ミドルエイジのビジネスマン
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2008年02月15日(金) 冬になればモツ焼き屋に(2)

やっと順番が廻って来てカウンターに就くことができた。まずは、「梅割り」から。いつかテレビでやっていたが、焼酎を梅エキス(?)で割る飲み方は東京でも下町の一部にしかないそうだ。「梅割り、甘くして」などと注文して梅エキスを沢山入れてもらう客もいるので、なぜ、酸っぱいはずの梅エキスで甘くなるのか不思議だ。もしかしたら、梅酒色のシロップではなかろうか。

コップから溢れるように注いでくれるのがお約束だ。溢れてガラスの皿に溜まった焼酎をコップに戻すと、飲んで減ってしまった焼酎の惜しさも、また増えたという密やかな嬉しさとなってこみ上げてくる寸法だ。

そうして定番の煮込みを注文する。常連の通は、「煮込み黒いの」とか「白いの」と注文をつけている。中身の部位によって色が違うので、好みがあるらしい。あとはガツ生(なま)やレバ生などすぐ出てくるものを頼む。今回はレバナマを頼まなかったので今でも店がレバーを生で出しているかどうかは分からない。

続いて「ハツ塩」と「アブラタレ」。味は塩、タレ、ミソの3種類。このうちミソは煮込みの汁にさっと通して出すので要は煮込みの味だ。「アブラ」は本当に脂肪なので、おじさんの健康には良くないのかもしれないが、これがまた旨い。「アブラ、良く焼きのタレ」は最高だ。



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