+eureka+子育て日記
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*mari*



 プレ発表会の練習+過干渉な親

以前も書いた幼稚園プレの親子分離。2ヶ月くらい前から始まっているんだけど、来週の発表会を前にして親と子はそれぞれ準備をしているわけ。子供はお遊戯、親は自由なんだけど、私たち金曜クラスはすでにアンパンマンの人形劇をやることに決まっている。

ナレーションや声のキャストは先週あみだくじで。それ以外の担当(人形操作など)は今日、なーんとなく決まったの。私は「背景係」。背景の紙を転換する係ね。ま、何の担当になるにしても娘から見たら「ママたちが紙芝居をやってくれた」になるわけだからね。喜んでくれるはず。多分。

そろそろプレの終わる時間になって…娘がママたちのいる隣のクラスを覗きに来た。「あ、もう終わって解散してるの?」と思って廊下に出ると。は? みんなまだクラスに入ってるじゃない。「何してるのよ。中に入って」
ほかのママたちもみんなぞろぞろと子供のそばに行って一緒に「お帰りのご挨拶♪」の時間になった。ふと見ると…あれ? また娘がいない。
トイレを見に行こうと外に出ると…あー。廊下に出て園庭で遊ぶ子供を見てるよー。

けっこう大人の言うことを聞く子供だと思っていたんだけどね、自分の娘を。やっぱりこういうところにも飽きっぽい性格が出てくるようになってきている。
「ねぇ、先生の言うことを聞かない子になっちゃったの? ならもう幼稚園に入ってもいい子ではいられないってことだよね?」
「ちょっと見てただけだから大丈夫。ママも中入ろうよ」

帰りにひとりずつ先生と握手したり抱きあったりして挨拶するのだけど、そのとき先生はこう言った。「あれ? いつの間にお帰りの用意したのぉ? 用意するの早いねぇ。来週は発表会だね。先生楽しみにしてるからね〜」

多分お帰りの用意をひとりだけ拒否してたんだろうなぁ。
「(自分は)大丈夫だから。ちゃんとわかってるから…」
なんて言いながら大人の言うことをすぐには聞かなくなっている娘。その変化を先生はちゃんとわかっている様子。私も一応謝ったけれど…先生の反応は「この時期にはよくあることですから」だった。(と私は理解した)

大人の反応や顔色に敏感になってきているのは確か。
大人から褒められるのは嬉しいけど、大袈裟に褒める大人(特に身内)には腹が立つ。自分が何かトライし甲斐のあるもの(要するに困難なもの)に立ち向かっているときに大人に見ていられるのがイヤ。
それからちょっと転んだり、お友達とケンカしたりしたとき。私が反応を見ていると、「だいじょぶだいじょぶ。強いから」と言ってみたり。

こうやって書いてみると改めてはっきりするけれど…
娘は今、過保護過干渉から逃れたい時期第一弾なよう。
自分のやりたいことに口を出されたくないし、求めてもいないのにいろいろ評価されるのは不本意というわけ。成長の証しと言えばそうなんだろうけどね。なんだかちょっと…寂しいなぁ。
子供が逃げれば逃げるほど親は追いかけたくなるっていうのは本当だね。まさか娘が3歳でそれを実感するとは。
ちょっと前まではまるっきり反対を想像していたけど…私、将来相当ウザイ母親になるだろうなぁ。

2004年02月20日(金)
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