***☆For My Dearest☆***



***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年09月20日(金)好き好き大好き。

幸せな1日の記録。思うままに書いていたら。
あぁ・・・。また恐ろしいほどに長くなってしまいました(涙)。
ごめんなさい。読んでくださる方の立場に立って書けなくて。
ほんまにあたしは成長しないヤツです(涙)。
でも。それでもよかったら読んでください☆

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今日はあたしは大学がお休み。そうるは午前中試験。
あたしは今朝はゆっくり寝てて。起きて携帯を見たらメールが来てた。

「おはよーさん。今日は昼練行く?」
あたしはすぐに返事を送る。
「今起きた。おはよー。うん、行くつもりやで。」
そしたらすぐに返事が来る。
「ねぼすけ(笑)。んじゃ昼練の後出かけようや。」
あたしはにんまり。そして返事する。
「おっけー。試験がんばってな☆」

それからあたしは朝ごはん。今日はトーストとサラダ。
あと卵の消費期限が今日までやったからスクランブルエッグ。
トーストには大好きなブルーベリージャムをいっぱい塗って。
サラダにはマヨネーズをたっぷり。
スクランブルエッグにはケチャップをかける。
あたしの味覚はお子様だって、よくそうるに言われるけど。
なるほど、確かにそうかもってちょっと思った(笑)。

それから食器を洗って。洗濯物を干して。あたしは大学へ。
天気もいいし、帰りはそうるのバイクがあるから徒歩で。
今日締め切りのレポートを持って講義棟へ向かう。
もう秋なのにまだまだ暑くて。あたしの額には汗が滲む。
サークルやってるときにかく汗は全然気にならんけど。
むしろ髪とか絞れそうなくらいに汗かくけど(笑)。
こーゆう普段着のときとかにはあんまり汗はかきたくない。
せっかくそうるとデートなのにさ。汗くさいとかイヤやし。
・・・まぁ汗くさいあたしなんてそうるは知りまくってるけど(笑)。


レポートを無事提出して。あたしはグランドへ向かう。
みんながいて。そこにちゃんとそうるもいた。
そうるはあたしを見つけると。ちょっと笑ってくれた。
あたしはにやけたいのを我慢して。みんなのところに駆け寄る。

今日は昼練もめちゃめちゃ楽しかった。
いつもと何も変わらないはずなのに。
なんでこんなにあたしは笑顔なんやろう。
なんでこんなに心が弾んでるんやろう。
変な感じ。あたし。自分でもちょっとおかしかった。

幸せなことが後に待ってるときって。
どうしてこんなに満たされてるんやろう。
例えばそれは。子どもの頃で言うなら遠足の前の日。
今のあたしならそうるのデートの前。
今日は朝起きてからずっとずっと。
いろんなことが全部全部幸せのモトになってた。
そうるのもたらすチカラってものすごいんだってこと。
あたしは改めて思い知らされた感じ(苦笑)。

あっという間に昼休みが終わって。
「お疲れさーん。」って言ってみんなが去っていく。
あたしとそうるはグランドに残る。
「ふぅー。」ってなぜかため息をついたあたしに。
冗談めかしてそうるが言う。
「やっと2人きりになれたね☆」って(笑)。

あたしは思わず吹き出してしまう。
「なんよそれー。全然似合わんセリフ。」そう言って笑いまくる。
そうるもあたしにつられて笑う。そしてあたしの頭をひとつ叩く。
「ばーか。うるさいよ。」って感じで。
あたしはそれにお決まりのようにやられる(苦笑)。


グランドを出てバイクに乗って。そうるはあたしを振り返る。
「どこ行く?」「んー。どこでも。」
「じゃとりあえず走ろっか。」「うん。」
そうるはあたしを後ろに乗せて走り出す。

デートなんて言っても。あたしたちはあんまり予定を立てない。
もちろんちゃんと計画立てることもある。
前から見たかった映画とか。行きたかったお店とか。
でもぶっちゃけ。あたしはそうると一緒にいられるならどこでもいいの。
出かけなくても。家でも。どこだってパラダイスになるから。

・・・と言ってみてもやっぱり出かけるのは楽しい(笑)。
今日は一緒に買い物。秋物はカワイイなぁ。
そうるとあたし。どっちもカジュアル派ではあるけど。
好きなアイテムは微妙に違って。それがなんだかおもしろい。

