+eureka+子育て日記
+eureka+子育て日記
*mari*



 マイナーチェンジを理解する娘。嬉しい…

体操の日だけれど、今日はお休みする。七五三の着物二人分を着付けとヘアをお願いする美容室に前もって持っていかなくてはならないため。
荷物一式はダンナの出勤時に車に積み、昼前に私らも新宿へ。
娘は今日、着物を着られると思っていたらしく、預けるだけと知るとモロにがっかり顔を。写真の前撮りを終えてからも「明日七五三?」と毎日聞いてくるようになってるし、俄然盛り上がってきているらしい。
実は先週末、お参りに行く神社に下見に行っている。午後遅い時間だったけど、当然七五三の子供はたくさんいて…多分そこで自分も着たい!と思ったんだろうなぁ。

帰りに新宿西口にデパートに寄る。先週別のデパートで品切れだったボビーブラウンのリップを買うため。品番を言うと「お付けしましょうか?」と聞かれる。買うと決まっているけれど、そうしてもらう。
ああ、カウンターでメイクしてもらうのって何年ぶりだろう… もしかして大学入学時以来? ファンデの色を試すくらいはあってもメイクは全然やってもらってないもんな。

学生時代に某化粧品メーカーの立ち上げ時にバイトをやりかけたことがある。いわゆる美容部員として派遣されるってやつなんだけど、その研修のときに来ていた当時(今も)けっこう有名なメイクアップアーティストに言われたこと。「あなたの色使いと方法はなかなか面白い。今度自分がメイクしているA.L.(超有名女性歌手)の楽屋にでも遊びに来なさいよ」
私は行かなかった。そのアーティストが男性だったので、はぁ?ナンパかよ?と思ったからなんだけど…他のバイト希望者のいる前でだったし、今考えると単に私の思い上がりだったのかも。あのとき行ってたら人生が変わっていたかもなぁ。
バイトの方も結局学生では時間が合わずにできなかった。それくらい事前にわかれよ担当者!という感じだけど、研修は楽しい経験だった。今でこそモード系という分け方があるけれど、当時日本人でそんなメイクをしている人はほとんどいなくて「変わり者」扱いされていた自分が認められたような気がしたから。なにせフューシャピンクの口紅全盛の時代だったもんね…

そんなことを考えつつ美容部員さんたちを観察。男性だとアジアのおかまちゃん的な人もいる印象だったけど、今はわりと普通。私にメイクしてくれたのは女性だけど、その人も飛びぬけてモード系って感じじゃない。
美容部員といえば、ほかのメーカーのカウンターで最近思ってたんだけど、ちょっと見ているだけで「これはシミもカバーします。くまも目立ちません。お顔のくすみに目が行きません」とか、まるで私がシミとくまとくすみだらけと言いたいのかって思わせる美容部員さんが多いのよね。そういうトークをすると目の前の化粧品にすがって買う客が多いのかねぇ。でも私は天の邪鬼だからそういうこと言われるとすぐ思ってしまう。「おまえからは買いたくないよ」
その点ここは違う。ボビーブラウンのやり方なのか、この人のやり方なのかは不明だけど、「だいぶお手入れされてるんじゃないですか?色のチョイスもよろしいですね」と。
そして私は買った。買うつもりのなかったフェイスパウダーと眉毛マスカラも買った。

帰りの電車で娘がくるりと振り返って私を観察して言う。
「ママきれー。七五三のときもそうしたらいいんじゃない?」
ああ。ふだんは衝動買いは絶対しない私だけど、今日の買い物全部で今使っている100円ショップのアイカラーが100個近く買えるけど…
き、気持ちいいぞ!(自分に強く言う)

2003年11月05日(水)
最新 リスト +HOME+ +BBS+ ヤプ!


My追加