ヤマダの日記
ヤマダ



 続スネシリ〜。

スネシリの続きをいきなりイキマス〜。っつーか、今日日記のネタになるような事はなかったデ〜ス。(そうそう人生面白い事ばかりではないでしょう。)強いて言えばネズミ帝国に遊びにいこうツアー発動中ですわ。いや、実はあたしはネズミ帝国にはもう10年もいっていなくて。(珍しいでしょ)何か行く機会を逃し続けてしまったんですよねぇ。あっはっは。と言う訳で10月を目安にゼミサボっていって来ます。いえ、本当はゼミでなくても良いはずなんだけどな〜。あたし。(一応今後が有るからかしらねぇ)一応欠席理由は法事で。(うっわ〜〜〜!!!嘘大爆発じゃん)

ではでは。




(続き)

スネイプはそっとシリウスに近付いた。薬の方はあとは煮込むだけになっているために、さほど離れていても支障がない。ようやくその程度まで落ち着いたのである。これからじっくりと気化させて壷に残った結晶を取り出すだけであった。

そっと。

音もたてずに忍び寄ったがシリウスが気付く気配がない。多分眠ってしまっているのだろう。時折小さく寝息が聞こえる。
仰向けになっているシリウスを見おろして、その鎖骨に視線を止める。

『今日、戻ったらきっと・・・・・』


先々にあり得ることを予想して行為を始める。
眠ってしまっているシリウスがその途中で目覚めないようにと、懐から小瓶を取り出して栓をあけ、そのままシリウスの鼻先に持っていった。

「う・・・・・んん」

シリウスが異臭に覚醒しようとしたが、速効性の効果がそのまま彼を眠りへと誘っていくのが分かった。大丈夫。この薬は有効だ。
薬の利き目は約30分。その間にこの悪戯を成立させなければならない。
スネイプは今まで感じた事が無いような躍動感に覆われた。それは未知なる経験であり、未知なる感覚であり。なんとも言い尽くせない気分になった。

そうして、

シャツの釦をていねいに一つづつ外していく。露にされた白い肌が汗ばんで少し桃色を帯びているのがとても不思議で・・・。
そののど笛に喰らい付くように唇を寄せた。
紅く、紅く。
消えないような痕を体中に残すために。
そして、この体中にたまる感情を吐き出すために。













「ただいま。リーマス!」
「ああ、おつかれさまだったね。紅茶でも入れるからそこに座って?」
とリーマスが踵を返そうとした瞬間。
「!!!!!シリウス!なに!?その痕!!」
「え?」
ローブを脱いでいたシリウスにリーマスが悲鳴をあげた。
ただならぬ気配を感じてあわててシリウスは洗面所に駆け込んだ。
何が起こったのかは分からない。しかしリーマスの驚きようは普通ではない。これはなにか自分にあったに違いない。


そうして鏡を見遣ると一面の紅い痕が視界に飛び込んで来た。
どこもかしこも、しるしが刻まれているようだ。
そう、まるで情交の後のように紅い痣が体中を占めている。

・・・ということは・・・。


「シリウス!!!」

リーマスがいつになく激しく追い立てて来た。必死でドアを押さえ付けながら、あのキツネ顔の笑う声が聞こえて来たような気がして頭を振るった。それと同時にリーマスの炎のような怒りが想像できて恐い。きっとリーマスは誤解している。自分でも分からない事だけど、この自分の身体を見て逆上してしまっている。
今の彼には何を言っても聞き入れてもらえないだろう事が分かってしまって、その恐さをより一層煽った。違う。恐いなんてものではない。その次元を遥かに飛び越えてしまっている。
どうにかして逃げる算段を考えなければ命が危ない。
多分捕まってしまったら今夜は離してもらえないだろう。いや、今夜だけでは無いかも知れない。明日も明後日も、もしかしたら、これからずっと外にも出してもらえなくなるかも知れない。
・・・・・リーマスの怒りはそれほどに恐ろしい。


「どういうことなの!?シリウス!!!」
「オレも分からないんだーー!ホントだって〜〜ッ!!!!」

しかし未だ逆上中のリーマスに効く言葉が有る筈もなく、その勢いは静まるばかりかさらに激しさを増していく。


『あああああ〜〜〜!!オレが何したって言うんだ〜!!』
押さえ込む扉の力に限界を感じ始めた。リーマスと対峙するまであと数秒。どうしようもない状態にただただ泣くしかない。



「あんの嫌味男〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!!」


とホグワーツに届くはずがない事を知りつつも、叫ばずにはいられないシリウスであった。










一応お終いデ〜ス。
どうでしょう?スネシリ。一応ベースはリ−シリなんですけどね!
でも、やはり描いていてたのしいの〜。凄く充実なの〜。
うふふふふふ〜〜〜(ニヤリング!)


2002年07月09日(火)
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