***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年07月12日(土)隠し通す真実。

今日は。ちょっと遠征して練習試合。
朝からザーザー降りで。中止も考えられてたんやけど。
途中から小雨になってきたから。どうにか試合できた。

2戦して2敗。ちょっと悔しい結果やったけど。
でも内容としては悪くなかったし。みんな成長してるし。大丈夫。
まだ夏は始まったばっかり。がんばれがんばれ。(もちろんあたしも。)


あたしとしては。今日1番楽しかったのは。
いつものメンバー(そうる、まひろ、はつね、あたし)で。そうるの車に乗ったことやった。
雨やったせいで。そうるはバイクを諦めて車で行ってたんやけど。
途中で駅に寄ってくれて。あたしたち3人をグランドまで送ってくれた。
あと帰りも。そうるの家の近くの駅まで送ってくれた。

朝。駅のとこで30分以上路注してたそうるは。何度も電話をかけてきた。
中止か決行かがまだ決まってなくて。改札を出てなかったあたしに。
「どうなってんの?中止ならうちはとっとと帰りたいねんけど。」って言って。
そのうち「中止でも家まで送ったるからとりあえず出ておいでや。」って言い始めて。
さらには「早く出てこい!警備のおっちゃんが睨むねん!」って怒りだして。
そのイライラっぷりはちょっと怖くて。あたしを困らせた。

結局。とりあえずはグランドを見に行こうってことになって。
あたしたちは改札を出て。そうるの車に向かった。
「ごめんなー。警備のおっちゃんと闘えた?大丈夫?」って聞いたら。
「遅いしー。ほら、あそこからずっとこっち睨んでるねんって。」ってぼやいた。
「すいませーん。」「ごめんなさいねー。」って車の中からまひろとはつねが言う。
警備のおっちゃんには聞こえてなかったけど。ちょっとおかしかった。


地図を持ってたまひろがナビをするんやけど。そうるとはすぐケンカになる(苦笑)。
「そこ右・・・あー違う。やっぱ左。」「どっちやねん。てゆーかもうちょい早く言え。」
「なんやねん。そんなん言うなら自分で見ろ。」「あーもう見るし。貸して。」
「ちょー危ない !ふらつくな!運転できんなら地図見るな!」「あんたが見ろって言ったんやん!」

そんな感じで。そうるもまひろもお互いに譲らんくて。言い合ってばっかりやった。
言葉だけで書くと怖いけど。もちろん笑いをいっぱい含みながら。やり取りしてた。
「あんたらーうるさいでー。」「そうやでー落ち着きやー。」って。あたしとはつねが言ってたら。
「だって○○○(←まひろ)のナビが悪いから・・・」とか。
「なんでやねん。○○○(←そうる)の運転がしょぼいから・・・」とか。
お互いがお互いのせいにしてて。それがまたおもしろすぎた。

たぶんあたしは。こーゆう「素」のそうるが好きなんやと思う。
ちょっと汚い言葉とか。えらそうな命令形とか。そーゆうのをいっぱい使って。
気のおけない仲間と話してるそうるを見るのが。大好きなんやと思う。
まひろとかはつねとかと話してるそうるは。いつだってそんな感じ。
あたしは。まひろもはつねも普通に大好きやし。どっちも大切な存在やけど。
そこにそうるも加えて4人でワイワイするのが。実は1番好きなんかもしれんって思う。


帰りは。後輩も1人乗せてあげて。5人で帰った。
この後輩が。あたしとそうるの仲を昔から怪しんでるコで。
「○○○(←あたし)さんと○○○(←そうる)さんって怪しいですよね☆」なんて。
飲み会の席で。カワイイ顔して怖いことを言ったコなんやけど(汗)。
そのコに何かを悟らせる余裕も与えんぐらい。あたしたち4人はしゃべりまくりやった(笑)。

