|
|
■■■
■■
■ ららら〜。スネシリ〜。
今日は暑かったッス〜!!ゼミで討論していたものの、暑さで(うちのゼミは少人数なのでクーラーない部屋になっちゃったんですよ!うあああ!暑!)へばりまくリです。自室は気持ちイイワァ。(はぁと)さて、暑い日ざしの中、考えていた事はスネシリですよ。あはは〜ん。・・・って、バカじゃんよ。あたし。 というわけでスネシリ話へGO!
「あ〜つ〜い〜!!!」
「暑い暑いというなぁ!!」
誰の部屋で寛いでいると思っているんだ!!と薬の調合をしながらスネイプが叫んだ。しかし暑い。どうしようもない。 その上茹だっている薬壷がその暑さを増加させている状態であった。 脱狼薬を調合する手前、どうしても必要になる部分で薬品を煮込む部分が有る。これをしないと脱狼薬としては失敗してしまうので、この暑さの中スネイプは暑さで朦朧としながら必死になって戦っていた。 もちろん愛すべき(!?)旧友のためなんかではない。魔法薬学の教授たる自分が『今日は暑いから・・・』と言って失敗作なんぞ出せるか!という分かりやすい理由のためである。 まぁ、要するに自分のプライドとの戦いと言える。
そして不幸はもうひとり。 いわずと知れたシリウス・ブラック。 彼もまたこの暑さにのたうちまわる被害者であった。と言うのも、アニマーガスによって犬になれる彼は、なかなか使えて便利だと評判の伝言板と化してしまっていた。そのせいか、今やダンフルドアを始め使われ放題である。まったく・・・。噂によるとフクロウよりも働くらしい。 まぁ、本人は『ハリーに会えるから』と全然苦にしてはいないらしいが。
『よくアズカバンの連中や、ファッジにばれないよな』とスネイプは心からそう思う。いや、本当は教えてやりたい。さっさと知らせて引っ張られていく様を高笑いしてやりたい!!!とさえ思う。そうすれば学生時代の復讐が果たされるところでは有るが、そんな事をしたら最後、あの犬の保護者たる狼人間に噛まれてしまうだろう。いや、殺されるかも知れない。しかも残忍きわまりない方法で。 『あいつなら絶対ヤる!絶対だ・・・!!』 無いような有るような分からない根拠だが自信だけはある。一瞬ゾワワと冷たい想像をして後悔するスネイプであった。そう考えると、このように目の前の無礼を黙認する他はない。
「しかし・・・」
暑い。暑い暑いアツイ。
「そんなに暑いならオレの魔法で冷やしてやろうか?」 と、ぐったりしていたシリウスが小さく呟く。
「できないのは分かっているだろうが!」
「〜〜〜〜〜〜〜でも〜〜〜!!」
スネイプの作業は外温も作用するために『涼しい中で調合しましょう!』と言う訳にはいかなかった。つくづく手の掛かる薬である。 本当に厄介な話だが、脱狼薬を作ってやる旨を宣言してしまったので、どうしようもない。しかもダンフルドアからも頼まれている以上、取り消す事だってできない。 『だから!!!前回の時に多く持っていけば良かったんだ!』 ふいにルーピンが訪れた一ヶ月前を思い出す。 折角、用意していた分だけではなくて、少し薬品に余裕が有るから作ってやろうと申し出てやったと言うのに。少し待てと言った途端、『また来るから・・・』とさっさと帰ってしまった彼。最愛の(!?)犬を置いて来たために用が済むとさっさと秒速で帰っていったのだった。 思い出しただけでも腹が立つ。そうだ、あいつのせいなのだ。
『我輩がどうしてあんな輩のために汗を流さなくてはならんのだ!』
ついに怒りが沸点に達したように、狼に対する不満が次々に流れ出して来た。もう止まらない。止められるか!!
「はぁ〜〜〜。」 目の前でハリ−待ちをしているシリウスをみながら、ふと。 悪戯を思い付いてしまった。
狼を困らせる唯一の弱点。方法。対象。
その鍵が目の前でへばっているではないか。
『〜〜〜〜〜〜。』
シリウスは動かない。瞳を閉じてそのまま寝言っているのだろうか。
『試してみるのも悪くないな。』
ふと、 スネイプは思いつきを現実にしようと動き始めた。
明日に続く!!
というわけで、長くなりそうな予感。あっはっは〜!!明日の日記に続きます〜。愉しみにしていてチョ!あ、七夕ネタのショートですが、やはり原稿優先中なので、あがってからにしますです〜。重ねてすまんです。 見捨てちゃイヤンなのです〜。るるるる〜。
2002年07月08日(月)
|
|
|