***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年03月14日(金)乗り越えるから。

木曜の日記もアップしてます。よければどうぞ。

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今日は。また足が痛くて練習を休んで病院へ。
「来週から合宿なんです。」とか行ったら。先生も呆れ顔。
「この足で1日走るとか無理でしょう。」って普通に言われた。
無理なんは分かってる。でもそんなあっさり無理とか言わずに。
どうにか患者のニーズに応えようとするのが医者やろうに。(←やつ当たり。)

またまた様子見ながらってことで。痛み止めを追加される。
ほんま。これからしばらくはコイツの効果に頼るしかないらしい。
合宿は3日間。1日に午前と午後と合わせて7時間ぐらい練習する。
今は4時間練でも痛くなってるから。マジで心配。


ここからはちょっと愚痴になってまうけど。ごめんちゃいです。

無理したらあかんってことは。百も承知なのね。
でも。あたしの思考はこんなふうになってる。

集団で練習してるときに。ひとり休憩してるとサボってるふうに見えるやん。
そーゆうのって。がんばってるメンバーの士気を下げるからよくないやん。
自分に甘いって感じやし。ちょっとぐらいしんどくてもがんばれよーって思うやん。
しかもそれを上回生がやっちゃうと。後輩の立場からは文句も言えんやん。
で、まぁ自分もいっかーって感じで適当にやるコが出てきて。
全体としてダラダラモードが出来上がると最悪やん。

いや。もちろんサボってるわけじゃないんやけど。痛いからしょーがないんやけど。
そう見られてる気がしてまうんよね。・・・自意識過剰かもしれんけど。
全員でやるメニューとかやと。抜けた人数分だけ回転早くなるからしんどいし。
そーゆうのをいろいろ考えると。ちょっとぐらい痛くてもやろうって思ってまう。
そして。もうほんまに痛すぎるってとこまできて反省する。その繰り返し。

自己管理も実力のうちやのにね。情けないけどこれが今のあたし。
痛みなんて。所詮どうやったって自分にしか分からんものなんやから。
誰が何と言おうと痛いもんは痛いって言い切ることも大事なんかな。
でもなぁ・・・なんか負けてるみたいで悔しいんよなぁ。


・・・はい。愚痴は終了。書き始めるとキリがない(苦笑)。
違う違う。今日書きたかったのは。もっと嬉しかったこと。
昨日の練習中に。そうるがくれた言葉。そしてあたしが気づいたこと。

そうるは。もともとあんまり優しいことを言う方じゃないし。
喜ばせようと思ってお世辞を言ったり。無理に誉めたりもせーへん。
だから。そうるの口から出た言葉は。嘘偽りない本心。・・・やと思う。
そんな本心を聞いて。あたしはいつもいろんなことに気づかされる。


まず一つ目。メニューのひとつの1on1の勝負をやってたとき。
あたしが守備で。同回の友達が攻撃でペアを組んでた。

そうるはそのとき。最近サークルに入ったばっかりのコを教えてて。
守備のことを教えてて。離れたとこからあたしを見つけてでっかい声で言った。
「ちょー。今から手本として見てもらうからなー。ちゃんと決めてやー。」

・・・何それ。あたしが手本かいな。ええんかいな。あたしで。
そう思ったけど。まぁそう言われたらしょーがない。がんばりまっさ。
てことでちゃんとやろうと思ったんやけど。これが途中からガタガタになって。
手本とはほど遠い最悪な結果になって。あたしは軽くへこむ(涙)。

終わってからそうると目が合うと。えらく苦笑いされた。
「すんません。手本になりませんでした。」ってしょんぼり言うと。
「いや。見るとか言ったから絶対緊張してるんやと思って。」って言った。

ちょっと余談やけど。こんな緊張しぃなあたしを。そうるはほんまによく知ってる。
知っててこうやって緊張を与えて。あたしを鍛えてくれてるんやと思う。
いわゆるプレッシャーに打ち勝つ力ってのを。つけようとしてくれてるんやと思う。
それがそうるなりの優しさやって。あたしもちゃんと分かってる。


話を戻して。それから二つ目。今度は3on3をやるときに。
番号をかけたら。たまたまあたしたちの学年3人が同じチームになった。
そうると。あたしと。もうひとりの友達。3人で顔を合わせて笑う。

「おー。これはもしや最強メンバー?」とかそうるが言って。
「すげー。てゆーかこれは手本にならんとやばいね。」って友達が言って。
「やばい。めちゃめちゃ楽しみになってきた☆」ってあたしも言った。

その友達は。攻撃側のポジションが専門。
そうるとあたしは。守備側のポジションが専門。
そして今回の3on3。あたしたち3人が入るのは守備側やった。
つまり。あたしとそうるは。ちゃんとやれて当たり前(苦笑)。
後輩相手やから。むしろ圧勝じゃないと困るって感じで。

