やっぱり日記を書く時間はない。 忙しい毎日の中で。そうるにも会えてない。 最近のあたしは。すっかり乾ききってる。
たまに与えられる潤いはもちろんある。 ちょっと電話をしたり。メールをもらったり送ったり。 そーゆうのでそうるを感じて。幸せになって。 あぁまたちゃんとがんばろうって思ったりする。
でもそんな潤いも。今のあたしには長続きせんくて。 あっという間にカラカラになって。ひび割れる感じ。 なんか。なんか。ほんまにちょっと疲れぎみ。
ここ数日何をしてたかというと。サークルの試合遠征に行ってた。 3泊4日の遠征やったんやけど。就活をお休みして行ってきた。 そうるは。院試勉強に本腰を入れるってことで不参加で。 まひろとはつねは参加やったけど。あたしはちょっと寂しかった。
ホテルで毎晩のように。試合結果をそうるにメールしてた。 そうるは。やっぱりサークルのことを気にしてるみたいで。 いつメールしても。すぐに返事を送ってきた。
負けた試合の後には。「思ったより点取れてるんやな。」って言った後で。 「うまくボール回ってんの?」とか。いろいろ聞いてきたし。 勝った試合の後でも。「お疲れさん。すごいなー。」って言った後で。 「誰が得点したん?どんな攻め方や?」とか。やっぱりいろいろ聞いてきた。
そんなそうるのメールに。あたしは長い長い返事を送った。 試合内容を事細かに説明して。ちょっとでもそうるに伝わるようにした。 離れてても気持ちで繋がってる気がした。それだけで嬉しかった。
そんないろんなメールの中で。あたしが1番やられたメール。 それは。次の日の試合説明をしてるときに。そうるが返してきたメールやった。
相手チームは。2回生中心の勢いがある若いチームで。 その中に。去年からうまいなぁって注目してた選手がおった。 そのチームの試合を見た日の夜に。あたしはやっぱりそうるにメールした。
「なんか明日は翻弄されそうな気がするわー。」 「気持ちで負けんなよ。若さには年の功で対抗しーや。」 「そう言うけどさ・・・。相当うまくなってるで。あのチーム。」 「でもあのコも所詮は2年目やん。4年目の意地を見せてやれ。」 「それがむずいねんて。あんたこそ7年目の余裕を見せてやってや。」 「見せられるもんなら見せたいわ。ぜひ。」
そんなやり取りの後で。そうるはあっさりと言った。
「悪いがうちは2年目の奴にはテクニックとゲームメイクでは負けんよ。」 「・・・まぁ体力では確実に負けるやろうけどな(涙)。」 「だからあんたも自信もちや。大丈夫やって。さくっとかわし。」
2年目の彼女と。7年目のそうる。 そうるの言ってることは。当たり前のことかもしれん。 それでも。なんてゆーか。この自信のある発言に。 そうるらしさがあまりにも見えてて。あたしはやられた。 そして。さりげなくあたしを励ましてくれたそうるに。もっとやられた。
強気なそうるは。いつだってあたしの誇り。 あたしはけっこう心配性で。簡単に弱気になるけど。 そんなそうるを感じると。シャンと背筋を伸ばせる気がする。 自分に自信を持つことの大切さ。そうるはいつもあたしに教えてくれる。
それはサークルにおいてだけじゃなくて。すべてのことにおいて。 自分ががんばれることとか。きっといい方向に進めることとか。 そーゆうことを信じられるように。そうるはあたしをさりげなく導いてくれる。
そうるはあたしを導いてるつもりはないかもしれん。 でもあたしは。結果的にいつもそうるの姿を見て気づかされてる。 本人にそのつもりがないのに。相手を軌道修正させてるとか。 実はものすごいことやと思うけど。そうるは自分のすごさに気づいてへん。 そんなふうに相手を変えてることに。鈍いもんやからちっとも気づいてへん。
だから。そうるがすごいんか。あたしの感じ方の問題なんか。 実は微妙なところやなぁとも思うけどね(苦笑)。
ねぇそうる。あんたに会えない日々は寂しいけど。 それでもあんたは。あたしにいろんなことを教えてくれる。 あんたにそのつもりがなくても。あたしはあんたから勝手に感じとる。 もうそーゆうことが無意識のうちにできる体になってるからね(苦笑)。
そうる。あたしはさ。そんなふうに毎日毎日。 なんかしらあんたに支えられてる事実に気づいて。 あぁやっぱりあたしにはあんたが必要なんやなぁって思って。 めちゃめちゃ会いたくなって。ちょっと涙ぐんだりもしてるねん。
それでもね。がんばるあんたはあたしの誇りやし。 やらなあかんことに対して。あんたにはがんばってほしいし。 それに見合うぐらいに。あたしもがんばらなと思うから。 今のあたしたちには。これが必要なんやろうなぁって思うようにしてるねん。
ねぇそうる。ちょっとおおげさなことを言ってまうけど。 人生において。不必要なことなんて絶対にないってあたしは思う。 あんたは院試。あたしは就活。今はお互い忙しいけど。 こうやって会えんくて。お互いに離れてがんばる期間は。 これからのあんたとあたしのために。きっと必要なんやと思う。
この時期を乗り越えたら。あんたとあたし。きっともっといい感じになる。 がんばったあんたに。あたしはまた惚れ直すやろうし。 がんばったあたしを。あんたはきっともっと好きになってくれる。 なーんや。ラブラブやん。めちゃめちゃ楽しくなるやん。 そう信じて生きていくのも悪くないやんね。そうる。
さーて。充電完了。また明日からがんばるよ。あたし。 ↑あたしはそれが大好き。終わりでも終わらん感じがするから。 |