2004年02月17日(火) |
いったい誰がそんなことを言ったのだろう? |
掲示板にも書いたのですが
ヘルニアに対する不安をあおる医師 それを盲目的に信じている患者
多すぎる(−。−)
『The Back Lettre』より
:::::::MRIからは、将来の腰痛を予測できない::::::: ― 患者50例での最新研究より ―
この研究の椎間板ヘルニアの関するデータは、そのことを証明する良い例である。この研究の被験者で、1989年の撮影で無症候性の椎間板ヘルニアを有していた者の71%に、その後、腰部や下肢の症状が現れた。
これは、いくつかの点で非常に興味深い。しかしながら、これらのデータの基づいて、正確な予測を患者に告げるのは不可能であろう。
2例の患者は、完全に無症候性の状態を維持していた。1例は、持続期間が2日足らずの腰痛を有した。1例に1週間の腰痛、2例に2週間の腰痛、1例に6週間の腰痛があった。
これらの障害のいずれも、1989年の研究におけ椎間板ヘルニアを関係があったという保障はない。ではなぜ、このように不十分な相関関係を根拠にして、患者を心配させたりするのだろうか?
どのような種類のものでも暗い予測を患者に告げることは、しばしば何年間にも及ぶ不安を与えるという否定的な面を持っている。
慢性腰痛の治療に携わる者は、患者から「私は、L4−5の椎間板が駄目になっているんです。これ以外にも、もうじき駄目になりそうな椎間板レベルが2つあるんです」というような話を頻繁に耳にする。
いったい誰がそんなことを言ったのだろう?
::::::::::::::::::: これを読んで 「ヘルニアはやっぱり痛みと関係があるのだ」 と読み取る人もいるのでしょうね(←。←)
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