***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年11月03日(日)夢と現実の重なり。

久しぶりに。そうるの夢を見た。
夢で会いたいと望んでも。なかなか出てきてくれんそうる。
でも昨日見た夢に。そうるが出てきてくれた。

そこはどこやったんやろう。狭くて小さな部屋やった。
その部屋の外には。人がいっぱいいて。騒いでた。
そうるは。なんてゆーか。色っぽくて。熱っぽくて。
どこか欲情したような濡れた目で。あたしを見てた。
そんな目で見つめられて。鼓動が音を立てて速くなって。
我慢できなくなって。あたしはそうるに抱きついてしまった。

そうるの首に腕を回して。しっかりと抱きついたあたしを。
そうるは片手で抱きながら。もう片方の手でドアを後ろ手に閉めた。
そうやってうるさい外界を遮断してから。あたしをきつく抱き締めてくれた。
愛しい人の匂いに包まれて。満たされて。満たされて。
不意にその人の顔が見たくなって。あたしは埋めた顔をゆっくりと上げる。
そうるは。あたしと目が合うと。ちょっと困ったように。
鼻から長く息を吐いて。口元だけで笑う。
それは。あたしが大好きなそうるのしぐさのひとつで。
また心が締め付けられて。あたしは。泣きそうになる。


目覚めて。すべてが夢だと分かって。言いようのない寂しさに襲われる。
でも思い出す。そう。夢のきっかけになるような出来事が。現実にあったなって。
内容はちょっと違うけど。似たような状況が確かにあったなって。
それは。昨日書いた2年前の学祭の後のこと。そう飲み会の席のこと。
そうるがあたしを。何度も何度も抱き締めてくれたこと。


2年前。学祭の後で。飲み会があった。
3日間散々働きまくって。体はもうヘロヘロやった。
当時は2時間近くかけて自宅から通ってたあたしは。
睡眠時間とかも人よりは短くて。3日連続5時起きとかやったし。

でも疲れてるって言ったところで。飲まないで済むかと言われたら。それは無理。
飲むのは好きやけど。これが体育会系サークルのツライとこでもある。
あたしたちの学年は得に。飲める人が多かったから先輩にもかわいがられてて。
「お疲れー。まぁ飲め飲めー。」みたいな感じで。散々飲まされた。
あたしもお酒は強い方。そこそこまでは大丈夫・・・なはずやった。
でも疲れてる体には。予想以上にアルコールは回ってきて。
情けないけど。だんだんフラフラになってきてた。

ちなみに。そうるの酒の強さはハンパじゃなくて。
強すぎ集団で。ビール瓶の1本飲みとかやってた(苦笑)。
(注→よいコは絶対にマネしないでください。)
そんなそうるを遠目に見ながら。あたしの「かまってほしい病」が始まった。

飲み会の席で。酔ったあたしがそうるを求めるのは。けっこう周知のことで。
「あんたほんまにあのコのこと好きやなー。」とか。
「待っとき。呼んできたるから。」とか。
同回生だけじゃなくて。先輩にまで言われる始末やった。
で、その日も。そうるの名前を呼び続けて。
「会いたいー。会いたいー。」とかタチ悪くあたしは言ってたらしい。

しばらくして。そうるはあたしのところにきて。
「はいはい。ごめんや。」とか言って。あたしを抱え上げて。
半分引きずるような形で。トイレに連れて行こうとした。
「吐かへんし。大丈夫やし。」って。抵抗するあたしを。
「嘘つけ。もうフラフラやんか。」って。叱りつけて黙らせる。

変な話やけど。あたしは吐くのがめちゃめちゃ苦手やった。(今は普通。)
酔っても簡単に吐いてスッキリできる人とかよくいるけど。
あたしは吐くと窒息しそうになって。ほんまに苦しいから出来んくて。
「早く吐き。吐いたらラクになるで。」って。どんなにそうるが言ってくれても。
「無理ー。吐いたら死ぬー。」とか言いまくって。絶対吐かんかった。
(・・・あぁ。ほんまどんだけタチ悪いねんって感じやん(涙)。)

トイレの中で。そうるはあたしの背中をさすり続けてくれた。
その手は優しくて。守られてる気がして。愛しくてたまらんくなって。
酔いに任せて。あたしはそうるに抱きついた。
「ちょー。まじで大丈夫か?」って。そうるはあたしを抱き締めて。
背中をトントンって叩いてくれた。安定したリズムに。あたしは癒された。
「あ。でも吐くときは言ってや。肩に吐くとかやめてや。」って。
ちょっと焦ってるそうるが。本気で愛しくて。泣きそうになって。
酔っててしんどくて。甘えたい気持ちが強くなってたんやろうか。
あぁ。もうこのままずっと。この腕に抱き締められていたいと。
叶いもしない願いを。本気で望みそうになってた。


ねぇそうる。思い出すと笑えてくるやんね。
だって飲み屋のトイレやで。全然ロマンチックじゃないし(苦笑)。
でもな。あたしには不思議なくらい。甘い甘い記憶やねん。
飲み会であんたに介抱されたことは数知れずやん。
だからあたしには。トイレでの幸せな記憶がけっこうあるんよね(苦笑)。

うん。場所はあんまり関係ないねん。そうる。
あんたと一緒にいられたら。そこがトイレでも全然かまわへん。
そこであんたが。あたしにかけてくれた言葉とか。
そこであんたが。抱き締めてくれたときに感じたぬくもりとか。
そういうのが。ひとつひとつあたしには宝物やねん。
そこがどこでも。そうトイレでも。あたしには失くせない幸せな記憶やねん。


そうる。今日は学祭打ち上げで。飲み会があるね。
確信犯で。久しぶりにあんたに抱きついてみようかな。

あ。でも願わくば。今夜もあんたに抱き締められる夢が見たいかも。





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思ったこと。どうでもええことやけど。
今日の日記。ちょっとトイレトイレ言い過ぎやし(笑)。
くさい2人組やと思われるかしら。うーむ。





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