そこでそうるがあたしについて言ったこと。以下すべて。
「○○○(←友達)はええとしても。うちらがつながらんとかありえへんな。」
「つながらんかったら問題やな。相性悪すぎってことかいな(笑)。」
「まぁでもだてに3年も一緒にやってへんわな。余裕余裕。」

何それ。あたしと一緒でほんまに余裕かいな。
あんたと違って。あたしはそんなうまくやれんと思うで。
でもまぁ。そう言ってくれるのは嬉しいから。がんばっちゃおう。

そしてこっちは。結果的にめちゃめちゃうまい連携プレーができて。
どうにか3年一緒にやってきたことを証明できた(苦笑)。


1on1と3on3。このふたつでそれぞれ思ったこと。
そうるの言葉と。自分の気持ちから。客観的に思ったこと。

基本的に。そうるはあたしのことを立ててくれてる。
とゆーか。そこそこちゃんとやれてるって認めてくれる発言をしてる。
「手本」とか「最強メンバー」とか。「つながらんとかありえへん。」とか。
あたしの実力をある程度は認めてないと。こーゆう発言は出てこんと思う。

でもそこで。あたしは何を思ったか。
何であたしが手本なんやろう。あたしでええんやろうか。
あたしと一緒にプレーしてほんまに余裕なんかいな。
そんなふうに。ひたすらなマイナス思考。自己への過小評価。
最後はがんばろうって思ってるけど。最初はまずそうるの言葉を疑ってる。

なんでなんやろう。なんでそうるをそのまま信じることが出来んのやろう。
あたしは。そうるにキツイことを言われることは多々あっても。
プレースタイルを否定されたこともないし。けなされたこともない。
それやのに。なぜかどこかで。認められてないように思えてまうのはなんでやろう。
無言の瞳の奥の感情を。勝手に悪い方に読んでまうのはなんでやろう。

こーゆうマイナス思考なとこが。あたしは1番キライ。


あぁ。そうるに認められてるふうな発言をもらって。
嬉しかったってことが書きたかったのに。気づけばドロドロしまくってる・・・。
あたしの心の中。渦巻いてるそうるへのもうひとつの感情。

結局どこまでいっても。あたしにとってサークルにおけるそうるは。
憧れであり。目標であり。ちょっと高いところにある存在なんやと思う。
対等でありたいとか言いながら。そーゆう意識を自分の中で消して。
自分とそうるは違う。そうるは特別。そう思い過ぎてるような気がする。

実際そうるはうまいけど。それはチームの誰もが認めてるけど。
あたしはそれを必要以上に感じすぎてるような気もする。
そうやって感じることで。自分はあかんって思って追い詰めてるような気もする。

確かに。3年やった今でも。まだそうるの半分しか年数としてはやれてへん。
高校の3年間もやってきた経験者のそうるとの実力差なんて。
そりゃあって当然。ない方がおかしい。
そうやけど。そうなんやけど。あたしだって3年もやってきたんや。
どうしてそのことに。もっと自信を持てんのやろう。

そうると比べんくてもええやん。あたしはあたしやん。
分かってる。分かってるけど分かってへん。
負けず嫌いなあたしが。分かろうとするのを邪魔する。
だって負けたくない。認められたい。対等でありたい。
でもやっぱり。そうるはすごい。自分とは違うと思う。
その姿は最高の誇りで。自慢で。同時にあたしの痛みになる。


あぁそうる。いっそのこと。あんたの後輩ならよかった。
単純にあんたに指導される立場ならよかった。
それなら。余計なこととか考えすぎずに。あんたを尊敬できたやろうに。
あんたの才能とかセンスとかに。こんなにも嫉妬ばかりせずにすんだやろうに。

同回生で。支えあって高めあえる最高の環境を与えられていながら。
あたしはこうやって諦めて。すぐにないものねだりになってしまう。
逃げ腰な自分はキライ。向かっていけへん自分はキライ。
弱い自分は認めてる。弱い自分がキライなんじゃない。
弱いまま何もしようとせーへん自分がキライなだけ。

こうやって考えすぎてると。また難しい顔をしてるやろ。あたし。
そうる。あんたはそんなあたしを見て。どう思うやろうね。
めんどくさくなるかな。重たくなるかな。疲れるかな。
こーやってあんたを疑うあたしに。あんたは1番疲れるんかもしれん。

あんたが悪いんじゃないねん。あんたはそのままでええねん。
あたしが変わらなあかんねん。それしかないねん。

ごめんな。そうる。あたしもっと成長するから。
このドロドロの感情をちゃんと乗り越えるから。待ってて。





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恐ろしくドロドロな日記になっちゃいました(涙)。
最後まで読んでくれてほんまにありがとうです。





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written by さあや

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