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議場謝罪はパフォーマンス?

2006年03月03日(金)

「送金指示」メール問題で2回目の謝罪会見をした永田氏は、その後、衆院本会議に出席した際、自民党の武部勤幹事長に直接謝罪しました。
そのことを、今日のワイドショーなどで、取り上げて
「アポも取らずに、失礼で、非常識だ」と、多くのコメンテーターやキャスターが批判していました。
また、自民党役員連絡会で「カメラを意識したパフォーマンスだ」と批判の声が出て、武部氏自身も、謝罪に来た永田氏に「こういう場で少し礼節を欠くのではないか」と指摘したことを紹介した上で「こういうことが国会の品位と権威にかかわる問題だ」と強調したそうです。

そういうものなのでしょうか?
永田氏は、議場の謝罪だけで済むと思っていたわけではないでしょうし、これからアポを取って、直接きちんと謝罪するつもりでしょう。
現にこの時武部幹事長に「言葉で済むことではないと思うが、近いうちに正式に謝罪する時間をいただきたい。」と言っているのです。
でも、その前に直接謝罪をしなければならない人が同じ議場にいるのですから、「ご二男にも直接おわびしたいので仲介を」なんて、お願いをしたのは、ちょっと虫が良すぎるかなって思いますが、一言だけでもお詫びを言いたいと思う方が、人間の感情として自然なような気がします。
それが「国会の品位や権威にかかわる問題」なんでしょうか。

そのあと、鳩山幹事長も小泉首相に直接謝罪していました。
当初素知らぬ顔をしていた前原代表も、鳩山幹事長に促されて、小泉首相に挨拶に行っていました。
私は、素知らぬ顔をしていた前原代表の方が奇異に感じたのですが、どうやら、議場ではそういう私事ごとを持ち込んではいけないみたいです。



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roko [MAIL]

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