***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年10月27日(日)会えない休日。

今日は久しぶりに実家に帰ってきた。
そうるはバイトやし。デートなしの週末だぁ(涙)。
今日は1日派遣のバイトやって。むぅ・・・。

今そうるは2つバイトを掛け持ちしてる。
ファーストフードの販売員。模擬試験の採点バイト。
その上。知らんうちに派遣バイトにまで登録してたとは。
昨日はあぁ言ってみたものの。ここまでくるとなぁ・・・(涙)。
悲しいのを通り越して。もう尊敬の念すら生まれてくるし(苦笑)。

てゆーか。普通にそうるの体が心配になるわ。
サークルも大事な時期やし。今そうるが体調崩したりしたら。
チームに影響出るし。なによりそうるが辛いやろうし。
うーん。やっぱりほどほどにあたしが止めてあげることも必要やろうか。
なんかそんなふうにすら思えてくるんやけど。
何これ。もしや「母性本能くすぐってやろう大作戦」とか?(笑)
そうるなら考えてないとも言い切れんとこやなぁ(笑)。


まぁそんな働くそうるとは対照的に。あたしは実家でのんびりした。
下宿から実家までは2時間程度。まぁまぁの距離。
あたしはままちゃん(母親)と一緒にごはんを作ったりした。
ままちゃんの作る料理は。ほんまに何でもおいしい☆
あたしの料理好きは彼女の影響やからね。
今日のメニューはべたべたで肉じゃが。最高やった☆

あたしのままちゃんは。なかなかステキな女性やと思う。
それは外見とかそういうことじゃなくて。中身の問題ね。
外見でも。コロコロしてかわいいままちゃんは自慢やけど(笑)。
優しくて。思いやりがあって。あたしの理想の女性。

そんなままちゃんが。サークルの試合のビデオを見たいって言ってたので。
ちょっと恥ずかしいけど。それを見せてあげる。
「へぇー。こんなふうにやってんのー。」とか言いながら。
ままちゃんは楽しそうにビデオを見てた。

「このコうまいねぇ。」そう言ってままちゃんが指さす先には。
まわりに支持を出しながら自分も動くそうるの姿があった。
あたしは。誇らしいような。照れくさいような。
なんとも言えない気持ちになって。ままちゃんに説明する。
「前に話した仲いいコやで。ほらキャプテンのコ。」って。
「ふーん。大変やろうねー。」って。ままちゃんは言った。
中学高校と。部活でキャプテンをやってたままちゃんには。
きっとそうるの苦労とかがすぐに想像できたんやろうな。
なんかあたしは。そういうのも嬉しかった。

ままちゃんにはそうるとのことは何も話してない。
いくら大好きなままちゃんでも。すぐには受け入れられんやろうし。
でも。自分の大好きな人(ままちゃん)が。
自分の大切な人(そうる)を認めてくれたことが。単純に嬉しかった。
1人の人間としてのそうるの魅力・・・プレーの技術っていう一部分やけど。
ちょっとでも分かってくれたままちゃんが。嬉しかった。


ままちゃんが出かけて。あたしはビデオを再び見る。
画面の向こうのそうるは。やっぱりかっちょよかった。
試合中は。もちろん大半は自分のプレーに集中してるから。
そうるのかっちょいいプレーをいっぱい見逃してて。
そういうのが。後からいっぱい見られて。おいしかった(笑)。

ビデオを撮影してたのは後輩で。めちゃめちゃ応援してくれてた。
特にそうるのミラクルプレーの後とかは。黄色い歓声が沸きあがってた。
「かっちょいいー☆」「すごいなー☆」「さすがー☆」
そんなふうに言われてることなんて知らないそうるは。
やっぱり冷静で。ひとつひとつのプレーを完璧にこなす。

あぁ。かなわんなぁ。この人には。
ほんまに。あたしにはもったいないくらいの魅力を持った人やなぁ。
そう思ったら。なんだかそうるを遠く感じて。
あたしは急に怖くなって。思わず画面上のそうるに触れる。

テレビの画面はちょっと温かくなってて。あたしの指をそこに留める。
バカみたいにテレビの前に座り込んで。あたしは画面をなぞってみる。
そんなところにそうるはいないのに。錯覚しそうになる。
なにやってんの。あたし。おかしいで。
そんなふうに。冷静なもう1人のあたしが言ってる。
それでもあたしは。画面のそうるから目が離せんかった。


ねぇそうる。あんたは知らんやろうね。
こうやって。あんたを思いすぎるあまりバカになってるあたしを。
テレビに触れて。機械的な温かさにあんたを思って泣きそうになってるとか。
ほんまにほんまにバカみたいやねんもん。自分でもびっくりやわ。

そんなあたしを知ったら。あんたはどんな顔をする?
また「ばーか。」って言って頭を叩く?
でもその後で。あんたはあたしを抱き締めてくれる・・・。
なんかそんな気がするんやけど。これって調子よすぎやろうか。

あぁ。やっぱり。こんなそうるじゃなくて。生身のそうるがいい。
あたしに笑ってくれて。あたしに触れてくれて。
あたしを抱き締めてくれるそうるがいい。
むぅー。なんでこんなにも恋しくさせられてるんやろ。
あんたに会えへん休日。あたしはいつもこんな感じやねんで。
眠る前とか。せめてあんたが夢に出てきてくれますようにって。
乙女モードに突入して。こっそり祈ってたりするし(笑)。

そうる。昨日会って。明日も会えるのに。
今日会えんだけで寂しくなってるあたしを許して。
あたしはもう。そういう体になってもたんよ。
知らんうちに。あんたによってそんなあたしにさせられたんよ。
半分はあんたのせいなんやからね。知らんーなんて言わせへん(笑)。

そうる。単純でありきたりやけど。あんたに伝えたい気持ち。
会いたい。会いたいわ。どうしようもなく。
ただあんたの顔が見たい。あんたに触れたい。

理由はシンプル。あんたのことが大好きやから。





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