今日はとっても涼しくていい気候で。 練習にはもってこいの日でした。 いつも通り集まったみんなもテンション高くて、 練習しててもすごい楽しかったです☆
そうるはというと。 今日は機嫌がよかったみたいで。 あたしに接する時もわりと当たりが優しくて。 あたしとしてもなんだか幸せだった。
でも。でも。練習の後半。 あたしはしっかり傷ついてしまった。 こんなのいつものことじゃないか。 もう十分分かっていることなのに。 いつまでたっても免疫は出来ないまま。
そうるは練習中はあんまりあたしと話さない。 誉めることもアドバイスすることもあんまりない。 あたしとしてはそれが辛い。 チームプレーにおいてあたしはそうるに、 必要とされていないような気がしてしまう。
もしそうるに伝えたとしたら。 きっとそうるは言う気がする。 「被害妄想やろ。そういうとこ重いねん。」って。
そうるの言いたいことは分かる。 あたしたちの関係をチームに持ち込まない。 それはチームのためには当然のこと。 キャプテンであるそうるはチームにおいて、 考えなきゃいけないこともやらなきゃいけないことも、 きっといっぱいいっぱいあるから。 あたしのことだけ考えてていいはずない。 そうるは間違ってない。あたしがいけない。
でもそう考え始めると、 あたしは怖くて結局何も言えなくなる。 そうるの重荷になりたくないから。 思ってることの半分も言えなくなる。 何を伝えたらいいのか、何を伝えたらいけないのか、 いろいろ考えすぎてどうにも動けなくなる。
ねぇそうる。あたしはどうして。 こんなにもあんたのことを求めてしまうやろう。 あたしの愛しい人はあんただけじゃない。 支えてくれる最高の友達がいっぱいいる。 みんな大切。みんな大好き。心からそう思ってる。
でも。ほんまにほんまに辛い時とか。 ほんまにほんまに支えてほしい時とか。 あたしが求めてるのはあんたの言葉やねん。 ポンって何気なくあたしの肩を叩くあんたの手やねん。
優しい友達がかけてくれる言葉に救われてるけど。 あぁ大事な存在やなって心から感じてるけど。 それでもあんたが一言励ましてくれたら。 いつもの調子で「大丈夫やって」って言ってくれたら。 あたしはいつも心のどこかでそう思ってるねん。 それが何よりあたしを救ってくれることを知ってるから。
ねぇそうる。どうしようね。 自分以外の誰かの存在でこんなにも揺すられること、 あたしは今までなかったような気がする。 この思いはきっとあたしの最大の強み。 でも時に何よりの急所になるんやろうと思う。
支えられることや必要とされることで、 きっとあたしは最高の強さを手に入れられる。 でももしその逆やったら。 あたしはきっと傷ついてボロボロになってしまう。 あたしにとってあんたは、それだけの影響力を持ってるんよ。
ねぇそうる。覚えてる? あたしが好きなある歌の歌詞。 前にあんたに話したことがあったやん。
呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ こんなにも醜いあたしを こんなにも証明するだけ でも必要として あなたが触れないあたしなら ないのと同じだから
この曲を初めて聞いた時。 あたしの気持ちをすごい表してると思ってん。
あんたのことを思って、あんたに思われたくて、 あたしはあんたにいっぱい呼びかける。 でもあたしの呼びかけは時にあんたには重くて、 その事実があたしには悲しみになってしまう。 結局あたしはあたしの都合だけで自分勝手に あんたのことを求めてしまってる。 そんな醜い自分に気づいてしまう。 そしてきっとあんたにも気づかれてしまう。 でも。でも必要とされていたいんよ。 だって。だってあんたに認められないあたしなら。 あんたと一緒にいられないあたしなら。 何の意味もないんやもん。
あぁ。なんて。なんて。 なんて切ない。なんて苦しい。
ねぇそうる。愛するコトって痛いね。 あんたのことを思ってこんなにも胸が痛い。 ほんまは愛がなんだか知らへんけど。 えらそうなことなんて何も言えへんけど。 あんたを思うと笑顔になるねん。 あんたを思うと涙が零れるねん。 きっとこの感情が愛なんちゃうかな。
誰かの存在でいつも心に刺激を与えられる。 その刺激はいつだって痛みになる。 幸せな甘い痛みであたしは笑顔になる。 苦しくて突き刺すような痛みであたしは涙を零す。 全部あんたを愛してるから生まれてくる痛み。 だから全部なんだか愛しく思えてくる痛み。
ねぇそうる。あんたもこんな痛みを感じてる? |