胃カメラが。
まず、胃カメラを受けることになった理由だが、ここ数週間ほど胃の調子が悪かったからである。風邪かと思っていたのだが、なかなか治りが悪かったため、思い切って胃カメラを受けることにした。正確には、「じゃー胃カメラいってみますか」と医者から言われたからである。いってみますかって。受けたくなかったのに。
前日はおろか前々日ぐらいから「胃カメラつらい、胃カメラ苦しい」と職場の先輩方々から脅されつつ当日を迎えたわけだが(心優しい先輩たちに囲まれていることに感謝したい)、結論としては、「やっぱり苦しかった」。本当の結論は、「いや、体に異常は見られませんでした」なのだが、それ以上に「やっぱり苦しかった」という結論を個人的には推したい。あ、異常はなかったです。良かった。ちょっと胸焼けとか胃痛になりやすい体質だけだそうです。
さて、胃カメラなのだが、初体験であり予備知識も仕入れず望んだのだが、だからいっそう不安が増幅したのだが、これから胃カメラ初体験☆な方も安心な、胃カメラ式次第とちょっとしたワンポイントアドバイスを皆さんにご披露したいと思う。お役に立てれば幸いである。
1.咽頭部分麻酔のため、麻酔液を口に含み2分間置く。 →あまり喉の奥に液を溜めると飲み込んでしまい、呼吸がしづらくなるので注意が必要である(実体験済み)
2.喉の感覚がなくなったところで、胃の動きを止める注射を打つ。 →痛いので注意が必要だ。
3.横になる。 →看護婦さんに「大丈夫だよ〜すぐ終わるからね〜」と優しい言葉を掛けられるたびに不安感が増幅するので、それに負けない強い気持ちを持つことが肝要である。いっそのこと耳栓でもしていた方がいいのかもしれない。
4.マウスピース?を咥える。 →喉に胃カメラを通すためのプラスチックのマウスピースを咥える。ここで不安感は最高潮に達する。嫌だ嫌だ帰りたいです私。
5.胃カメラを突っ込まれ、体の中であんなことやこんなことをされる。 →もはや何も言うまい。されるがままである。誤解を招く表現であったらお詫び申し上げる。実は食道で引っかかって少しパニくった。しかし医者と看護婦は容赦なかった。プロだと思った。
6.胃カメラでさらにぐりぐりやられる。 →空気を入れられたり水を入れられたり、胃液を取られたり、挙句の果てには十二指腸なんかも見られてしまった。こんなにまでされて、お嫁にいけるのだろうか。一抹の不安がよぎる。やはり誤解を招く表現であったら重ねてお詫び申し上げたい。
7.終了。胃カメラを抜き取られる。 →やっと終わりである。あーやれやれ、この苦しみからやっと解放される。と油断していると、最後に食道を通過する際に大変なことになるので、最後まで気を引き締めて取り掛かるべきだと思う。家に帰るまでが遠足。
8.「はい終わりましたよー良かったねー大丈夫ですかー」と看護婦さんから優しい言葉をかけられる。 →大丈夫なわけがない。はっきり言ってトラウマだ。
以上、これから胃カメラを受ける胃カメラ初心者の方のお役に立てればこれ幸いである。個人的には、胃カメラは局部麻酔より全身麻酔でやってもらったほうが(精神的に)楽だと思う。
まったくもって別件なのだが、帰りにジャスコに寄ったら背中に
とでかでかと書かれたTシャツを着たお兄ちゃんが居た。 流行っているのだろうか。
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