今日は。なんかそうるにがっかりした。 大好きなそうるやけど。時々あたしは見損なわされる。 あんたはそんなんじゃないやろ。なんでそうやねん。 心の中でドロドロ思って。でも口には出せず抱え込む。 こーゆうのって疲れる。こーゆう自分は好きじゃない。
今日は。そうるは練習に来るやろうと思ってた。 何も聞いてなかったけど。明日は試合やから。 試合前の練習ぐらい。顔を出すのが当然のこと。 それでなくても。普段あんまり練習に来てないそうるやのに。 いくらなんでも。前日ぐらいは来るやろう。そう思ってた。
上回生やからって。練習をサボっていいわけじゃない。 そりゃ経験があれば。練習不足も多少はカバーできるけど。 それでも。普段から真面目に練習してる後輩のことを考えると。 あんまり練習してないのに。でかい顔をして試合に出るってのは。 あたしはどうかなぁって正直思ってたりする。
それは。これまでそーゆうのをしてる一部の先輩に対して。 どうなんやろうって思ってきたのがあるからやと思う。 だって個人競技じゃないんやから。チームプレーなんやから。 ちゃんと練習に出てないと。みんなとうまく絡めへんし。
そうるは。そーゆうのを誰よりも分かってると思ってた。 元キャプテンってのもあるし。去年オーダーを組むに当たって。 あんまり練習に来れてへん上回生のことで悩んでたから。
それやのに。そうるは今日練習に来てへんかった。 今日だけじゃない。この前の試合から1回も顔を出してへん。 でも。試合にはちゃんと出るつもりらしい。(出るって掲示板に書いてた。)
ちょっと甘く考えすぎなんちゃうかなぁって思う。
そうると現キャプテンの間に。どんなやり取りがあったか知らん。 もしかしたら。現キャプテンがそうるに出てって頼んだんかもしれん。 あたしも最近はちょこちょこ練習を休んでて。(それでもそうるよりは全然マシ) 試合出てええんかなーと思ってたときに。普通に現キャプに出てほしいって頼まれたし。 そうるほどの実力がある身なら。頼まれて当然かもしれんとも思う。
それでも。いやそれならなおさら。ちゃんと練習すべきちゃうんやろうか。 毎日とは言わん。せめてやれる日だけでもやるべきちゃうんやろうか。 ずっと練習してなくて試合1発だけ出るってのは。やっぱり間違ってると思う。
今日来てなかったそうるに対して。まひろがちょっとキレた。 「最近あのコ適当すぎやねん。どーなんよ。ほんま。」って。 まひろは。普段はそーゆうのをあんまり言うコじゃなくて。 人のことに対しても。ほとんど干渉とかをせーへん。 そんなまひろは。ただボソっと言っただけやったけど。 そこに静かな怒りを感じて。なんか怖かった。
なんやねん。そうる。まひろにまで呆れられてるやん。 あかんやん。何やってるねん。てゆーかなんでこーへんねん。 分かるけど。勉強せなあかんのも忙しいのも分かるけど。 でも。やっぱり間違ってると思う。絶対に甘いと思う。
あたしの中でいろんな思いが交錯して。なんかまたしんどかった。
思ったなら言えばいいのに。あたしはやっぱり言えんかった。 そうると何気ないメールをしたときも。その話題は出せんかった。
明日の試合会場までの行き方を説明してあげた。 去年は確か。そうるは電車で行ってたような気がしたから。 そしたら。「バイクでも行ったことあるで。ありがと。」って返事が来た。
それから。ちょっとだけイヤミも込めてたけど。 最近はほんまに暑いから水分多めに持っておいでやーって伝えた。 そしたら。「まぁ明日は真っ先にバテるやろな。後はよろしく。」って返事が来た。
それから。試合相手校のビデオを持ってるから。 もし見る時間があるなら。うちに見においでよーってメールをした。 そしたら。「○○(←明日対戦する大学)のは見んでもええやろ。」って返事が来た。
・・・甘いなぁと思って。なんかだんだんむかついてきた。 練習もしてへんのやから。バテるのは当たり前のことやん。 バテるとか思うなら。なんで練習こーへんねん。 そのくせ。相手校に対して変な余裕もってるし。ありえへん。
イライラ絶頂になりながら。それでも絡んでたあたしもおかしい。 むかつく気持ちがどんなにあっても。繋がっていたいと思ってまう。 あんまりしつこいとうざがられるなーと思いながらも。 ちょっとでいいからそうるを感じたくて。メールが切れんかった。
そしたら。最終宣告。 「明日のために今日は勉強させて。」
ぷつーん。あたしの中で何かが弾ける。 そうやな。勉強せなあかんな。分かるで。分かるけど。 なにが「明日のために」やねん。矛盾やんか。 その明日のことを軽視しまくりなんは。あんたちゃうんかい。 なにが「今日は」やねん。1回も練習来てへんくせに。 その間ずっと勉強してたんとちゃうんかい。
・・・イヤや。こんなことを思いたいわけじゃない。 気持ちがグルグルした。自分を醜く感じた。 そうるに対して。どんどん不満が募って。爆発しそうになってた。
それでもそれを押し殺して。「はいよ。がんばりや。」って送り返した。 本音が言えんかった。あんた間違ってると思うでって言えんかった。 うるさい奴やと思われたくなかったし。こじれたくなかった。 あたしは結局。いつまでたっても負けてるんやと思った。
ねぇそうる。なんか今のあたしはさ。 しんどいあんたを思いやってるって。自分では思い込んでる。 あんたの負担にならんように。うるさいことは言わんようにしてる。 でもそーゆうのって。ちょっと押し付けがましいやんな。 実際ウラではこんなふうに。あんたへの不満が溜まってるんやし。
会いたいのに会えへんし。話したいのに話せへんし。 もっと一緒におりたいだけやのに。ちっとも一緒におられへんし。 そのせいで弱ってる心は。あんたのマイナスな面ばっかり見つけて。 最悪や。ありえへん。見損なった。なんでそうやねん。 そんなふうに。どんどんあんたを否定し始める。
ほんまはそうじゃないのに。大好きなところがいっぱいあるのに。 なんでやろう。むかつくところばっかりが強調されてくる。 嫌いになんかなりたくないのに。むかつきたくなんかないのに。 あんたの考えてることが分からんくなって。そして怖くなる。
もうイヤや。そうる。あんたが見えへん。 ↑できるか分からんけど。あたしが言わなあかん気がする。 |