あたしたちは一緒に買い物に行ったら。
だいたいなんかしらプレゼント交換をする。
値段は1000円前後で。ちょっとしたものを交換する。
毎回やってるとありがたみが失せそうって思うときもあるけど。
でも。やっぱり交換は楽しいからついついやっちゃう。
あたしは今日はピアスを買ってもらった。シルバーの揺れるやつ。
そしてそうるにはごつい指輪を買ってあげた。
ありがとう。そうる。大事にするから。大事にしてね。

一緒にご飯を食べて。いろんな話をして。
満たされて。満たされて。どうしようもないくらい幸せで。
あー。離れたくないなぁ。帰りたくないなぁ。
そう思いながらも時間は過ぎていく。
明日は練習だから。今日はちゃんと早く帰らないと。
そうるだって試験疲れをちゃんととらないと。
でもさ。でもさ。分かってるけど一緒にいたいのさ。
悔しいけど。なんか。あたしばっかり夢中で悔しいけど。
でも一緒にいたいもんは一緒にいたいのさ。

そんな感じでなんとなく寂しくなってるあたしに。
そうるはちゃんと気づいてくれたみたいで。
バイクに乗って。あたしを送ってくれるんだと思ったら。
「ちょっと寄り道するで。」って言って。
あたしを乗せて高速をいつもと逆方向に走った。
なんやろ。こんな時間からどこ行くんかな。
そう思いながらそうるの背中にくっついていたら。
ちょっとでっぱった道のとこで。そうるはバイクを止めた。

「見てー。この夜景。」そうるは指さして言う。
あたしはバイクを降りてメットを脱いで、そうるの指す方向を見る。
見渡す先には。キラキラした光がいっぱい溢れてた。

うわー。うわー。なにこれ。めちゃめちゃキレイ。

「前偶然見つけてさ。めちゃキレイやろ。」
「あんた夜景好きやからさ。見せたかってん。」
そうるはバイクに座ったままで言う。
「すごいやん。ちょー。まじでキレイやし。」
あたしは興奮気味にそうるを振り返って言う。
そうるはそんなあたしを見て満足そうに笑ってた。

あたしは。なんか幸せすぎて泣きそうになってきた。
幸せだとすぐに泣きたくなるのはあたしの性質で。
そんなことはもうとっくにそうるには見抜かれてる。
でも。あたしはやっぱりバレるのが照れくさくて。
そうるに背を向けて夜景を見てワーワー言ってた。

そしたら。そうるが背中から抱き締めてきた。

「泣きそうになってるやろ。」そうるはちょっと笑って言う。
「うるさい。そんなことないわ。」あたしは抵抗して言ってみる。
「もーほんま。あんたは感動しーやなぁ。」そうるはそう言って。
あたしの頬にひとつキスをくれた。

ここは高速。そばを過ぎてく車は猛スピード。
誰もあたしたちのことなんか見てないやんね。
いいやんね。そうる。こんなキレイなとこなんやもん。
あたしの乙女モードに火も付くってもんやんね(笑)。

あたしは振り返って。そうるの首に腕を回す。
そうるは笑って。あたしの唇に短いキスをひとつ。
それからマジな顔をして。長い長いキスをくれた。

息も止まりそうな長いキスで。あたしはすっかり溶かされて。
そうるもけっこう欲情してた感じで(爆)。
でもでも明日はサークル。だめだめ。今日はここまで。
あたしもそうるもそのことはちゃんと分かってて。
ちょっと名残惜しくも体を離す。

帰りのバイクで。さっきの余韻のせいで。
いつも以上にそうるを抱き締めてるあたしに。
高速を降りてから信号待ちのときにそうるは言った。
「ええよな。あんたは。バイク乗ってても抱き締められるから。」
「ほぇ?」あたしは意味が分からずに聞き返した。
そしたらそうるはつぶやくように言った。
「・・・うちだって抱き締めたいっちゅーねん。」
そして再びバイクを発進させる。

あたしはもう頭の奥が痺れたようになって。
どうしようもなくて。涙が零れた。
あたし愛されてるんや。ほんまに愛されてるんや。
いっぱい不安になるけど。いっぱい苦しむけど。
そうるはあたしをちゃんと愛してくれてるんや。
そう思ったらもう胸がいっぱいで。
あたしはあんたにしがみついてひそかに泣いた。


ねぇそうる。今日はあたしめちゃめちゃ幸せやった。
なんか。あんたが優しすぎて。怖いくらいに優しくて。
どうしたらええか分からんくらいに幸せやった。
ごめんね。泣いたりして。いつものことやけど。
でも。でも。言いたいことはちゃんと言うから。
伝えたい気持ちは言葉にするって決めたから。

そうる。今日はありがとう。ほんまに。いっぱいありがとうね。





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