***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年09月26日(木)そのままの君が好き。

実は今部屋にそうるが来てます。
さっきまで一緒にお酒飲んでたんですが。
そうるが先に眠っちゃいました。
やっぱりバイトで疲れてたんやと思います。
今日も9時間働いたとかで。まったくもう。

ここの存在はそうるには内緒。
だから今書いてるのもちょっとドキドキなんですが。
あたしのそんな気持ちなんか全然知らずに。
スヤスヤ寝息を立ててるそうるなんで。
まいっか。いつも通りに書いちゃおう(笑)。



実はさっき。あたしちょっとそうるに泣かされた。
そうるを思って泣くのはいつものこと。
でも。今日はそうるの言葉に涙が零れた。

それは。悲しい涙じゃなくて。幸せな涙やった。

今日あたしは大学でグループワークやってて。
いろいろでちょっとへこんでた。
今のあたしの頭の中はサークルのことでいっぱいで。
実は勉強のことはほとんど占めてない。
でもまわりのみんなはもう真剣に将来のこととか考えてて。
一緒に課題やっててもバリバリ頭の回転とかよくて。
あたしは。勉強してないもんやから当然分からない。
やってない自分が悪いのに。中途半端にプライドだけは高いから。
いろんなことでイライラしてしょーがなかった。

今日の夜。そうるとバイクで出かけようかって約束してたけど。
雨が降ってて道路が濡れてるし取りやめになった。
でも。そうるはあたしの部屋まで来てくれた。

「ちょー!雨の中危ないやん!」
また突然やってきたそうるに。あたしはちょっと怒る。
会えたのは嬉しいけど。もしものことがあったらどうするんよ。
なんのためにバイクデートやめたんか分からんやん。
そんなふうにプリプリ怒るあたしにそうるは言う。
「だって。あんたに会いたかってんもーん。」
そしてちょっと赤くなったあたしを見て。
してやったりで。またにやっと笑う。

久しぶりに2人だけでお酒を飲んだ。
そうるは大好きなウォッカをロックで。
あたしはそれをジュースで割って。
でもあたしの方が先にいい気分になる。
そうるはほんまにお酒強い。・・・かっちょいい(爆)。

あたしは昼間感じてたいろんなことをそうるに話した。
でもだんだん話すうちに愚痴っぽくなってきて。
そうるは相槌をうちながら聞いてくれてたけど。
あたしはそうるに対して悪いなぁって思えてきて。
なんとなく話せなくなってきた。

「・・・どした?」黙り始めたあたしにそうるが聞く。
「んー。こんなん聞きたくないやんなーと思って。」
あたしはそう言って。言葉を続けた。

 あたしよくあんたにいろんなこと愚痴るやん。
 ひとりで抱えきれんくなってあんたに甘えてまうやん。
 でもそれを聞いてほしいって思うのって、結局あたしのわがままやん。
 だって人の愚痴とか、聞いてておもしろいもんじゃないし。
 ごめんな。いっつもあんたを頼りすぎなあたしで。

そんなことを言った。
普段からずっと思ってたことやった。
それをちょっとお酒の力を借りて言ってみた。

そうるは黙って聞いてて。それから言ってくれた。

 うちはさぁ。あんたの話聞くことしか出来んよ。
 そりゃそれは間違ってるーとかさ。思ったこととかは言うけど。
 でもいっつも気の利いたことばっかり言えるわけじゃないし。
 それでええんなら。何も気にせんと話してくれてええんやで。
 今さらあんたの愚痴とかわがままとか。
 そんなものを100個や200個聞いたところで。
 うちがあんたを大事やと思う気持ちは変わらんって。
 そんなん今さら問題にならんのやって。

あたしは。聞いてるうちに涙が零れてた。

ねぇそうる。あたし全然知らんかった。
あんたがそんなふうに思ってくれてたなんて。
あんたはいつもクールで。あんまり言葉をくれへんやん。
優しい言葉なんてそれこそ無縁なくらいやん。
そんなあんたが。あたしに予想もしてなかった言葉をくれた。
泣きたくなるくらいの言葉をくれた。

でもそうやんね。あたしだってよく考えたら一緒。
あんたがどんなに自分勝手なこと言っても。
「むむ。」ってちょっと思うことはあっても。
根本からあんたをキライになんて絶対にならへん。
あんたがあたしに言ってくれたように。
あたしもそのままのあんたが好きやから。
そっか。あたしの気持ちと同じことなんや。

あたしがお酒の力を借りて言ったように。
あんたもちょっと酔ってたから言えたことなんやと思う。
でも。お酒が入ったときこそ。本音が出せるもんやん。
あたしがそうやったように。あんたもきっとそうなんよね。
きっと普段から。そう思ってくれてたんよね。
あたしには。そう思えた。

あぁどうしよう。幸せすぎる。


あたしはあたしのままでええんや。
嫌われたくないとか。迷惑かけないようにとか。
必要以上に気にすることはないんや。
そうるは。ありのままのあたしを好きでいてくれるんやから。

そう思ったら。涙はどんどん零れてきた。
「へへへ。」って笑いながら泣いてたら。
「・・・泣くか笑うかどっちかにし。」って苦笑いして。
そうるはあたしの涙を拭ってくれた。


ノロケになっちゃうかもですが。
あたしの最愛の人は。ほんまに最高の人です。
普段はちょっといじわるだったり冷たかったりするけど。
実はこんなに優しくて暖かい心を持ってて。
あたしをまるごと包んでくれるような人なんです。


そうるがベッドで寝返りをひとつ。
振り返ったそこに最愛の人がいる。
無防備な姿で。安心しきった姿で。
そんな事実がまたあたしを幸せにする。

あたしもそろそろ寝よう。そうると同じぬくもりを感じて。





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