まひろのプレーを誉めたり。はつねのプレーを笑ったり。そうるは大忙しやった。
ビデオを撮ってた後輩が。「あー○○○さん(←そうる)かっこいいー☆」って言ってて。
それを聞いたそうるは。「おーありがとう。どうもどうも。」って画面に話しかけて。
「そんなこと言いつつ。そのうち○○○(←まひろ)に流されるんやろなー。」って笑った。
(まひろもそうるに負けず劣らず。後輩から人気あるんよね。さすが。)
本気なんだか照れ隠しなんだか分からんかったけど。
言いたい放題言ってるそうるは。やっぱりかわいかった。

「そういや今日って火星大接近の日じゃなかった?」って言って。
あたしが急いでベランダへ出ると。そうるも一緒についてきた。
「あーあれっぽい!てゆーか絶対あれや!」って言うと。
「おー確かに目立ちすぎやな。」って言った。
あたしがそのままじーっと星を見てたら。一緒におってくれるかと思えば。
「もー飽きた。あんたも蚊に刺されるで。」って言ってすぐ部屋に戻ってもた。
ロマンチックになりきらんところも。なんともそうるらしかった。


ねぇそうる。あたしはさ。あんたと2人になったらさ。
いっぱい甘えて。いっぱい絡み付いて。いろいろしたいと思ってた。
まぁ実際寝る時間には。それなりにくっついたりもしたけど(爆)。
でも。こうやってしゃべってる時間。あんたといろんなものを見てる時間。
あたしは。あんたと触れ合うのと同じくらい満たされてた。
てゆーか。そうしたいと思う余裕もないくらい満たされてた。

なんかさ。欲求不満とか言ってみるけど。それって性的なことに限らず。
結局のところあたしは。あんたとこうやって過ごす時間が欲しかったんやと思う。
ひとつひとつは。ほんまになんでもないことやねんけど。
ちょっとしたあんたの笑顔とか。しぐさとか。言葉とか。
そーゆうのにいちいちあたしはやられまくって。潤わされる。
未だにドキドキさせられるし。大好きやなぁと思わせられるし。
肌を重ねることと同じように。それ以上に。内側から満たされていく。

そうる。あんたはそんなふうに。ただそこにおるだけで。
あたしと向き合ってくれるだけで。あたしをこんなに幸せにする。
甘いセリフも甘いキスも。何もなくたって。あたしをこんなにも満たす。
満たしてくれるあんたの存在はすごい。そして満ちていくあたしの体もすごい。

どうよそうる。あんたもあたしも。ちょっとすごすぎやね(苦笑)。





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↑そこからまったり。また別の幸せな時間があったんやけどね(照)。


*ひとりごと*
なんか書きたいことが満載で。まとまりない感じ(涙)。
しかもこれだけ書いてみても。まだまだ書き足りん感じ(涙)。
あー。久しぶりに文章力のなさを痛感。精進せにゃ。
とりあえず。続きはまた明日書くことにしよっと。





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