***☆For My Dearest☆***



***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年08月29日(木)溢れる愛しさ。

昨日の夜。あたしはメールを見てた。
3月に機種変をして以来触ってなかった前の携帯。
そこに残されてるメールを見てた。

3月はあたしとそうるにとって。
お互いを散々傷つけあった辛い時期だった。
相手を傷つけて。自分も傷ついて。
ボロボロになってた時期だった。

そんな頃のメールを今になって見て。
あたしは改めてそうるの優しさに気づかされる。
「うちのせいであんたが吐いてるとか。」
「気が気じゃない。ほんまに大丈夫か?」
そんな優しいそうるに対して。
あたしは自分が苦しいことでいっぱいになって、
そうるの気持ちなんて全然思いやれてなかった。

お互いがお互いを大事に感じているから。
傷つけられた方も傷つけた方も同じくらい辛い。
あたしはそのことにちっとも気づけてなかった。
自分だけが苦しいと思ってた。
自分だけがしんどいと思ってた。

あの頃のあたしは。
そうるの優しさは幸せの表れだと思ってた。
彼に愛されて幸せだから、
まわりの人間に対しても優しくなれるんだろうって。
だからいつも冷たく接するあたしに対しても、
こんなにも優しくなるんだろうって。

彼の存在なんかに影響されずに
あたしに優しいそうるであってほしかった。
どんなに冷たくても。それは表面上の愛情表現で。
いつだってそうるはあたしに優しかったのに。
彼への嫉妬であたしはそんなことも分からなくなってた。

・・・あたしはひねくれていた。
そうるを信じていると言いながら、
誰よりも愛していると言いながら、
簡単に疑ってしまうのはいつだってあたしだった。

そうるの方がずっと大人だった。
そうるの方がずっといろんなことを分かってた。

そんなあの頃のことを思っていたらどうしようもなくて。
いろんなことが見えてなかった自分への苛立ちとか。
そんなどうしようもないあたしに対して、
思いやりをいっぱいくれたそうるへの愛しさとか。
気持ちがぐちゃぐちゃになってたまらなかった。
早くそうるに会いたくてたまらなかった。



今朝。いつものようにそうるがワンコールをくれる。
あたしは玄関を飛び出す。
今日は天気が悪くなりそうだからってそうるは車。
でもちゃんと車から出てあたしを迎えてくれる。
あたしはそうるに向かって駆けていく。
何も考えられなくて。ただ体がそう望むままに。
抱きついた。抱き締めた。

「・・・どしたん?」耳元でそうるの声がする。
あたしはフルフルと首を横に振る。
どうもしてない。なんでもない。でも。でも。
あたしはこうしたくてたまらなかったの。
黙ったままあたしはそうるの胸に頭を埋める。
じんわりと涙が浮かんでくる。
そんなあたしにそうるは気づいたみたいで。
「・・・寂しかったんか。」ってちょっと笑って。
あたしのことをぎゅって抱き締めてくれた。


ねぇそうる。あたしは寂しかっただけじゃないけど。
あんたがそう思ってくれたことが嬉しかった。
あんたの変わらないあたしへの優しさが嬉しかった。
そうやね。あたし寂しかったんかもね。
最近2人きりになれることなかったもんね。
あんたはみんなのキャプテンで。
あたしはいつだってひっつきたいのを我慢してたから。

そんなあたしの気持ちに気づいてたんやね。
今日はいつもよりいっぱい抱き締めてくれた。
いつもよりいっぱいキスをくれた。
いつもよりいっぱい愛してくれた。

あぁ。ここだ。あたしの居場所。
そうるの匂い。あたしを癒してくれる。
そうるの体温。あたしを溶かしてくれる。
そうるの存在。あたしをこんなにも満たしてくれる。

そうる。ごめん。ごめんね。
あんたを信じきれないあたしでごめん。
愛してるのに。誰よりも好きなのに。
すぐに疑ってしまうあたしでごめん。
こんなにも怖がりで泣き虫なあたしなのに。
いっぱい愛してくれてありがとう。



明日も練習だから遅くまで出歩くのはやめて。
今夜そうるはあたしの部屋にお泊り。
「今夜は帰さないよ☆」って冗談で言ったあたしに、
「うん、今夜は帰らない☆」って笑顔で答えたそうる。
あたしはまたまた一撃ノックアウト(笑)。
1日中一緒にいられるなんて。あぁ・・・幸せ(照)。

さっき一緒にご飯を食べた。あたしの手作りパスタ。
そうるは喜んでくれた。嬉しかった。
そして今そうるはお風呂。
下宿生のお風呂は狭いから一緒に入れない。残念。
あたしはカラスの行水だけどそうるは長風呂(苦笑)。
やっぱりあたしとそうるは違う。だからおもしろい。


ねぇそうる。今夜はどんな話をする?
あんたが夜に弱いことは知ってるけど。
明日の練習に影響せんように早く寝るべきなんやけど。
ちょっとぐらい遅くまで起きていようよ。
別に絶対話したいことがあるわけじゃないけど。
ほんまは並んで眠れるだけで十分幸せなんやけど。
今夜はなんかあんたとずっと話していたい気分。

でも。そんなこと言ってても。
あんたは結局あたしをかわいがるのに夢中で。
終わったらあっと言う間に寝てる気がする・・・(照)。
・・・それもそれで幸せなんやけどね(爆)。





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