ミドルエイジのビジネスマン
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| 2008年08月31日(日) |
ヘラヘラ聞いていてもよく判っているんだ |
中学時代の友人が、東京で研修があるというので、雨の木曜日に会った。喧騒の居酒屋より互いの話がよく聞こえる静かなところを希望してきた。かつては界隈で一番高かったビルのラウンジでビールのジョッキを傾けた。遠くの東京タワーが雨に煙っている。
友人は今年に入って長年勤めた会社のグループ会社に転籍した。業界の資格を幾つも持っているので、食べるには困らないが、更に高度な試験を受けたいと思っている。
今の会社に移った経緯や会社の他の人の処遇などを聞いた。プライベートでも、学生時代からお世話になっている先生が事故で亡くなったり、なかなか辛いことも多いが、移った会社でのビジネスの展開に専心しているとのことだ。
この年齢になると、良いことも悪いことも一緒くたに押し寄せて来たりする。友よ、ヘラヘラ聞いていてもよく解っているんだ。
土曜日、センチメンタルジャーニー(と言うほど遠くはない)で、以前住んでいた家の様子を見に行った。いつまでたっても売りに出されないので、どうなったのかなと思っていた。
近くまで行くと、オープンハウスの看板が見えた。わが家のことだ。着いてみると、リフォームされてすっかり綺麗になっていた。中も案内してもらった。お風呂やシステムキッチンは交換されてとても住み心地よさそうなので、一瞬、売るんじゃなかったと思った。
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