ディリー?闇鍋アラカルト
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2002年09月16日(月) |
おとなは信用できない!!! |
1970年「おとなは信用できない!」と口にする若者たちがいた。 1980年代尾崎豊はおとなたちに反抗する若者の象徴だった。 80年代後半になって尾崎豊はおとなになり覚醒剤所持でつかまり、苦悩していたように見えた。そして1992年尾崎は突然死を遂げる。
どんな若者もおとなになり、早死にしない限りは老人にもなる。若者の代表として、おとなたちに反抗していたような人物でさえも例外ではない。 70年代に「おとなは信用できない!」と叫んだ若者たちはおとなと成り、過去に叫んだ自分の言葉をどのように思っているのだろうか? 尾崎の苦悩もおとなになったが故(ゆえ)のように感じられる。 おとなたちのしうちに、苦しめられる事があっても、全ての大人の存在が悪であるかのように思ってしまえば、自分がおとなになった時に苦しむ事になる。
僕は昆虫の先輩たちに優しいおとなを見、高校時代に老荘を知った。身の回りのおとなたちに理想の先輩像を見る事は殆ど無かったけど(比較の対象は老子・荘子やニーチェ・・・)、そして、人類の未来に希望も持っていなかったけど、おとな全体に対して絶望はしていなかった。希望を持てないおとなが多いなら、自分がそうならないようにしよう! さて、もうおとなになった僕はそうなっているのかな?
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