ディリー?闇鍋アラカルト
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寝ながらラジオを聞いていたら、勉強をどうしてやれば良いか分からない、勉強を好きになれない、勉強しなかった事を後悔している子供が小学校〜高校と学年が上がるにつれて増え続けているという事で、学習の仕方を指導するなどの対策を講じるとか・・・・ これは今に始まった事では無いように思えるし、対策そのものもポイントがずれているようにも思える。 大きな問題点は幾つかある。まず、 ・学校教科の内容が人間が必要でないものが多過ぎるのだ。 ・教える人間の知識・技術不足も大きい。 ・教えられる子を持つ親たちが既に勉強にアレルギー状態であり、学校や塾に任せたがっている。 子供が勉強が出来ないという問題は、主としてその子を取り巻く環境(育てる大人の行動や考え方のパターン)の問題であり、子供の努力が足りないからだとは考えないほうが良い。 今勉強をしなかった為に後悔している方がいたら、自分を責めないようにと申し上げたい。あなたは学ぶ楽しさに触れる機会が少なかったのだろうと、それを体現する人・組織に出会わなかったのだろうと、だから、勉強しようとしても出来なかった事は本人の理解を超えている力が働いていた事を理解しようと。 「勉強しろ」と言われて勉強したくなる人は、滅多に居ない。子供に勉強させたいおとなが居たら、どのようにしたら子供が勉強したくなるのかを考えてみなくてはならない。 勉強しなかった事を後悔している方には、自分を責めないようにと申し上げる他に、もう一言、子供に「勉強しろ」とは言わないようにと申し上げたい。 勉強する事の意味から問い直す必要があるのだから・・・・・
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