今日でようやく長かった実習がすべて終わった。 ちょっと心を麻痺させて。時間が過ぎるのを待ってる感じもしたけど。 ひとつひとつの実習が終わると。いつもそれなりに充実感を覚えて。 がんばったなぁと思って。それで済ませてるような気もする。
もっと真剣に考えなあかんはずやのに。 なんかあたしはつくづく適当やなぁと思う。 そう思うと。せっかく実習が全部終わったのに。 晴れ晴れした気持ちでいっぱい・・・ってふうにはなれんかった。
かなり疲れてたあたしは。家でゆっくりしたかったけど。 学部の友達の家で打ち上げする約束があったから。それに出かけた。
家に帰ったのが6時前で。集合が6時半。 あたし以外のメンバーは。今週は実習が入ってなくて。 ゆっくり集合しては。だらだらしゃべってたみたい。 でもあたしは。かなりバタバタやった。 汗かきまくりやから。とりあえずシャワーを浴びて。 そこから着替えて。化粧しなおして出かけるのが。かなり面倒やった。 もうベッドに倒れこんで。死んだように寝たい気分やった。
でもまぁそうはいかんし。久しぶりに会うわけやし。 行ったら行ったで楽しいはずやと思って。がんばって出かけた。
でも今日は。あたし的にはかなりおもしろくなかった。
あたしがいつも一緒に行動してるのは5人グループなんやけど。 現在。しっかり全員に恋人がおる。 そして。あたしとそうるのことはもちろん黙ってるから。 表向きは。あたしだけが一人身ってことになってる。
付き合って2年のコ。1年ちょっとのコ。半年のコ。1ヶ月のコ。そしてあたし。 この1ヶ月のコがフリーのときは。まだマシやったんやけど。 なんとなく最近は。この4人の話題についていけんくなってたりする。
最近どこへ行ったとか。そーゆう話をしてるときはまだマシ。 どんなエッチをしたとか。そーゆう方面に行くとかなり困る。 あたしの居場所は。完全になくなる。 適当に話を合わせて笑ってみるけど。だんだんしんどくなる。 架空の男を作り上げて。それなりに話を弾ませてみたりもして。 そんな自分をどこかで冷静な自分が見てて。あほやなぁって笑ってるのに気づく。
あぁ。あたしはいったい何をやってるんやろう。 そう思うと。もうテンションは下がりまくりやった。 酔ってしまおうと思って。お酒をけっこう飲んでみたら。 疲れのせいか。あっという間に酔いが回ってきた。 でもちっともいい気分にはなれんくて。ただフワフワするだけで。 なんかいろんなことが悲しくなって。ひとりベッドに転がった。
「○○○(←あたし)もおいでーや。」って言われたけど。 そう言われても。みんなの話を聞くのはしんどかった。 卑屈になってると思ったけど。がんばって笑う元気はなくて。 そのうちその場におるのも限界になってきて。 「ごめんやけど。やっぱりしんどいから帰って寝るわ。」って言った。
あー。最低。ほんま。かなり感じ悪いし。場の空気とかぶち壊しやし。 みんなは何も知らんのやから。しょーがないのに。 でも。あたしが一人身やって思ってるのなら。 なんであんなにも。あたしだけが入っていけん話題をするかなぁ。 でもこんなふうに思うのも自分勝手な気がして。また自己嫌悪に陥る。
半泣きでエレベーターを降りると。心配して階段で降りてきた友達2人と鉢合せた。 あたしの涙に気づいて。2人とも散々あたしをつっつきまくる。 「どしたん。大丈夫か。」「まぁ確かに品のある話はしてへんかったけど。」 そんなことをいろいろ言われて。あたしは首を振る。 「いや・・・ほんまごめんな。なんか自分でもよく分からんねん。」 「たぶん疲れてるんやと思う。でも感じ悪くてごめん。」 そう言うと。2人ともちょっと困ったように顔を見合わせてた。 「そやな。帰ってちゃんと休み。」「(涙の)原因分かったらちゃんと言いや。」 そう言って見送ってくれた。優しい友達やと思った。
でもそんな優しさも。あたしはちゃんと受け取れてへんかった。 ほんまに卑屈になってた。幸せそうな4人を完全に妬んでた。
自分だって幸せなくせに。人の幸せの方が大きく見えて。 そんな自分を。ほんまに醜いと思った。 「○○は△△と付き合いだしてからかわいくなった!」とか。 「□□はもともとかわいいからなぁ。××はもったいないで。」とか。 そんな話をいっぱいしてる4人が。なんかすごいうらやましかった。
あたしはちっともかわいくなれへん。 人のことばっかりうらやんで。指を咥えて見てる。 表向きだけ笑いを合わせて。心の中でこんなことをドロドロ考えて。 そんなあたしは。ちっともかわいくなんかない。
あぁ。もっとちゃんとした自分になりたい。 もっといろんなことを受け入れられて。 もっとオモテウラのない自分になりたい。
たぶんあたしは。ありのままの自分を知られるのが怖いんやと思う。 それは。ありのままの自分に対して自信がないからやと思う。 将来のことにしたって。具体的に考えてへんし。逃げてばっかりやし。 そうるのことにしたって。ちゃんと胸を張れてへんし。言い訳ばっかりやし。 そんなどうしようもない自分を。さらけ出すのが怖いんやと思う。
あたしはあたしやのに。どうしたってこれがあたしやのに。 そしてそんな自分がイヤなら。変わる努力をすればええのに。 怖がって震えてるだけじゃ。何ひとつ変わらんのに。
ねぇそうる。あたしはこんなんやで。 こんなにも中途半場で。こんなにも醜いこと考えてて。 ドロドロのぐちゃぐちゃで。ほんま最悪なんやで。
それでも。あんたはあたしを分かろうとしてくれる。 こんなあたしを理解して。いつも支えてくれる。 表面上は冷たくても。心の中のあったかさをあたしは知ってる。 そしてそんなあんたに。あたしは何度救われてきたか分からん。
あたしは。こんな自分と。そんなあんたと。両方を思って。 いっぱいいろんなものが込み上げて。涙が止まらんくなる。 情けないあたし。優しいあんた。なんか不釣合いにも思えてくる。
ねぇそうる。こんなあたしでもええの? 弱虫で。泣き虫で。そのくせ心の中は醜くて。汚くて。 虚勢ばかり張って。プライドばっかり高くて。どうしようもないのに。
ねぇそうる。なんであんたはこんなあたしを見捨てへんの?
↑あたしは。そうるにさえ曝け出すのが怖いんかもしれん。
*追加* 今日の日記はちょっとドロドロでした。 読んでイヤな気持ちになった方がいたらごめんなさい。 ちなみに。これを書いてるうちに。ひとつの歌を思い出しました。 歌詞が心に刺さってきて。初めて聞いたときに涙が止まらんくなった曲です。 せっかくなので。ちょっとだけ紹介します。
自分よりも不幸なヒトを 見ては少し 慰められ 自分よりも幸せなヒト 見つけたなら 急に焦ってる
だけどきっと だから時々 どうしようもなく 惨めな姿に気が付いて 現実にぶつかる
私は何を想えばいい 私は何て言ったらいい こんな私の事 解ろうとするなんて 君が初めてだった
End of the World / 浜崎あゆみ より一部抜粋 |