written by 田村 MAILHOME
#映画尽くめ。
2006年03月12日(日)

今日は一日イン・ザ・ルームでありました。いわゆるインドアであり平たく言うと引き篭もっていた。
金曜には会社のN野氏が「僕なんか週末予定ないですよ、週末ニートですよ」と発言したことに対して「そんな週末ニートなんてどこか出かけなさいよハハハこやつめ!」などと言っていた手前、無理にでも出かけなくてはならなかったのかもしれないが、ほら天気も悪いし明日は仕事だしちこ様は太るしさ!Gyaoで映画チャンネルを探っていた。
よくよく考えるとニート≠引き篭もりなのだが、ニュアンスは何となく伝わるので細かい点にこだわるのは止めておこうと思う。N野氏はまた「会社以外ではヴァーチャルリアリティの世界に生きてますから」と言っていたが、それもまた言い出すと映画だってゲームだって、もしかしたら恋愛だって人生だって何らかのヴァーチャルリアリティなのかもしれないなあ等と詮無きことを考え出してしまい、切りがないので止めた。あまり会話の内容を書いていると月曜にN野氏から何か言われそうなのでこの辺で止めておこうと思うが、あらかた内容を書いてしまった。


さて、本日はGyaoで「ブルドッグ」と「ロードレージ」を観た。
以下、ネタバレを交えつつ紹介したいと思う。

ブルドッグ」は麻薬捜査官が麻薬組織のボスを逮捕するものの、組織の勢力争いに巻き込まれて捜査官の妻が殺害され、捜査官は復讐のため謎の新興組織「ディアブロ」に乗り込むという内容。主演は「ワイルドスピード」や「トリプルエックス」などに出演したヴィン・ディーゼル。
話としてはよくありそうなアクション物で、展開としてもどこか秀でている物があるわけでもなく、むしろ何でディアブロはこんな回りくどいことをするのかなど、首をひねってしまう場面もある。
しかしこの映画で注目したいのは、ヴィン・ディーゼル演じる麻薬捜査官ショーンの、亡き妻への想いが随所に表現されているところだろう。作品中盤の麻薬売人との銃撃戦後、血まみれのショーンが薬指の指輪にこびりついた血を何度も何度も拭い取ろうとしているシーンは印象的だったし、エンディングも妻の墓を前に「お前がいなくてちょっと寂しいよ」と呟くショーンを、警察の相棒が迎えるものであるし、作品全体に重めの空気が常に漂っている。その辺りの雰囲気が嫌いじゃなければ、結構楽しめるんじゃないだろうか。

一方の「ロードレージ」は、スピルバーグの「激突!」をまんま地で行くような作品で、カップルが謎の車に追い掛け回されるというもの。なのだが、これがどういうわけか一番盛り上がりそうな作品後半の出だしのところで見れなくなってしまった。もう一度観るにも、どうもこのGyaoのシステム、早送りが出来ないようで、最初から観るのも億劫だし、メインディッシュが出てきたところでお預けを食らってしまった状態である。誰かどうにかしてくれませんか。


あとは今更ながらグランツーリスモ4やってました。プジョー106とかオペルスピードスターとかやっぱり良いなあ!本当に引き篭もりでした。




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