今日はナイターで。珍しくそうるが時間通りに現れた。 いつもなら。絶対に研究室の用事とかで遅れるそうる。 「今日の欠席は・・・」とかって。現キャプテンが確認してるときに。 「あ、○○○(←そうる)は遅刻やって。」って伝えといたのに。 アップを始めてすぐ。6時過ぎにそうるはグランドに現れた。
そうるは。新しいバイクにラケットもどきを括りつけるのがイヤみたいで。 (傷つけたくないんやとさ。まぁ気持ちは分かるけどね。) 土曜にあたしに預けてたから。あたしが代わりに持ってきたんやけど。 「ありがとうなー。運んでくれて。」って。あたしを見つけると言ってきた。
「ええよー全然。てゆーか来るの早かったな。」って何気なく言うと。 「うん。今日を最後にちょっと休もっかなと思って。」ってさらっと言った。
瞬間。あたしはちょっと固まる。 え・・・休む?練習を?
「もう院試まで1ヶ月ちょいやし。さすがに勉強せんとやばいやん。」 「練習ある日になるとさ。研究室におってもソワソワしっぱなしやねん。」 「早く行きたいーって感じで。勉強しながらもうわの空やし。」 「でもそれじゃマズイからさ。しばらくは休もっかなと思って。」
そうるはスパイクを履きながら。そんなふうに話してくれた。 そしてラケットもどきを持って。走るみんなの列に合流していった。 あたしは。取り残されたような感じで。その場から動けんくなってた。
そうるらしい決断やと思った。 なんてゆーか。やるとなったら徹底するところも。 人に相談とかをせずに。ちゃんと答えを見つけるところも。 やっぱりあたしの大好きなそうるやった。
でも。どうしようもなく寂しくなった。 また会える時間が少なくなる。また離れてまう。 それでなくても最近ゆっくり会えてないあたしたち。 練習で一緒にいられる時間は。ほんまに大切やった。 少なくともあたしにとっては。寂しがりのあたしにとっては。
分かってる。そうるは今がんばらなあかんとき。 あたしはそれを。ちゃんと応援せなあかんとき。 てゆーか。むしろあたしも。いろんなことをがんばらなあかんとき。 就職活動、国試勉強、卒業研究。やらなあかんことは山ほどある。
でもあたしは。最近そーゆうのからけっこう逃げてた。 実習が終わって。ゆったりした時間の中でいろいろ考えたけど。 でも最終的には。もう別にええわーって投げ出してた。
やらなあかんことはあっても。やりたいことの方が勝ってた。 そうると一緒におりたかったし。練習だってしたかったし。 なぁなぁにして流されて。かなり現実逃避してた。
でもそうるは。やっぱりいろんなことが見えてて。 やらなあかんとこではちゃんとやれる人やった。 あたしは。そうるのそーゆうとこを尊敬してたんやった。
あぁ。なのにあたしは。やっぱりどこまでも情けない。 今がよければええやん。きっとどうにかなるはず。そう思ったり。 これじゃあかん。もっと真剣にならなあかん。そう思ったり。 シーソーのように。気持ちに触れ幅がありまくりで。 ほんまに。なんかほんまにいい加減なんやと思った。
練習自体はめちゃめちゃ楽しかった。 そうるのプレーも。ほんまに生き生きしてた。 それは。走り出しとか。構えとか。そーゆうのでしっかり分かって。 あぁ・・・そうる楽しんでるなぁと思って。見てて嬉しかった。
1回生と混ざった練習で。あたしとまひろがミスを連発して。 「おいおーい!それは取っとけやー!」って。ガラ悪く言うそうる。 かなり難しいとこで。めちゃめちゃうまくいった自分のプレーに。 「ちょー見た?今の見た?うち最高!」って喜ぶそうる。
何も変わってなかった。これからもずっと見てられるはずの姿やった。 でもしばらく見れんくなるんや。しばらく会えんくなるんや。 そう思ったら。なんか締め付けられるように苦しかった。
別にこれっきり会えんくなるわけじゃないけど。 がんばろうとしてるそうるに。会いたいって言ってええんかな。 いや。そうるががんばろうとしてるんやし。あたしもがんばらなあかん。 やらなあかんこといっぱいあるし。ちゃんとせなあかん。 ちょっとぐらい会えんくたって。もっとしっかりせなあかん。
そんなふうに。またMUST思考が始まってもた。 「こうせなあかん」「ああせなあかん」そう考えることが。 どんどん自分を追い詰めていくこと。分かってるのに。
楽しい練習の合間にそんなことを考えて。あたしは確実にしんどくなってた。
実はもともと体調が悪かった。 たぶん先週の木曜。そうるがツーリングに行った日。 あの日に雨に降られて。次の日に鼻がズルズルになってた。 そして土曜。喉がイガイガになったけど。雨の中で試合をした。 そして日曜。咳がゴホゴホ出てきたけど。ラフティングをした。
いまひとつな体調で。けっこう無理してた。 でもたぶん。気持ちが充実してたから平気やった。 そしてそーゆうきわどい状況は。メンタル面ひとつで壊れるものやってこと。 あたしはよく知ってて。そして実際そうなった。
練習の帰り道で。やばいくらい悪寒がした。 だんだん気持ちが悪くなって。イヤな汗をかいた。 そして家に帰って。我慢できんくて吐いてもた。
ちょっと会えんくなるって分かっただけで。簡単に崩れる自分が怖かった。 あたしにとって。そうるがどれだけ支えなんかを改めて知った気がした。 なんで。なんでちゃんと自分の足で立てんのやろう。 なんでそこにいつも。大好きな人の支えを求めるんやろう。 そんなことをドロドロ考え始めたら。止まらんくなった。
ねぇそうる。あたしはあんたを好きになって。 ほんまに幸せやけど。ほんまに苦しいよ。 あんたを通して。優しい気持ちになれる自分が好きやけど。 あんたを通して。醜い気持ちとも向き合わなあかんのやから。
会いたい。一緒におりたい。くっつきたい。 そんなあんたへの要求ばっかり走り出しそうで。 でもそれを必死でセーブしようとして。 無理なくせに。出来た人間に成りすまして。 繕って。笑って見せて。平気なフリをする。
1人でがんばろうって思うと。いろんな意味でしんどい。 そんなに強くないくせに。無理すんなって思う。 でもそう思うと。そんなに弱くもないくせに。寄りかかるなって思う。 強いんだか弱いんだか。自分でもよく分からんくなる。
あんたなしじゃやっていけんと本気で思うけど。 でもきっと。あんたなしでもどうにかなるんやろう。 いつの間にか。それなりにどうにかなってるもんなんやろう。 そーゆうのがイヤで。そーゆうのが耐えられん。
そうる。なんか分からんけど。いろんなことが怖い。
↑また泣きそうになった。ちょっとおかしくなりそうやった。
*追加* 今日の日記は。ちょっと書きたいことが書けんかった感じです。 うーん。すっきりせーへん。・・・とりあえず明日に続きを書きます。 |