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■ ナイトホスピタル
濱マイク、だれだれでのころからひそかに楽しみだった「ナイトホスピタル」 ずばり、水商売の生活サイクルのお医者さんのお話。
病理医・森沢麻紀は、院内感染の原因をつきとめてしまったことで、系列のナイトホスピタル(夜間外来専門病院)に飛ばされてしまう。病理医としては優秀でも、臨床医としてはまだ新米の真紀は足手まといになるだけ・・・・
・・・と、いうもんですから。
実際には存在しない「夜間外来専門病院」が舞台なんで、とにかく、ナイスで時勢にあったアイディアをどう生かすかがたのしみですよ。
だけどさあ・・・ アイディアは買うけど、フィクションの病院だからこそ設定はきちんとつくんなはれ、と。役者の演技に甘えてないで。
日テレが馬鹿にしてるコミックの世界だって、ウソをやるには、そこはしっかり作りこんでるよるYo。某外科医のヴァルハラしかり、原作の「サイコドクター」しかり。
病理医師が専門外の内科医をやらされ、しかも人がいないんで小児科を診療せざる・・・そういう今の夜間救急の弊害が金儲けになると思ってのナイトホスピタルだとしたら、肝心な本家がこれじゃ本末転倒だぞと。
病理医師をわざわざ臨床に派遣する余裕のある医大なんて存在しないし、たとえ飛ばしたくっても、医大の現状考えたら、できんがな。
病理医って、病院倒産、医者余りの世の中で、病理医のみが需要が供給を上回っている、不況知らず引く手あまたの職種なわけで・・・ 病理医派遣してくれないと、おたくの医大とは手を切るよっていう病院もあるわけやし・・・・
たとえ、左遷でも、「病院に就職」というとことは、医大からの給料はでないから、アルバイトで生計を立てざるを得ない研究室詰めにとって、勤務医というのは定収を確保されたまさにパラダイス! それがたとえ左遷でも・・・
ても、駆け出しの研修医だったらありきたりで、青さが鼻につくだろうところを、 畑違いの病理医をしかもベテランをもってきたところに、企 画 の 勝 利!
患者に注射を打つときのへっぴり腰がまた可愛かった。 それそれ、そのへっぴり腰! 看護士の坂本が「僕がやりましょうか?」って言った時の二人のホッとした顔 それそれ、その顔! いゃあ、リアルだわ・・・
しかし・・・ 一 話 完 結 じ ゃ な い ん だ ね
何となく優しそうな役の野村宏伸。 でも彼があれだけっていうのもちょっと変なんで、この先、何かありそう(笑
2002年10月15日(火)
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