今日は。久しぶりにゆったりした1日やった。 何も予定のない1日ってのも。たまにはいいもんやなぁって思った。
長かった実習のせいで。朝は6時に起きるのが習慣づいてるあたし。 設定を消し忘れてた携帯の目覚ましが。いつものように鳴る。 オルゴール調の「くまのプーさん」が。あたしを目覚めさせる。 寝ぼけながら携帯を手にとって。あぁまだ6時やん・・・と思って。 窓をちょっとだけ開けて。トロトロとまどろむ。
ベッドに転がってるそうる用の枕を引き寄せて。顔を押し付ける。 大好きなそうるの匂いを探すけど。そこからは何の匂いもせんかった。 そういやもう長いこと。一緒に寝てないなぁって思って。 急に寂しくなってきて。さっさと起きることにした。
実習でバタバタしてたせいで。家のことはかなり放ったらかしやった。 そんなわけで。今日は家事に徹底しようかなーって決める。 起きて1番にすることは。洗濯機を回すこと。 溜まってる洗濯物をポイポイ放り込んで。スイッチを押して完了。 それから部屋の掃除。床に散らかった資料を整理して。 掃除機をグォングォンかけて。ついでに布団も干して。これまた完了。
スッキリ片付いた部屋は。かなり気持ちいい。 あるべきものがあるべき場所に戻って。なんとなく落ち着く。 今ならそうるを部屋に呼んで。ゆっくりまったりお酒なんか飲めるなーと思って。 そういやウォッカ少なくなってたから買い足さんとなーなんて思ってみる。
部屋の掃除だけで。かなりいっぱい汗をかいてたから。 朝からやけどええよなーと思って。バスタブにお湯を張った。 洗面所からお気に入りの音楽が聞こえるようにして。 お気に入りのカモミールの入浴剤を入れて。ぬるめのお湯にゆったり浸かった。
あたしは基本的にお風呂に入る時間は短め。 浸かってるのはええんやけど。蒸気の溜まったバスルームが息苦しくて。 あーもう限界ーと思って。いつも10分とか15分とかで終わらせてる。 でもなんか今日は。時間がたっぷりあったせいもあるけど。 湯船に浸かりながら。かなり長い時間汗を流した。
髪を洗って。体も洗って。ムダ毛もちょちょっと片付けて(笑)。 お風呂から上がると。ツルツルたまご肌でいい感じ。 今のあたしを抱き締めたら。絶対に気持ちいいやろうに。 あーあ。こーゆうときにかぎってそばにおらんからなぁ。 そんなことを思いながら。100%のグレープフルーツジュースを飲む。
とことん自分に手をかけたい気分になって。丁寧にクリームなんかを塗ってみた。 ツルツルの肌は。ツヤツヤになって。またいい感じになった。 やり始めたらおもしろくなってきて。今度はマニキュアを塗ってみた。 実習中は禁止されてたから。塗りたくても塗ることができんかったし。 久しぶりに塗れるってことで。お気に入りのピンクのエナメルを選ぶ。
ちなみにそうるは。マニキュアを塗るのは大嫌いやったりする。 「あんなもん皮膚呼吸ができんくなるやん。」とか言って。断固拒否する(苦笑)。 でも練習で足の爪に血豆が出来たときだけ。仕方なくペディキュアを塗ってたっけ。 どぎついワインレッドが。そうるらしくてかっちょよかったなぁ。
こんなふうに爪を塗ってたら。そうるは見つけてまた笑うかな。 「あほぅ。もっと爪を労われよ。」とか言うかもしれんな。 でもなんか。そんなふうに言われるのが楽しい。 「キレイに塗れてるやん。」とか「いい色やん。」とか。 そんなふうに言われるだけじゃ物足りんような気がしてまう。 ただ誉められるだけじゃ物足りんとか。あたしもたいがい勝手やけど。 でも。そうるからしか聞けんような憎まれ口が聞きたい。そんな気分やった。
ねぇそうる。こんな日常の中でさえ。あんたはあたしの心に存在してる。 思おうとするわけじゃなくて。ほんまに自然と心に浮かんでくる。 部屋がキレイに片付けば。あんたに来てほしいと思うし。 肌の調子がよかったら。あんたに触れてほしいと思うし。 あげく爪をちょっと塗ったぐらいで。あんたの声が恋しくなる。
どうかしてる。あたしの中に。あんたがどこまでも入りこんでくる。 なんでこんなにも。自分以外の誰かのことで頭がいっぱいになるんやろう。
あたしの毎日。あたしの生活。あたしの人生。 それはすべて。あたしのものであるはずやのに。 そのひとつひとつに。そうる。あんたは確実に沁み込んでる。
あぁ。なんて幸せなことやろう。そしてなんて怖いことやろう。 ある意味では。それって愛の呪縛って感じがしてくる。 そうる。あんた自身はあたしを縛ったつもりなんてないやろうけど。 どうやったって。あたしはあんたからは逃れられへん。 あんたのことを思わずにはおられへん。愛さずにはおられへん。 あたしの心が。もうそういう仕組みに出来上がってもたから。
そうる。あんたは罪なヤツよ。ほんまに(苦笑)。
↑1回見せてもらったけど。かなりおっさんみたいやの(笑)。 |