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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年03月04日(火)当たり前のこと。

えーっと。昨日の日記の続きです。
久しぶりの戯れ日記になっております。
久しぶりなだけに。ちょっとこっぱずかしいのですが。
まぁいっかって感じで。書いちゃいます(照)。

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なんやかんやで。一緒に30分以上お風呂に入ってた。
いきなり降ってきた雨のせいで。あんなに冷えてた体も。
あったかいお湯に長いこと浸かったおかげで。ポカポカになった。
そうるなんて。帰って来てすぐはあんなにガタガタ震えてたのに。
「水もらっていい?」とか言い出すし。なんかおかしかった。


時計を見ると11時過ぎ。お昼食べるにもまだちょっと早い。
「今日はバイトないん?」「うん。今日は久しぶりになんもない。」
そうるはそう言いながら。今度はあくびをひとつ。
体があったかくなると。気持ちよくて眠くなってくる。
さらに練習のために早起きしたから。あたしもちょっと眠かった。

「眠くない?昼寝せーへん?」「あ、賛成。」
そうるは提案して。先にベッドの中にもぐりこんだ。
ベッドの右側が。いつものそうるの寝場所。
そうるは左側をちゃんとあたしのために空けててくれた。

あたしは。コップとかを簡単に洗って。そうるの横にもぐりこむ。
先にそうるが入っててくれたおかげで。ベッドの中はあったかくなってた。
でもあたしは地味に冷え性で(苦笑)。足とかはすぐ冷たくなる方で。
「寒いー。」とか言って。そうるの足に自分の足を絡めた。
「人の足で暖をとるなよー。」って。そうるはちょっと苦笑い。
それでもあたしが。自分の足の裏でそうるのふくらはぎをこすってたら。
「なんやねん。寒いんかい。」って。そうるはあたしにぎゅーってくっついてきた。

伝わってくる熱が心地よくて。あたしもそうるにぎゅーってくっつく。
トロトロと眠気も襲ってきて。そのままスーって眠りに引き込まれたら。
ほんまに気持ちいいやろうなぁって感じで。あたしは目を閉じてた。

でも次の瞬間。予想してなかった刺激がきて。急激に目が覚めた。
まどろみかけてたあたしの首筋に。そうるが唇をつけてきた。


昼間からそんなことになるとは。思ってなかった。
お風呂に入るときには。ちょっと予感がしてドキドキしてたけど。
普通に話してるだけやったから。自意識過剰やった自分が恥ずかしくて。
もうそうるはさっぱりそんなつもりないって思ってた。
だからほんまに。ただくっついて昼寝するつもりやった。

それやのに。なにかね。あんたはそのつもりなんかね(笑)。

くすぐったくて。あたしはちょっとだけ身を捩ったんやけど。
それがどうやら。そうるに火をつけてもたみたいやった。
そうるは。あたしの唇を。指でプルンって弾いて遊び始めた。
あたしが。「眠いんちゃうかったん?」って聞いたら。
そうるは。「んー。眠いけど。まぁええやん。」って言って。
「なんやねんそれ。」って言おうとしたあたしの唇を。自分の唇で覆った。

キスされると。全身の力が抜けて。思考がストップしてしまう。
そうるの唇には。あたしの神経を麻痺させる魔力でも含まれてるんやろうか。
でも。麻痺させられるんやとしたら。この研ぎ澄まされた唇の感覚はなんやろう。
短く。長く。キスを繰り返すそうるの唇を。なんでこんなに敏感に感じるんやろう。

そんなことをぼんやり考えながらも。だんだん頭の中がぼーっとしてくる。
他の思考はすべて止まって。考えられるのはそうるのことだけになっていく。
そう。いつもの始まりの感覚。そして。久しぶりの感覚。
あたしは。いつもそうするように。ゆっくりとその波に身を委ねる。


シングルサイズのベッドに寝転んでいるのに。
目を閉じると。どこまでも広がる雲の上にいるような感覚。
あたしの体をなぞるそうるの指は。柔らかい羽根みたいで。
優しかったり。くすぐったかったりして。あたしはフワフワと漂う。

そのうち。少しずつ体が熱くなってくる。
舞台は一転して。空の上から海の底になる。
軽い感覚から重い感覚へ。浮く感覚から沈む感覚へ。
ふと視界を暗いものが覆ったような気がして。
目を開けると。そこには大好きなそうるの顔があった。

あぁ。大丈夫。ここは海の底なんかじゃない。
海の底やったとしても。そうるがおるから怖くない。
そんなふうに安心するうちに。全身を駆ける刺激は強まってきて。
あたしはもう何も考えられんくなって。ただそうるの手を握る。
どこかへ飛ばされてしまわんように。ちゃんと受け止めてもらうために。
そばにある愛しい人の手を。強く強く握って。真っ白な世界に飛び込む。

その後に残るのは。心地いい気だるさと。あたしの顔に降り注ぐキス。


ねぇそうる。ほんまのこと言ってもええかな。
あたしね。実はちょっとこうなるのが怖かってん。
2月はあたしにとって。ほんまにいろんなことを考えた時期やったから。
こんなふうに。また前みたいに体を重ねることになって。
それはすごい幸せなことやって分かってはいるんやけど。
もしも幸せに感じられんかったらどうしようって思っててん。

でも。そんな心配は全然いらんかった。
そうる。あたしにとって。あんたはやっぱり愛しい人で。
どうしたって。愛しい人であることに変わりはなかった。
そして。男でも女でも。愛しい人と触れ合うことは幸せなことで。
そんなこと全部。よくよく考えれば当たり前のことやった。

好きなもんは好き。好きやから一緒にいたい。
好きやから触れたいし。触れてほしい。
これってきっと当たり前の感情なんやろうなって思う。

「また理屈っぽいこと言ってるし。」「難しいこと考えすぎやし。」
あんたはきっとまたそう言うんやろね。あたしにはちゃんと分かる。
はいはい。どうせあたしはいろいろ考えすぎですよ。
でもあたしに言わせりゃ。あんたは考えなさすぎやで。
思いついたら即行動って感じやん。こーゆうことに関しては特に(笑)。
まぁそんな即行動に応じてるあたしも。どうなんやろうと思うけどさ。

・・・ほんま。眠くて寝ようとしてたんちゃうんかいな(苦笑)。





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久しぶりに書いたので。妙に照れまくりです。
気のせいかもしれんけど。頬がちょっと熱いです(笑)。
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