***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年08月30日(金)愛されてる実感。

今日の日記はそうるとあたしの愛の戯れ日記です。
そう、昨日の日記の続き。夜のことです。
ご存知の方はご存知だと思いますが、あたしたちは女同士なんで、
そういうのをよく思われない方は読むのをご遠慮くださいな。
ただあたしにはすごくすごく幸せな時間だったので、
ここにも残しておきたいなぁと素直に思っただけなので。

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そうると一緒に眠るのはひさしぶり。
夏休み、あたしたちはサークルで毎日顔を合わせているから、
まともなデートをしたのだって実は3回だけだったりする。
そしてこうやってお泊りするのは実に1ヶ月ぶり・・・?
あたしたちほんとに忙しいんだなぁ。(←「たち」というよりそうるが。)

昨日の日記を書いてしばらくしたらそうるがお風呂から上がってきて。
あたしはその後でささっとお風呂に入った。
そうるの好きな桃の香りのボディーソープで体を洗う。
あたしの体からそうるの好きないい匂いがするように。
泡をいっぱいたててゴシゴシ洗う。

お風呂から出るとそうるはベッドに横になってテレビを見てた。
「なぁなぁ小泉さん(←総理。)って支持率やばいん?」
「さぁー。うち最近テレビ見てへんからなぁ。」
そんな会話をちょっとしてみる。

そうるはテレビを消して。音楽をかける。
あたしの好きな曲。ちょっとミステリアスな曲。
そして部屋の明かりを暗くする。
髪を乾かしてるあたしに後ろから抱きついてくる。
「ちょー。まーだ。髪濡れてるし。」ってあたしが言うと。
「どうせ汗かくからまた濡れるって。」って言うそうる。
(・・・何言ってんだか。)あたしはちょっと笑いそうになるけど。
抱き締めてくれるそうるの腕が愛しくてたまらないから。
あたしはいつもみたいにそうるに身を預ける。

何度も優しいキスをされて。そのまま押し倒される。
あたしの上に馬乗りになったそうるに見つめられる。
何回経験してもドキドキする。心臓の音が聞こえる。
ゆっくり服を脱がされて。そうるの息が肌にかかって。
あたしのドキドキは止まらなくなる。
あたしきっと耳まで真っ赤なんだろう。
部屋は薄暗いけどそうるにはバレてる気がする。
あぁ悔しい。悔しすぎる。たまらない。

髪に。額に。頬に。瞳に。耳に。鼻に。そして唇に。
あたしの顔中にそうるの唇がつけられる。
愛されている幸せに全身を満たされて。
あたしはゆっくりと息を漏らす。

あたしの体にいとおしむように触れるそうる。
自分で触っても何も感じないような部分でも、
そうるに触れられるとたまらない。
そうるの体温を感じて、あたしの体は反応する。
そしてだんだん熱を帯びていく。
我慢しようとしても声が漏れる。

あぁ。どうしてそうるは。
あたしをこんなにも気持ちよくする術を知ってるんだろう。
でもそれはきっとそうるだから出来ることなんだ。
今あたしに触れるこの唇が。この手が。この体が。
もしもそうるの物じゃなかったら。
同じことをされても同じ快感は得られない。
そうるだから。あたしの最愛の人だから。
こんなにもあたしは幸せになれるんだ。

そんな当たり前のことをぼんやりと思いながら。
あたしは少しずつ快感に溺れていく。
夢と現実の狭間をゆっくりと漂う。
どこかへ行ってしまいそうな意識。
それを何度もそうるに引き戻される。

あたしはうわ言のようにそうるの名前を呼び続ける。
あぁ。そうる。気持ちいいの。どうしよう。どうしよう。
このままじゃおかしくなっちゃいそうだよ。
あたしはついに泣き出してしまう。

そうるはあたしが泣いてもやめてくれなかった。
いつもなら少しやめて、ゆっくりあたしを抱き締めてくれるのに。
今回のそうるはいつもより強引だった。
頬を流れるあたしの涙をそっと嘗めて。
そしてあたしを貪るように愛してくれた。
そんな強引なそうるは少し怖かったけど。
でも魅かれた。どうしようもなく魅かれた。
ぞくぞくした。・・・あたしやっぱりMなのかもしれない。

あぁそうる。あんたのことが好き。
好き。好き。もうどうしようもないくらい好き。
だから。もっと抱き締めて。もっとキスして。
いっぱいいっぱいあたしのことを愛して。





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*おまけ*

流れるBGMはあたしたちの愛の戯れにはお決まり。
この曲は「水中でのSEX」ってのがコンセプトらしくて。
言葉にするとなんだか直接的だけど。
独特の妖艶な世界観があたしは大好き。
ちっともいやらしいくなくて。むしろキレイ。


躍る 揺らめく 柔らかに泳ぐ 気絶しそうな夢を見て
星の波間に 躰を委ねて 息を止めたら
そして世界は ボクらを失う すべては闇にさらわれて
燃え尽きそうな 刹那の余韻に 君とどこまで・・・・・・

AQUALOVERS 〜DEEP into the night / T.M.Revolution より





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written by さあや

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