「ちょーなんやねん。あの車めっちゃ運転ヘタやし。」ってそうる。
「なんでやろ。この道なんか違う気がする・・・。」ってまひろ。
「あー空腹限界やわー。なんか食べるとこないんかなー。」ってはつね。
「こんなとこに銭湯あるんやー。お風呂入りたいー。」ってあたし。

見事なまでに。それぞれが自分の思ったことしか話してなくて。
会話なんか全然成立してへんのに。妙に居心地がよかったりする(笑)。
でもお互いの言ってることはとりあえず聞こえてて。ふと誰かが言う。
「・・・全然話かみ合ってへんし。」「ほんまや。おばさん根性丸出しや(笑)。」

それで今度は。みんなでとりあえずひとつの話をする。
「あー見て!あのバイク!○○○!最高!」ってそうるが言うと。
「乗り出すな!危ないし!恥ずかしいし!」ってはつねが後ろから怒る。
「あれは△△△が□□で・・・」「てゆーか▽▽が×××で・・・」って。
そうるとまひろが。2人しか分からん専門用語で話し始めたら。
「わかりませーん。」「つまりませーん。」って。あたしとはつねが膨れる(笑)。

そんなあたしたちを。ずーっと黙って見てた後輩が。
「先輩たちってほんまに仲いいんですねー。」って言ってきた。
「仲いいんかなぁ。」「どうやろなぁ。」「息は合ってへんな。」「みんな勝手やしな。」
そんなふうに。あたしたちはちょっと照れ隠しで答えたけど。
仲いいとか悪いとか。そんなん考えたことないってのが正直なとこやったかもしれん。

だってそれぐらい。一緒におることが自然なあたしたちやから。


ねぇそうる。あたし時々思うんやけど。
そんな4人の中で。あんたとあたしだけが深いこと。
深いとゆーか。まひろやはつねに言えん関係があたしたちにあること。
なんとなく。これでええんかなーって考えてもたりするねん。

だってあたしは。まひろもはつねも大好きやもん。
ほんまにかけがえのない友達やと思ってるもん。
あんたにとっても。間違いなくそうやと思うし。

でも。やっぱりあたしにはあんたは違うねん。
4人でおる空気がほんまに好きやのに。
そうる。あんたへの思いだけはどう考えても違うねん。

だってあたしは。まひろやはつねを抱き締めたいとは思わへん。
一緒におれたら普通に楽しいけど。夜中に会いたいって切望したりはせーへん。
その一挙手一投足にかき乱されることもないし。
その顔とか姿とかを。1日中見てたいなんて思うこともない。

友情と愛情の境界。いったいどこやったんやろう。
あたしは。あんたともまひろともはつねとも。同じ頃に出会ったのに。
何がどうなって。あんただけがこんなに特別になったんやろう。
そして。あんただけがこんなに特別でええんかな。

今さらなんやけどね。秘密の関係に。ちょっと不安になってもたりした。
だって。もしこの先まひろやはつねがほんまのことを知ったら。
どんな顔をするやろう。どんなことを思うやろう。
勝手な推測やけど。ほんまのことを知った衝撃より。
今まで隠してたって事実が与える衝撃の方が大きい気がする。
あたしがまひろやはつねやったら。きっとそう思う気がする。

でもあたしは。根性なしやから言えんと思う。絶対に。
たぶんこんなことを言いつつも。この先もずっと隠し通すと思う。
それが正しいか間違ってるかは分からんけど。そうしていくと思う。
伝えたい。分かってほしい。でも絶対に知られたらあかんとも思ってる。
矛盾しまくりの心。やっぱりあたしはいつだってぐちゃぐちゃみたい。

どんなに親しい人と人でも。すべてを曝け出して付き合えるものとは思わんけど。
でも。これでええんかなって思い始めると。止まらんくなったりするのも事実。

ねぇそうる。あんたはどう思ってるんやろう。聞くのがちょっと怖い。





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