***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年06月04日(水)開いた傷口。

もうなんだか。激しく情緒不安定。
体が疲れてるのに加えて。心が満たされず。
心が満たされんのに加えて。イヤなことを思い出した。

実習だらけの日々に疲れて。そうるには全然会えんくて。
あたしとしては。かなり調子が悪かった。
それやのに。さらにあたしを沈ませることがあった。

それは。学部の友達の言葉がきっかけ。


今日は久しぶりに大学で講義があって。
いつもの仲良しメンバーたちと会えた。
あたしは講義自体にちょっと遅刻したんやけど。
それでもあたしが着くと。「おいっすー。」ってみんな言ってくれた。

講義が終わって適当にしゃべりつつ。じゃあまたねーとか言って別れるとき。
ひとりの子があたしに向かって言ってきた。
「ちょー聞いてー。うち彼氏できてん☆」

「まじでー?!」あたしはかなり絶叫した(笑)。
だって。そんな気配まったくなかったのに。
寝ても冷めても。男がおらん男がおらんって言いまくって。
(まぁ調子に乗って冗談っぽく言ってたけど。)
早く彼氏が欲しいーって喚いてたコやったから。
「まじよーん☆」って。そのコは笑いながら言った。

幸せそうやなーって。その顔を見て思った。
でも。話を聞いて。あたしは少なからず「?」って思った。

そのコの付き合いだした男のコは。バイトの友達。
まぁそこまではええんやけど。そのコの親友の元彼やった。
別にええけど。そのコが幸せならええんやけど。
あたしには理解できんことやなぁって思った。

しかもそのコに聞いてみたんやけど。
「○○○(←そのコの親友)とは大丈夫なん?」って言ったんやけど。
そのコはケロっとした様子で言った。

「大丈夫なわけないやん。もう修羅場やで。軽く絶好状態やで。」
「なんか『うちが戻るって言ったらあんたは泣くんやで。』って言われたし。」
「でも別にええねーん。うちらはラブラブやからー。」

・・・そーゆうもんかなぁ。納得いかんなぁ。
だって。ほんまに親友みたいやったのに。

「罪悪感?ないで。そんなもん。」
「だって元彼やで。別に奪ったとかじゃないやん。」
「向こうが勝手に嫉妬してるだけやん。うちの知ったことじゃないし。」

・・・ありえへん。なんて言い方するねん。
友達なんやろ。ずっとめちゃめちゃ仲良くしてたやん。
なんでそんなふうに言うねん。なんでもっと気持ち分かってあげようとせーへんねん。

そのコのことは。あたしは友達として普通に好きやったけど。
でもなんか今回のことで。ちょっとどうかなーって思ってもた。
少なくとも。あたしには理解できん行動やったから。
しかも。そこまでめちゃめちゃ相手のことを好きやったわけでもないっぽい。
告白してくれたから。やったー付き合っちゃおーみたいな。そんな感じやった。

人のことやから。別にあたしがとやかく言うことじゃないけど。
なんかスッキリせんくて。もやもやして気持ち悪かった。

でも。あたしの苦しみは。そんなことが原因じゃない。
正確に言うなら。もっともっとちっちゃなことが原因。


あたしが呆れてるとき。そのコは言った。
「まぁ○○○○があたしを選んでくれたってことよ☆」って。

(あーそうですかー。)と思って。半分聞き流そうとしたとき。
あたしは一瞬の間をおいて。刺されたような痛みを感じた。
別に。そのコの発言内容にショックを受けたわけじゃなくて。
そのコが言った相手の名前。それに無意識のうちに反応してた。

○○○○。あたしが世界で1番嫌いな男の名前やった。


忘れてたのに。もう考えんようにしてたのに。
こんなところで思い出すハメになるなんて。

世界で1番許せん男。見たことも会ったこともない男。
それでも。消えてほしい男。死んでほしい男。
あたしに一生消えん傷を負わせた男で。
あたしの最愛の人を狂わせた男。

あの男の名前やった。

胃の奥の方から。何かが上がってくるような感覚に襲われて。
あたしは。思わず胸の真ん中を押さえた。
体が震えた。背中がゾクっとした。
気を抜いたら膝から崩れ落ちそうやった。


イヤや。イヤや。お前なんか大キライ。
なんで現れるんよ。なんで今さら出てくるんよ。
もうお前の存在は。あたしの中で抹殺したのに。
この世に。お前なんていらんのに。

消えて。消えて。どこかへ行って。
お前なんてキライ。大キライ。お願い。消えて。

そうるは渡さへん。絶対に渡さへん。
お前がどんなにそうるを好きやったとしても。
あたし以上にそうるを愛してる人なんて絶対におらへん。
諦めて。お前には絶対にそうるは渡さへん。
どんなに頼まれたって。あたしはそうるを手放さへん。

消えて。お願い。この世からおらんくなって。
お前が生きてるかぎり。あたしはいつまでも苦しまなあかん。
生きててほしくないねん。消えてほしいねん。
お前のことが。あたしは世界で1番キライやねん。


ぐちゃぐちゃのあたしの心は。叫び続けた。
誰かの消滅をこんなにも望む自分が。怖くなった。
もうおかしくなりそうやった。発狂しそうやった。

そうるを抱きつぶしたくなった。縛り付けておきたくなった。
めちゃめちゃにキスをして。めちゃめちゃに殴りつけて。
愛して。愛し抜いて。狂わせて。壊したくなった。
そうやってボロボロにして。あたしのそばに永遠に留めたくなった。

(あかん。おかしい。どうかしてる。)って思うあたしと。
(何言ってるねん。これこそがあたしやん。)って思うあたしがおった。


ねぇそうる。たったひと言聞いたあの男の名前。
それだけでこんなにもおかしくなるあたし。
そんなあたしを知ったら。あんたは怖いと思うやろうか。
あたしの愛の強さを知って。ちょっと恐れたりするんやろうか。

それもあるかもしれんけど。それだけじゃないやんね。
あたしは分かる。きっとあんたはまた自分を責める。
あたしがあの男のことで苦しめば苦しむほど。あんたは自分を責める。
「うちはほんま最低や。」って。きっとあの時みたいに言う。

そんなあんたは見たくない。そんな顔なんてさせたくない。
だからあたしは。こんなふうにおかしくなんかなったらあかん。
もっと平気にならなあかん。もういい加減忘れなあかん。
あんな男のこと。もうどうだってええやん。

分かってるのに。今でも胸は痛みを訴える。
こんなに愛してもらってるくせに。あたしの傷は癒えん。
癒えているようで。こんなにも簡単に傷口を開く。

あぁ。ごめん。ごめんね。そうる。あたしほんまにあかんよね。





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↑最高にうるさい人です。あたしはあんまり好きじゃないです。


*追加1*
今日(4日)は。大好きな日記作家さんが赤ちゃんを産む日みたいです。
もう朝から興奮しまくりでした。元気な赤ちゃんに会えてるといいなぁ。
ちなみにその日記は。ほんまやばいくらいステキな日記なのです☆
そのうちリンク許可をもらったら。ここでも紹介したいなぁ。

*追加2*
これまた別の大好きな日記作家さん。
このたび日記をやめられるとのことで。めちゃめちゃ寂しいです。
いつも読ませてもらうたびに。あったかい気持ちをもらってました。
お疲れさまでした。これからもあなたが幸せでありますように。





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