今日は。サークルの友達と一緒に遊んできた。 前々から言ってた約束で。8人でラフティングをしてきた。 相当楽しみにしてたけど。予想以上やった。 やっぱり夏やし。水モノはほんまにおもろい。
あえて流れの急な方に向かってみたり。 わざと川に飛び込んだり。流されてみたり。 そーゆうあほなことをやりまくってるのが。ほんまに楽しくて。 始めから終わりまで。めちゃめちゃテンション高かった。
なんでそんなに楽しかったかって。 それはやっぱり。一緒にやれた仲間が大好きやからやと思う。
あたしは常々思ってるんやけど。人間関係ってほんま大切。 どんなにそのこと自体が楽しいことでも。 一緒にやる人が嫌いな人なら。絶対につまらんし。苦痛にもなる。 でも逆に。それがどんなにしんどいことやったとしても。 大好きな人たちとやれるなら。しんどさは半減するし。楽しくも感じられる。 だからこそ。自分の周りに大好きな人たちがおるってことは。すごい幸せなことなんやと思う。
あたしにとって。大学生活を共にしてきたサークルの仲間は。 ほんまにかけがえなくて。めちゃめちゃ大切な存在。 優しくて。思いやりがあって。でもほんまにおもろくて。 もういい年やのに。遊ぶとなったら全員して徹底的に遊ぶ。 どんなあほな遊びに対しても。ありえへんぐらい熱くなれる。 そんなみんながおるから。あたしの生活は楽しいんやと思う。
なんかそんな当たり前のことを。改めて感じられた1日やった。
今日は。そうるは不参加やった。 理由は聞いてへんけど。たぶんバイトやと思う。
研究室が忙しくなって。平日さっぱりバイトできんくなったそうるは。 土日にバイトすることが増えて。あたしとあんまり遊んでくれんくなった。 まぁ練習で顔を合わせてるから。それなりに会ってはいるんやけど。 でも。2人きりでまったりする時間は。確実に減ってる。
そのせいか分からんけど。あたしは最近ちょっと欲求不満。 なんかこーゆうの。動物的で認めたくないんやけど。 ここんとこ明らかにそうるとくっついてへんから。何かが足りん気がしてる。
なんやろう。別にそーゆうのばっかり重視してるわけじゃないんやけど。 年がら年中くっついてたいとか。そーゆうわけでもないんやけど。 好きならくっつきたいのは自然なことで。抱き締められたいのも自然なことで。 そしてそーゆう自然なことが与えられてへんから。どこか満たされん感じ。
ラフティングから帰って。すぐにバスタブにお湯を張った。 もう夏やけど。川の水はまだ冷たくて。あたしの体もすっかり冷えてた。 ゆっくり肩まで浸かってあったまるうちに。あたしはふと自分の体を見た。 落とした目線は。おへその左上にあるちっちゃなほくろにぶつかった。
そして急に。そうるのことを思い出した。 なぜなら。このほくろは。そうるのお気に入りやから。
あたしは。そうるの性癖(?)をちょっと知ってる。 戯れのとき。そうるはあたしの体のほくろに唇をつけていくクセがある。 暗がりじゃそこまで分からんと思うし。確認しながらキスってのも変やけど。 少なくとも。そうるのお気に入りのほくろは。あたしの体に3つはある。
ひとつめは左の鎖骨のとこ。ふたつめは右の脇腹のとこ。 そしてみっつめはおへその左上にある。ちょっと大きめの黒い点たち。 「ほくろみっけ。」って言いながら。そうるはあたしの体をなぞって。 そこにゆっくりと唇をつけて。優しいキスをくれる。
自分の体のほくろの位置なんて。全然把握してへんかった。 でもそうるが。そうやっていつも同じとこにキスをくれるようになって。 あたしは。自分の鎖骨とか。わき腹とか。おへその上とかに。 そうるに愛されまくりの。うらやましい点があることを覚えた。
あたしは。そんな3つのほくろに嫉妬したりもする。 自分の体に嫉妬するなんて。ほんまおかしいと思うんやけど。 そうるがそこを指でつついて。何度も柔らかく唇をつけると。 あたしの胸は痺れまくって。不思議な嫉妬心が生まれてくる。 (ちくしょう。ほくろめ。あたしのそうるを独占しやがって。)とか。 冷静になるとあほみたいな思考が。あたしの中に生まれてくる。 そしてそんなまぬけな嫉妬心と。あたしは大真面目に闘ったりする。
でも最近は。そんなことがさっぱりなくなった。 そうるがあたしのほくろを愛でることもなくて。 あたしが自分のほくろに嫉妬しまくることもなくて。 あたしの心は。悲しいくらいに穏やかな時間を過ごしてる。
願ったり叶ったり。そうよ。だって疲れんくて済むんやもん。 自分の体に自分で嫉妬するような。わけの分からん感情と闘うこともないんやし。 心に平穏が訪れたってことやし。それは喜ばしいことやん。
ちょっと考えてみて。そんな考えを一掃するように。あたしは首を横に振る。
ねぇそうる。だってありえへん。平穏なんてありえへん。 疲れんから嬉しいとか。そんなことありえへん。 あたしは。あんたのためならどこまでだって疲れていい。 わけの分からん感情と闘って。ありえへんほどの疲労感に襲われて。 もう知らん。なんでこんなに好きやねん。もういい加減にしてや。 そう言って投げ出したくなるまで。とことんあんたを愛したい。
人を愛するって。めちゃめちゃエネルギーのいることやけど。 あんたを愛するためなら。あたしは出し惜しみなんてせーへん。 全力で悩んで。全力でへこんで。そして全力で浮上する。 あんたが関係することやったら。あたしは手抜きなんてしたくないもん。 だから。いつだって。どんなあほみたいなことにだって。 あたしは真剣に向き合っていたいねん。
ねぇそうる。あたしのほくろが寂しがってる。 もう長いこと。あんたが触れてくれんから。きぃーって言ってる。 あんたの唇を求めて。キスを求めて。ずーっと疼きまくってる。 これってあほみたいなことやろうか。あんたには笑えるようなことやろうか。
でもあたしは。この愛に真剣やから無視するわけにはいかへんねん。 あんたを求めて寂しがるこのほくろに。早くあんたの愛を与えてあげたいねん。 そしてほんまは。ほくろだけじゃなくて心も。あんたを欲しがってるねん。 そのぬくもりが欲しくて。抱き締められたくて。もう疼きまくりやねん。
ねぇそうる。伝わるやろうか。この気持ちがちゃんと伝わるやろうか。
↑ないと困るけど。そーゆうのって分からんからなぁ。はぁ。 |